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2019年師走、新しい挑戦します。

こんにちは。

2019年も年の瀬ですね。
この1年もまた色々なことがあったから、なんだか2年分生きたような気がしています。(もっと走り回っていた人たち大勢いるはず。皆さんよく生きました!!)


最近は3ヶ月後の大学卒業に向けて、残った卒業単位の取得に必死になっています。
(※私の大学は、留学中の振替単位が年間取得単位の半分しかもらえなくて。残った半分と卒業研究に4年目に取り組まなくてなならないんです。ここで切羽詰まっているのは、自業自得ですが。。笑)


そんな2019年年末ですが、
決心したことがあります!

卒論を無事終わらせて、卒業式までの間、再びウガンダへ行きます!(卒業旅行です、大した決心ではないですね。。)


実は2020年春から一般企業へ就職をします。NPO法人コンフロントワールドの活動も、理事として続けていきます。

先3年間はウガンダ現地のパートナーNGOの職員さんたち、コミュニティ住民の方々に、まとまった時間をとって会うことが厳しくなることになります。だから、就職前にもう一度彼らに会いに行こうと思います。


会いに行って、何がしたいのか、今回はその事について書きます。
(※ここでのお話しは、団体とは切り離して、完全に私の個人的な思い入れのお話しになります)

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2018年夏に初めて彼らに出会い、
2019年夏に協働2年目の現地の変化を見て、話し、

そして2020年協働3年目の節目を迎えます。


この2年間、現地で頑張るパートナーのおかげで沢山の変化がありました。

小学校に貯水タンクを作って、衛生教育を実施しました。
一日の生活用水を汲みに行く時間を、勉強へ当てられる。水汲み道中に性暴力に襲われる危険性があった時間を、学校で安心して友達や先生と過ごせる。
そんな効果を期待に加え、「女の子の投稿数が増えた。月経の際汚れを気にして投稿していなかった子たちが、学校で水を使い洗えるようになったから。」という現地パートナーからの報告をもらいました。

⬇︎団体のスタッフブログ⬇︎

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インフラを作ることに加え、
活動地の女性たちが手作りした小物を仕入れて、日本で販売することも始めました。

若くして学校へ行けなくなった女性、大家族のママたちへの生計向上を図る側面と、

パートナー推進事業として、集落へインフラを作る費用へ充てる側面があります。


“多少小さな額でも、収入を得られるママたちの人数が増えるかもしれない”
“ものづくりに夢を抱く子どもが夢を追うきっかけになるかもしれない”


“そして日本のお客さんへ、世界で一つの品をお届けできる”
“お客さんの明日を、少しだけ更にときめかせることがしたい”

⬇︎今月開催したコラボイベント⬇︎


「支援」と少し違う角度で、ウガンダと日本へ変化をうめる事業だと思っています。

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尊敬するパートナーたちと、3年前の留学から繋がった難民と呼ばれる大切な友人たちと、出逢った大学生生活でした。尊い。

そしてこれから先に挑戦したいことがあります。


地域資源を使ったビジネス

結果として目指すことは、
地域社会で回るお金を多くして、「ここで暮らしたい」と願う人たちみんなの生活がより豊かに実現されること、です。


今コンフロントワールドで販売している製品の素材、バナナの木は、
農村部で育てられていて、身は主食で消費され、葉や茎は染色し製品になっています。

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例えば、これが買われた時に発生するお金は、

製品を作った生産者 ー 材料を売る販売者 ー 材料を栽培する農家

に流れます。

それぞれに関わる人たちは農村部に暮らしていて、各々の衣食住に関わる消費行動の大部分が農村部で行われます。
農村部で食べ物を売ったり、家を建てたり、服を作る商売をしている住民たちへお金が動きます。

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想像しづらいかもしれませんが、
このように地域内で動くお金を増やしたい、ということです。


日本やグローバル企業のビジネスでは、実はとても見えにくくなっていますが(というより気にとめる機会がなかな無いと思いますが)
例えば私が買った洋服に関して、

販売を行う販売者(会社) ー 製品を作った生産者(工場がある場所) ー 材料を売る販売者(ブローカー?) ー 材料を栽培する農家

が世界各地に散らばっているケースがあります。

このケースにおいて、一番お金が溜まる場所ってどこだと思いますか?
逆にお金が止まらず、働いても生活が困難なままになりがちな場所ってどこだと思いますか?


