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OLDIES GOODIES #104_「ZARD6週連続SPECIAL (fourth week)

ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪ フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲や、ここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!

2022年9月3日からの「OLDIES GOODIES」は、6週連続で『ZARD特集』をオンエア! 楽曲制作に携わったディレクターやデザイナーなど、当時の制作スタッフをゲストに迎え、今だから話せる数々の楽曲制作秘話をプロデューサーの長戸大幸氏と共にお届け。
第4回目のゲストは、ZARDのマネージメントを担当、10/23(日)まで東京で開催中の「ZARD MUSEUM」の制作、運営も担当している野口麻由さん。
番組と連動したこのブログサイトでは、オンエアされた楽曲や名称などの、より詳しい説明も補足しています。ラジオのオンエアを聞き逃した!という方も、聞いたよ!という方も、ぜひチェックしてください!!
(※編集上の理由により、放送されたトーク内容(言い回しなど)を変更している箇所がございます。ご了承ください)

★プレゼント情報
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ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木開催を記念して6週連続 ZARD SPECIALをオンエア!!

Opening Music:10番街の殺人 / The Ventures

ばんばん)今週も始まりました「OLDIES GOODIES」。ばんばひろふみです。

大幸)長戸大幸です。

ばんばん)此処のところZARDファンはね、

長戸)はい。大変僭越ですけれども、ZARDの特集をやっているので、よろしくお願いします。

ばんばん)大変ワクワクしながら聞いていただいていると思います。今東京で「ZARD MUSEUM」やってますよね。

大幸)はい。「鳥居坂ラボ六本木」。コレを全部やってくれている、しかも本人が生きてる時にマネージメントみたいなことをやってもらった野口さんに来てもらいました。

ばんばん)野口麻由(※注釈1)さん。「ZARD MUSEUM」の様子はどうですか?

野口)今ちょうど映像の上映と言いますか、「MOVIE LABO」というのを進めています(9/24放送日現在)。まず大阪で開催したんですけれど、

ばんばん)そうですね。アレもすごく好評でしたね。

野口)はい。堂島リバーフォーラムというすごく広い会場でやったんですが、もちろん歌詞であったり、衣裳であったり、色んな物を展示させていただいたんですけど、やっぱり映像を目当てにいらっしゃるお客様も多くて。この番組でも色々お話されていると思うんですが、写真一枚の坂井さんを皆さん長らく見てこられたので、今回の「MOVIE LABO」では色々ドキュメント的というかメイキング部分の映像を流していますので、すごくお客様にはご好評をいただいております。

ばんばん)なるほどね。まあそういう意味では、野口さんは生の坂井泉水を間近でずっと見てきたわけじゃないですか。

野口)私は2001年に入社させていただきまして、実際ご本人と一緒にお仕事させていただいたのは2006年とか、2007年までなので、短いといえば短いんですけど。大阪にレコーディングにいらっしゃるようになったタイミングから色々ご一緒させていただいて、2004年のライブツアーの際にもご一緒させていただきました。
ZARDのレコーディングって、エンジニアとディレクターとご本人、そこに長戸さんがいらっしゃるだけというわりと限られた感じなので、なかなか入るのも最初の頃は緊張したんですけど、ご本人にも気持ちよく迎えていただきまして、そこからライブで徐々に打ち解けていきました。

ばんばん)それで今に至るということですね。でもまあ僕もずっとアーティストやってますから、歴代色んなマネージャーがついてきましたけど、マネージャーによってアーティストって変わるんですよね。マネージャーの役目ってすごく大事ですよね?  大幸さんどう思います。

大幸)いやもう全然違うと思いますよ。特に、精神的にね。

ばんばん)そう。だから物凄く合う人には本人も助けられてね。で、野口さん、坂井さんに会って第一印象はどうでしたか?

野口)そもそも私の年齢ですと、ZARD自体が大ヒットアーティストっていうか、思春期真っ只中に「負けないで」や「揺れる想い」がリリースされた時期でしたのでメッチャ売れてる状況で、(そんな方を目の前にして)最初は緊張しかなかったです。
ただ普通に街を歩かれてると全然分からないというか、気づかないので。大阪にいらっしゃった時会社のビル内ですれ違っても、最初は「めっちゃ綺麗な人だな〜。ミュージシャンの方なのかな〜」くらいの感じでしたね。
それで、実際スタジオや撮影でお会いすると、髪を1つにいつも括られるので、あのスタイルになるとZARDの坂井泉水さんにはなりますけど、っていう(笑)

ばんばん)髪をくくったら坂井さんになると。

野口)はい。長戸さんもよくおっしゃってましたが、髪をくくると坂井泉水に見えるけどっていう。それは不思議な感じでしたね。

ばんばん)打ち解けていくって言ったらおかしいですけど、アーティスト側がある程度心を許さないと、心を開かないとなかなか上手くいかないですけど、その瞬間は覚えてます?

