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Oldies Goodies #1_ビートルズ特集

ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪  
フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲やここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!

今回ご紹介するのは、昨年10月3日にオンエアされた「ばんばん&大幸のOLDIES GOODIES」の初回放送。
二人が青春時代リアルタイムで経験した1960年代のオールディーズ・ミュージック。現在のロック&ポップスミュージックの出発点とも言える60年代ミュージックを、音楽業界歴数十年の猛者(もさ)がいったいどんな切り口で紹介&解説していくのか?
第一回目は 1960年代のみならず、ポピュラー・ミュージック・シーンの代表とも言えるグループ、ビートルズを特集。当時の日本の音楽シーンや、その当時のお互いの状況などを軽妙なトークで織り交ぜつつ、マニアックで貴重な音源は全て長戸氏所有のアナログ・レコード盤音源で紹介するという凝りよう。何やら、音楽オタク翁(おきな)二人、楽しそうで為になる洋楽ラジオ番組が始まった。 

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Opening Music:10番街の殺人/The Ventures

ばんばん)今日から始まってしまいましたが、改めまして自己紹介。ばんばひろふみでございます。そして!

大幸)長戸大幸です。

ばんばん)まあ、この二人は何者やと思っている方もいらっしゃると思いますので、ちょっと説明をば。私はフォークシンガーでございます。それで、大幸さんは滋賀県出身ですね?

大幸)はい。私、高校まで滋賀県です。

ばんばん)長戸大幸といえば素晴らしいプロデューサーでして、名前を挙げると例えば、B‘z、BOØWY、ZARD、TUBE、T-BOLAN、WANDS、大黒摩季、倉木麻衣、他にもいっぱいですけど、それを全部育てたプロデューサーですから、本当にすごい!

大幸)いえいえ、もう。懐かしいだけですから(笑)。

ばんばん)今僕が言っておかないと自分で言うのも大変ですからね〜(笑)。ところで、僕と大幸さんは一つ大幸さんがお兄ちゃんなんですね?

大幸)はい。

ばんばん)まあ若い時はお互い関西でバンドをやっていたんですけども、その後大幸さんは東京でプロデューサーとして大成功されまして。
だけど僕と大幸さんって音楽の原点というか、聴いてきた音楽がよく似ているんですよね。で、今回この番組のコンセプトは、そういう音楽を是非皆さんに知ってほしいなと。今かかってるのは、ベンチャーズの「10番街の殺人」ですね。

大幸)高校時代に随分コピーしました。

ばんばん)僕らはやっぱりエレキギターといったら最初はベンチャーズですよね。ビートルズではなかった。で、この「10番街の殺人」から「キャラバン」が弾ければ、なんかこう一つ「上がり!」みたいなとこありましたよね(笑)。大幸さんはどれぐらい弾けていたんですか?

大幸)まず「パイプライン」から始まりました、シャンティーズの方の。

ばんばん)いいですねー。

大幸)それから「ダイヤモンドヘッド」ですかね。

ばんばん)あれは、名曲ですね。

大幸)それから「10番街の殺人」いって、まあ「キャラバン」弾けたら一流みたいな(笑)。

ばんばん)まあ、ベンチャーズができるというね(笑)。で、大幸さんはいつ頃から洋楽に興味持ったんですか?

大幸)中学からですね。

ばんばん)中学。まあ、ビートルズの初期くらいですかね……。

大幸)ビートルズが出る前ですね。いわゆる “オールディーズ”と言われている、1962~63年のヒット曲がスタートですよね。

ばんばん)今ならなんぼでも音楽を聴く機会ってありますけど、当時(1966年頃)ってなかなかそういう洋楽を聴く機会ってなかったですよね?

大幸)ラジオからだけですね。

ばんばん)あの当時にラジオもよく聴けてましたね。

大幸)滋賀県ってね、深夜になるとAM放送は東京のニッポン放送が入るんですよ。

ばんばん)あーそうか!