この構造がよくない、ということではありません。
ただわたし自身、山梨県の田舎に生まれ育ったこともありそんなことをよく考えるようになりました。


名前のよく聞く素晴らしい便利な製品やサービスと、何代も続く地元民に愛されてきた自営業のお店と、両方ともわたしの生活を豊かにしてくれます。
でもやっぱり、地域が好きで暮らし続けてきた人、暮らしにきた人が、生活が苦しくなってしまう姿は心が痛い。


いろんな理由で故郷を離れて新しい土地で生活をしたい人たちが、世界中にいます。ただただ、今この瞬間に家族や好きな人たちと幸せに生きたい、それが真理だと思う。でもなんでかそれがすごく複雑で難しい。


なんか、
人生かけてできるはず。

(⬇︎漏れバケツ理論 New economic Foundation)

https://www.slideshare.net/led4lgus/plugging-the-leaks-making-the-most-of-every-pound-that-enters-your-local-economy

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「世界の不条理に対して、何かアクションしたい。していない自分がもどかしくて情けなくて、変わりたい。」
そんな想いで、コンフロントワールドに入りました。

ここで変わる。
そう思って参画し、ウガンダへも行き、山梨へ復学した今も世界中に散らばった仲間たちと活動を続けています。


変わったかな。わたし。


以前書いた記事で、「役割分担」に関して気がついた、という話しを書きました。

⬇︎All About Africaで載せてもらった記事

ウガンダで取り組むパートナーと
日本を拠点に取り組むコンフロントワールド

そして、ウガンダの農村部とそこに暮らす人たちが好きなわたし


この先に何ができるか、は無限大です。


だから、今できる最大限、を考えました。


個人的なゆめと、やりたいことを叶えるために、

わたしが今最大限楽しんで、力を発揮できる行動は、「会いたい人に会いに行くこと」です。たぶん。
まとまった時間をつくって会いに行くことを心置きなく楽しんでできるのって、
たぶん今だと思うんです。
(春からの仕事自体も楽しみで、頑張りたいので)


ということで、会いにウガンダへ行きます。

卒論と精一杯のアルバイトで、24時間が埋まっていきます。
航空券を買うお金が足りません。

polcaをはじめました。
https://polca.jp/projects/SKyr9S2VVxb

1000円から、応援していただけたらとってもありがたいです。(素敵なアフリカ布をお礼にお届けします)

もしくは情報拡散で後押しいただけたら、とっても力になります。

どうぞよろしくお願いします。


読んでくださってありがとうございます!
やりたいこと全力でやります!

【ウガンダの田舎で、地域資源の可能性を発掘する!】突然ですが私の地元山梨で5年前までシャッターが締まり続けていた町が、最近昔ながらの飲食店や八百屋さんが復活し活気が戻っています。*大学入学から「難民とホストコミュニティの繋がりを作ること」を目標に留学や休学をしてきましたが、地元を振り返って思いました。 地域にある資源で地域経済が回ることで、『今ここに暮らしたい。』と願う人皆の生活へもっと恩恵が届く。そんな循環の元で「どこで生まれたか」「何の宗教を信じるか」なんて大きな障壁にならないんじゃないか、と。 現在NPOで、ウガンダの手作り小物販売事業をしています。この材料である「バナナの木」は、まさにそんな循環を生むポテンシャルを沢山秘めている気がするんです!その可能性を改めて言語化、実現するため、来春の入社前にもう一度ウガンダへ行く!その航空券を買わせてください。Kikegawaが貴方にぴったりのアフリカ布を選び買ってきます(サイズは最小で1m×1.5m程)を支援のおかえしとして受けpolca.jp


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