野口)ライブ本番の時に、一度東京国際フォーラムの出番直前に、1曲目の「揺れる想い」のイントロが始まって、「さあ今から歌い出しで出るぞ!」っていう時に、背中をポンと、そっと手を添えたことがあったんですけど、その時に坂井さんが後ろを振り返って(私に向かって)グ〜ってポーズをして出て行きはった時に、何となく今ちょっと呼吸があったかなっていうのを感じました。

ばんばん)あ〜、分かるわ〜。

野口)その時初めてですかね。やっぱりライブで何度か一緒になっても、お互いちょっと距離があったり、だけどその距離感っていうのはアーティストとマネージメントってすごく大事なものだと思うので、踏み入る踏み入らない場所っていうのをちゃんとつけつつ、ちょっと寄り添える場所が出来たかなという風には感じました。

ばんばん)それは本当に大事な話ですわ。マネージャーってのはどこまで踏み込むかっていうのが、領域の見極めってのが大事ですよね。

大幸)そうですね。

ばんばん)大幸さんが野口さんをマネージャーに当然させたわけじゃないですか? 理由はなんかあったんですか?

大幸)多分彼女と合うと思ったんですかね。

ばんばん)どうでした? 良かった思いました?

大幸)思いました、やっぱり。

野口)ありがとうございます。なんかちょっと緊張します。初めて褒められた気分になりました。

大幸)(笑)

ばんばん)
あまり褒めないのね(笑)

大幸)では!曲に行きましょうか。

ばんばん)はっはっはっ(笑)。では何行きますか?

大幸)「IN MY ARMS TONIGHT」(※注釈2)ですよね。僕はこの写真が一番気に入ってるんですよ。

野口)あっ、そうなんですね。

大幸)コレと、「負けないで」と、最初のデビュー盤の「Good-bye My Loneliness」。この3枚が一番気に入ってますね。可愛いんだけど、綺麗過ぎない。目線はこっちにきてないし。

ばんばん)いつも言ってるね。まさにそれを体現してるよね。

大幸)そう。男から見たら絶対可愛いじゃないですか。で、女から見たらそんなめちゃくちゃ綺麗な人の感じではないんですよね。

ばんばん)
なるほどね。

大幸)髪の毛もバサバサだし、この時の写真大変気に入って出したんですけどね。この曲はTUBEの春畑道哉さんが曲を書いてるんですよ。ZARD用に書いてくれないかってことで初めて発注した曲なんですが。っていうか僕は作曲家に曲を発注した記憶があまりなくて。作曲家に洋楽の曲とかを渡して「こんな感じで作ってこい」と言って、毎回100曲位ストックしていたんですよ。当時作曲家っていうと栗林誠一郎君と織田哲郎君くらいしかいなかったんですけど、ストックの中からたまたまコレがZARDに合うんじゃないかって選んだのに、坂井さんが歌詞を書いてって進め方をしていました。そういう中で春畑さんの曲は一回やりたかったので、坂井さんもギタリストとして春畑さんのこと大変気に入ってましたし。それで彼の曲でやろうということになりました。
それでは聴いてください。「IN MY ARMS TONIGHT」。

TR-1 IN MY ARMS TONIGHT / ZARD

(※注釈1)野口麻由(Mayu Noguchi)
2001年にビーイングのグループカンパニーである株式会社レッドウェイ(スタジオエンジニアが所属)に入社。
デスク業務や様々なアーティストのライブ制作に従事する傍ら、2003年頃からZARDの大阪でのスタジオワークにおいて、レコーディング業務に携わる。坂井の来坂時やライブ時に様々なケアを担当。


5th Sg「IN MY ARMS TONIGHT」

(※注釈2)IN MY ARMS TONIGHT
1992年9月9日リリースの5thシングル。オリコンチャート最高位9位。作詞:坂井泉水、作曲:春畑道哉、編曲:明石昌夫。TBS系ドラマ「学校があぶない」主題歌。

曲について坂井泉水は、「イントロを聴いただけでキュンとなる大好きな一曲。独特のメロディーラインも気に入っています」と語っている。また歌詞について、「母性愛の強い女性を主人公にしたLove songです。私が作る女性特有の詞の世界を、男性の曲で男性の演奏で歌った時に中和され、中性的なイメージになっているのではないでしょうか」とコメントしている。

ばんばん)野口さんは、マネージャーに最初からなろうと思ったんですか?