大幸)トランジスタ・ラジオで聴いてましたね。結局、トランジスタ・ラジオになってから音楽がパーソナルになったんですよ。トランジスタ・ラジオが入るまではリビングに大きいラジオがあって、家族で聴いてたんです(笑)。

ばんばん)ありましたねえ〜(笑)。だから、そういう意味ではトランジスタの小さいラジオになって、自分の布団の中で聴いたりできるようになった。

大幸)そう。それでパーソナルになったんで、自分の部屋で好きなものだけ勝手に聴けるようになったんですよね。

ばんばん)なるほどね。今回この番組は、そういう僕らが聴いてきた音源を色々紹介していこうと。それと、最近はデジタルが主流ですけど、僕らが聴いてきたのはアナログ・レコード盤でしたよね。

大幸)はい。塩化ビニールですね。針を変えて(笑)。

ばんばん)そうそう。この番組はそのアナログ・レコード盤で紹介していこうというのがもう一つの特徴になっています。レコード盤ってのは、A面(表面)とB面(裏面)があって、シングル盤はAB面各一曲ずつの計二曲入ってますよね。で、シングル盤と同じ7インチサイズなんだけど、四曲入っているのがEP盤。この番組では大幸さんが所蔵している、そのEP盤からの音源をかけていこうというわけですね。

大幸)はい。

ばんばん)でね、アナログってまた最近ブームじゃないですか。いいですよね。大幸さん、どう思いますか?

大幸)やっぱり、音楽だけじゃなくてジャケットも魅力的でしたしね。それに、その中に書いてあるライナーノーツで随分勉強しました。

ばんばん)確かにね。LP盤なんてジャケットが一つのアートですもんね。

大幸)はい。ただ、当時中学生ぐらいの僕にはアルバムは値段が高くて手が出なかったんですよ。

ばんばん)なるほどね。だからシングルを集めようと。

大幸)はい。1,000円を超えるとちょっと難しかった。数百円じゃないと。

ばんばん)当時の値段で500円ぐらいでしたね。

大幸)最初は、280円とか330円とか。

ばんばん)大幸さん、今ではすごいコレクターとしてシングルいっぱい持ってますよね。今日はその中から選りすぐりで聴いてもらいましょう。

大幸)はい。では、まずザ・ビートルズのデビュー盤から。

ばんばん)デビュー盤っていうと日本でのデビュー盤ですか?

大幸)「抱きしめたい」が日本盤デビューってなってますけど、僕らの記憶では「プリーズ・プリーズ・ミー」だったんですよ。

ばんばん)僕も、一番初めに買ったビートルズは「プリーズ・プリーズ・ミー」でした。

大幸)ですよね。では、ザ・ビートルズで「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いてください。

TR-1 Please Please Me / The Beatles

ばんばん)懐かしい〜。僕、このビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いて、正直衝撃を受けたんですよ。それまでちょっとクラシックやってて、クラシックのレコードを京都のレコード屋さんに買いに行った時にこの曲が流れてたんですね。で、「なんなんだこれ!?」って。で、尋ねたらビートルズっていうグループだって言われて、即買いました(笑)。

大幸)僕はね、ちょうど高校入る前、中学3年生の3月ぐらいでしたかね。で、初めて聴いた時は女性の黒人グループかと思いましたよ。

ばんばん)あ、なるほどね。ビートルズはイギリスのリバプール出身ですけども、やっぱりアメリカからの黒人の音楽をみんなすごく聴いてやってきたわけでしょ。

大幸)はい。

ばんばん)だから大幸さんが黒人のグループって思ったのが正解かもわかんないですね。

大幸)最初、モータウン(※注釈1)かなんかの新人かな?みたいな感じでした。

(※注釈1)モータウン(Motown Records)は、アメリカ、デトロイト発のレコード・レーベル。1959年ベリー・ゴーディ・ジュニアによってタムラレコードとして設立、1960年モータウン・レコード・コーポレーションとなった。ダイアナ・ロス&シュプリームス、スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ等を輩出、60年代の黒人R&B、ソウル界の中心的役割を担った。モータウンはモーター・タウンの略称。