野口)いや、最初はレコーディングエンジニアになりたかったんです。それでこのギザでレコーディングスタジオをやっているレッドウェイスタジオという所にまずデスクで入りました。入社してから最初に長戸さんにお会いした時に、「とにかく何でも出来るようになって」とおっしゃっていただいたことを今でも覚えています。そうこうしているうちに「hillsパン工場ライブ」(http://livehillspankojyo.com/)というライブハウスがオープンしまして。そこで『THURSDAY LIVE』というのが始まって、レコーディングチームがライブPAも兼ねて担当することになったんです。そこから私もライブ関連の仕事をやり出しました。で、なんだかんだしていると今度大阪でZARDのプログラムが動き始めて、ZARDもライブをやるので、『THURSDAY LIVE』でやっているんだったら(イヤー)モニターとか坂井さんのケアをして欲しいと。そんな事から色々派生していって、ご本人につくという事になっていきました。

ばんばん)うまいこと接近していったんですね。

野口)なんだか自然に(笑)

ばんばん)ということは、マネージメントという立場では初めてアーティストを担当したんですよね。それがまたZARDっていうのもすごいですよね。プレッシャーですよね。

野口)ただZARDいうのはプログラム全体を長戸さんが見られている中で、映像のディレクターだったり、音のディレクターだったりが進めていかれるのを、私は本人のケアしていくという役割だったので、全面的に方向性を決めるとかではなく、一端を担わせていただいているだけと言いますか。本来のマネージメントよりは、どちらかというと付き人的な、そういう感じで色々させていただいていました。

大幸)「hillsパン工場」ってライブハウスは面白くてですね、元々禁煙のライブハウスを作りたかったんですよ。当時みんなタバコを吸ってましたから、ライブハウスって汚かったんですよ。

ばんばん)煙ってましたもんね。

大幸)そう。だから禁煙のライブハウスを作ろうっていうよりも、勝手に禁煙になるにはどうしたらいいかなっていうことで、本当にパン工場を始めまして。パンの匂いがしていれば、みんなタバコ吸わないんじゃないかと考えたんです。ということで、「パン工場」って名前をライブハウスの名前に使ったんです。

ばんばん)で、それ禁煙は成功したんですか?

大幸)成功しました。いまだに禁煙なんですけどね。それからライブハウスの初日の出演が、B’zの稲葉浩志さんのソロアルバムが最初だったんですよ。ただ「B’zの」ってやっちゃうと、あんな狭い所に山ほど人が集まっちゃうんで、WAGっていう、うちのあるバンドのライブの前座に、「今からひとバンド前座に出ますけれども〜」みたいな感じで(笑)。で、(稲葉さんが)出ていったんですよ。

ばんばん)驚いたでしょう?

大幸)5、6曲かなんかやってた。最初気づかなかったけど、そのうちあれ? 声が? 顔が? みたいな感じになっていって、わ〜って盛り上がったんですよ。

ばんばん)そりゃ、そうやろ(笑)。次出るメインバンドが辛いよね(汗)

大幸)それが初日だったんですよ。で、次の週がZARDだったんです。

ばんばん)え〜!

大幸)ZARDが出てきたんですよ。ライブハウスに(笑)。でね、『THURSDAY LIVE』っていうのはなんで木曜日にしたかっていうと、土日は放っておいても出たい奴がいる、金曜日はもしかしたら「ミュージックステーション」の出演が入るかもしれない。そのために金曜日は開けて。で、木曜日に『THURSDAY LIVE』って毎週やってたんですよ。一番客が入らない日に。

ばんばん)なるほど。しかしすごいブッキングですね。

大幸)そうそう。最初はもうすごい人で、その後も意外と有名な人が片っ端から出て行きました。面白かったですけどね。

ばんばん)それを野口さんもずっとやってたんですか?