ばんばん)あーせやけど、僕ら全くそういう音楽を知らない、聴いてなかった人間がもうハンマーで頭どつかれたぐらいショック受けたわけですから、すごいですよね。

大幸)この「プリース・プリーズ・ミー」もそうだったんですけど、次の曲はもっとすごくポップで、これが世界的に大ヒットしたきっかけの曲だと思います。

ばんばん)ですよね!いきましょうか。

大幸)ザ・ビートルズ「抱きしめたい」。

TR-2 (I want to hold your Hand)抱きしめたい / The Beatles

ばんばん)あの~この曲、僕ら簡単に聴いてましたけど、実際演奏すると出だしがすごく難しいでしょ? 3拍目ぐらいから入りますよね。

大幸)はい。

ばんばん)でね(笑)、恥ずかしい話ですけど、僕オヤジバンドをずっとやってた時期があって、うちのドラムは最後までこれがで出来なかったですね(笑) 。

大幸)9/8(拍子)取ったりしてました。

ばんばん)なんか、すごく難しかったですよね(笑)。今聴きながら思い出しましたけど。でもよく出来た曲ですよね。

大幸)そうですね(笑)。で、次にヒットするの「シー・ラヴズ・ユー」。

ばんばん)これはもう、ビートルズを世界的に押し上げた一曲でしょうね。

大幸)デビュー前からこの曲はもう自信あったらしいですよ、ポールとジョンは。

ばんばん)あー、なるほど。「Yeah Yeah Yeah♪」って、こんなん言うんやと思いました!

大幸)あー、はいはい。

ばんばん)いきますか。ザ・ビートルズ「シー・ラヴズ・ユー」。

TR-3 She Loves You / The Beatles

ばんばん)ところで、ビートルズのメンバー、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの中で大幸さんは誰派?

大幸)僕はジョン・レノンですね。

ばんばん)あー、同じですねー。なんかカッコ良かったですね。で、この人たちって何なんでしょうね。もう、神がかってたでしょ。こんなバンドなかなかいないでしょ?

大幸)まあだから、''アーティスト'' なんでしょうね。途中からバンドマンというよりアーティストというイメージがこの辺から出てきたんだと思いますね。それまではポップス歌手みたいな、いわゆるロックとバンドマンが融合した形で出てきたんですよね。それが段々アーティストになっていって。それにルックスやジャケットのデザインも良かったし。

ばんばん)そーやね。あらゆるもんが新しかったですよね。

大幸)映画が特に!

ばんばん&大幸)『ア・ハード・デイズ・ナイト』!!!(笑)(※注釈2)

(※注釈2)日本での映画の邦題は、『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(A Hard Day's Night)。1964年公開のビートルズ初主演映画。監督はリチャード・レスター。ビートルズの忙しい日常をドキュメンタリー•タッチで描いたコメディ作品。

ばんばん)何回観ました?

大幸)いや、もう何回も。ビデオも買って観ましたよ。

ばんばん)僕はあれ13回観に行ったの覚えてます(笑)。あの当時すごかったのは、スクリーンに向かって女の子が激突してましたよね。それぐらいなんかインパクトがある、まあアイドルっていうのは巷にいますけど、まさにアイドルの先駆けですよね。

大幸)映画としてもすごく斬新でした。では、その『ア・ハード・デイズ・ナイト』の中で歌われた曲「キャント・バイ・ミー・ラヴ」を。この曲は1964年3月リリースで、映画公開時(1964年7月)はすでにビルボードで1位になった後でした(※注釈3)。

(※注釈3)1964年4月4日のビルボードでホット100の1〜5位までをビートルズが独占。この時、アメリカの全シングル盤の売り上げの6割がビートルズだったという。これはビートルズ旋風とも呼ばれ、その後イギリスのバンドが続々アメリカに上陸、ブリティッシュ・インベイジョンという現象を引き起こす。

TR-4 Can‘t Buy Me Love / The Beatles

ばんばん)僕ら、当時シングル・レコードでしたからA面とB面をひっくり返して聴いてたんですけど、B面も擦り切れるぐらい聴きましたね。じゃあB面聴いてみましょうよ。

大幸)では、「プリーズ・プリーズ・ミー」のB面曲「アスク・ミー・ホワイ」。「抱きしめたい」のB面曲「ディス・ボーイ」。

ばんばん)「ディス・ボーイ」は、映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』でもオーケストラで使われてましたね。

大幸)そうそう。リンゴのシーンですね。

TR-5 Ask Me Why / The Beatles

TR-6 This Boy / The Beatles

大幸)「ディス・ボーイ」って、映画ではジョージ・マーティンのオーケストラ(※注釈4)が演奏してたんですよ。

(※注釈4)映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(A Hard Day's Night)の中でリンゴ・スターが川辺を歩くシーンで「ディス・ボーイ」のジョージ・マーティンによるオーケストラ・アレンジ版が演奏された。このヴァージョンは、「リンゴのテーマ」(Ringo's Theme)という名でアメリカのサウンドトラック盤『ア・ハード・デイズ・ナイト』 に収録。

TR-7 This Boy / George Martin Orchestra

大幸)続いて「シー・ラブズ・ユー」のB面曲「アイル・ゲット・ユー」、「キャント・バイ・ミー・ラヴ」のB面曲「ユー・キャント・ドゥー・ザット」をお聴きください。

TR-8 I’ll Get You / The Beatles

TR-9 You Can‘t Do That / The Beatles

ばんばん)では続いて、「ツイスト&シャウト」をお聴きください!(※注釈5)。

TR-10 Twist and Shout / The Beatles

(※注釈5)「ツイスト・アンド・シャウト」(Twist And Shout)は、フィル・メドレーとバート・ラッセルによって書かれた楽曲。1961年にトップノーツによってレコーディングされ、シングル盤として発売されたがヒットはせず、1962年にアイズレー・ブラザーズによってカバーされるまでチャートインすることはなかった。アイズレーの他にも、ビートルズをはじめとした多数のアーティストによってカバーされている。

大幸)お聴きいただいたのは、ビートルズのカバー・ヴァージョンなんですけど、ビートルズがオマージュしたのはコレだろうというのが、アイズレー・ブラザーズの「ツイスト&シャウト」なんです。

ばんばん)黒人のグループですね。これをビートルズが参考にしたと。アレンジも大体同じですよね。

大幸)はい。ではアイズレー・ブラザーズ(※注釈6)の「ツイスト&シャウト」を聴いてみましょう。

TR-11 Twist and Shout / The Isley Brothers

(※注釈6)アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)は、アメリカのファンク・グループ。1950年代にヴォーカル・グループとして結成され、1959年に「Shout」をヒットさせる。その後、ビートルズのカバーでも有名な「ツイスト・アンド・シャウト」をチャートに送り込んだ。アイズレーによるカバー・バージョンは、ビルボードで最高位17位、バンドで初めて上位20位以内にチャートインしたシングルとなった。

ばんばん)僕らは、ビートルズを聴いてその曲のオリジナルのグループを知ったというか……とにかくまず入口は全部ビートルズでしたよね。

大幸)はい。

ばんばん)逆に言えば、ビートルズっていうのは自分たちのオリジナルのようにカバーを演奏してましたよね。

大幸)当時まだオリジナル曲がそこまで揃っていなかったというのもあるし、大半のグループはカバー曲を中心にやっていましたしね。僕らもロックバンドというのはオリジナルではなくてカバーをやることがスタートだと思っていました。

ばんばん)そうですね。いかに曲を見つけてくるかも大事な仕事でしたね。

大幸)そうそう!

ばんばん)で、今聴いていただいたのは、ビートルズがもろ参考にしたような、全く同じようなアレンジのアイズレー・ブラザーズ・ヴァージョンでしたけど、これのもう一つ前もあるんですか?

大幸)はい。ブライアン・プール&ザ・トレメローズ(※注釈7)の「ツイスト&シャウト」。これはね、ビートルズが出る前なんですけど、インディーズで人気があったという。

ばんばん)このザ・トレメローズって「サイレンス・イズ・ゴールデン」って名曲を歌ってましたよね?

大幸)そうそう。

ばんばん)へぇ〜、このバンドが早い時期に「ツイスト&シャウト」をやってたんだ〜。

大幸)そうなんです。じゃあブライアン・プール&ザ・トレメローズの「ツイスト・アンド・シャウト」を聴いてください。

TR-12  Twist and Shout/Brian Pooles &The Tremeloes

(※注釈7)トレメローズ (The Tremeloes)は、イギリスのバンド。1960年代初頭から1970年代までブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドとして活躍。アメリカのビーチボーイズやフォーシーズンズのようなコーラスワークで有名。1963年「ツイスト&シャウト」がイギリス・チャートで4位を記録。 

大幸)もう一つ、アイズレー・ブラザーズの一年前にトップノーツ(※注釈8)っていうのが「ツイスト&シャウト」をやってるんですけど、これは元々「ラ・バンバ」を参考に作った曲だったんですよね。

ばんばん)「ラバンバ」??「バーン・バン・バンバン♪」……私の曲ですけど(笑)。(まっ、冗談はさておき)「ラ・バンバ」っていうと、ビートルズが出てくるよりも古い時代に流行った曲ですよね。

大幸)はい。もっと前。その「ラ・バンバ」を参考にして作った、トップノーツの「ツイスト&シャウト」聴いてください。

TR-13 Twist and Shout / Top Notes

(※注釈8)ザ・トップノーツ(The Top Notes) は、デトロイト出身のR&Bボーカル・デュオ。「ツイスト・アンド・シャウト(Twist And Shout)」のオリジナル・バージョンは、元々ザ・トップ・ノーツがリリースしたドゥワップで、アトランティック・レコードでの4枚目のシングル曲だった(1961年8月リリース)。ソングライティングは、バートランド・ラッセル・バーンズとフィリップ・フィル・メドレーによるもの。

大幸)では、先程話した「ラ・バンバ」と「ツイスト&シャウト」の両方歌っているジョニー・リバースの「ラ・バンバ」を聴いてみてください。

TR-14 La Bamba / Johnny Revers

ばんばん)ジョニー・リバース(※注釈9)、面白いですね。

大幸)はい。続いて1950年代に大ヒットしたリッチー・ヴァレンス(※注釈10)の「ラ・バンバ」(※注釈11)を聴いてみてください。

ばんばん)これ、オリジナルですよね?

大幸)オリジナルというか、まぁ、これが最初にヒットしたんですね。

ばんばん)なるほどね。

TR-15 La Bamba / Ritchie Valens

(※注釈9)ジョニー・リバース(Johnny Rivers)は、NY生まれルイジアンナ育ちの歌手。オリジナルよりもカバーを得意とし、60年代はチャック・ベリー他のカバーで名を馳せる。1964年にオープンした ”ウィスキー・ア・ゴーゴー” にオープン当初から出演、人気を集め、“ミスター・ゴー・ゴー”と異名をとる。ロックンロールやブルース、フォーク、カントリーなどの有名曲を彼流にカバーし人気を博した。

(※注釈10)リッチー・ヴァレンス(Ritchie Valens)はアメリカのミュージシャン。1950年代後半に大ブームを巻き起こしたロックンロール•・スターの一人。1958年デビュー、代表作は「ドナ」「ラ・バンバ」など。
1959年2月3日、ツアー後に搭乗した飛行機が悪天候により墜落、同乗していたバディ・ホリー、ビッグ・ボッパー、パイロットの3名と共に帰らぬ人となった。17歳の悲劇だった。

(※注釈11)「ラ・バンバ」(La Bamba)は、メキシコの民謡を元にした楽曲。1950〜80年代にかけて様々なアーティストにより世界的にヒットした。世界的に有名なのは、やはりリッチー・ヴァレンスだろう。

ばんばん)ばんばん&大幸の「オールディーズ・グッディーズ」、こんな感じでいかがでしたでしょうか。

大幸)最後にかけた曲が、リッチー・ヴァレンスの「ラ・バンバ」だったんですけども、来週はこの曲からスタートしましょう。

ばんばん)自分で言うのもなんですが、なかなかマニアックですね。リスナーの方もこれから毎週ついてきていただきたいと思います。

大幸)よろしくお願いします。

ばんばん)じゃあ、また来週。

大幸)さよなら。

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◆「OLDIES GOODIES」番組詳細は
https://www.e-radio.co.jp/pg_news/oldiesgoodies









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