野口)はい。月曜から水曜は『THURSDAY LIVE』のリハーサルをいわゆる箱バンみたいなミュージシャンと、そこにボーカリストの方がいらっしゃってやって。木曜日になったらライブ本番をやって。週末はレコーディングのデスク作業をやって。で、また月曜日から次の週のライブのリハやって、というのを毎週繰り返していました。今思うとすごく楽しかったです。あの経験があって色んな知らない曲をいっぱい知れましたし。カバーをやるっていうのも一つテーマでやっていたライブだったので、すごく勉強になりました。またアーティストのそれぞれの違いというか、ヴォーカリストもそうだし、ギタリストも、ベーシストも、それぞれの一人ずつの違いが分かるようになってきましたし。いつも思うんですが、いい経験をさせていただいてありがとうございます!!

大幸)いえいえ。だからね、基本的にバックバンド一緒なんですよ。ZARDが出ようが、誰が出ようが。だからバンドは毎週20何曲コピーしてるんですよ。だからめちゃくちゃ上手くなったはずですよ。

ばんばん)そりゃ、そうやね。

大幸)では次に、「この愛に泳ぎ疲れても」(※注釈3)で何か話あるんですか?

野口)はい。2004年のライブの際にもこの曲演奏してまして。ZARDの曲のわりにはエンディングのギターソロが長かったり。今年の5月に2004年のライブをFULL HD EDITIONという形で映画館で上映したんですね。それを観に行かせていただいて、この曲がめっちゃカッコ良かったんですよ。ピカイチだな〜と思って。追悼ライブではあまり演奏していないので、ぜひこの機会に、またライブをやることがあればセレクトに入れていただきたいというお願いを(笑)

ばんばん)大幸さんに直訴やな。

野口)はい(笑)

大幸)いえいえ(笑)。この曲ね、「この愛に泳ぎ疲れても」ってタイトルがいいんですよ。「この愛に泳ぎ疲れて」とは違うんです。「も」が入ってる。

ばんばん)疲れても、さらに!

大幸)そう、さらに。だからコレ不倫、演歌の世界。

ばんばん)うお〜、そうやね。

大幸)「この愛に泳ぎ疲れて」、「も」ですから。

ばんばん)まだ行ける!

大幸)まだ行ける!

野口)(笑)

ばんばん)深いね〜!

野口)そうですね〜。

大幸)では、「この愛に泳ぎ疲れても」。ZARD。

TR-2 この愛に泳ぎ疲れても / ZARD


11thシングル「この愛に泳ぎつかれても」

(※注釈3)この愛に泳ぎ疲れても
1994年2月2日リリースの11thシングル。「Boy」との両A面シングル。オリコンチャート最高位1位。作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫。関西テレビ・フジテレビ系「愛と疑惑のサスペンス」オープニングテーマ。

叙情的なピアノのイントロ後、曲名と同じフレーズのサビから始まる迫力ある幕開けで一気に曲中へと引き込まれていく楽曲。
89万枚を売り上げ、「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」の3枚のミリオンシングルに次いで、ZARDのシングルでは4番目に多いセールスを記録した。

ばんばん)しかし、アレですよね、坂井泉水という人は本当にすごい作詞家ですね。

大幸)そうなんですよ。言葉がすごいんですよね。

ばんばん)コレ、全曲坂井さんなんですか?

大幸)そうそう。彼女に、「きっと忘れない」ってどういう意味ですか?って聞かれたことあるの。「きっと忘れない」は、「忘れたいんです」って。

ばんばん)ほ〜う。

大幸)「忘れたい」って気持ちが残っているので「きっと忘れない」なんですと。だから、もしばんばんさんに僕が1万円借りました。「きっと返します。」って言ったら?

ばんばん)返さない。

大幸)返さない可能性あるでしょ?

ばんばん)あ〜、ありますね。

大幸)「絶対返します」じゃないんだもん。「きっと返しますね」だから。

ばんばん)あ〜、確かにそうやね。

大幸)「きっと返します」の中には、「返さなくてもいい場合もあるんちゃうか?」って思うんですよ。

ばんばん)言えてる。

大幸)でしょ。だから「きっと忘れない」は、「忘れないんだけど、忘れられたらいいのにな」みたいな。「忘れるような恋をしたら、もっといいのにな」みたいな。

ばんばん)すっごい深いね。

大幸)深いんですよ。だから「きっと忘れない」は「忘れない!」ではないんですよ。

ばんばん)うお〜、野口マネージャー、そこら辺の機微は理解してましたか?

野口)いや全然、当時そんな理解出来ていなくて、こういうお話をたまに伺うたびに、「は〜〜〜」っていう風に、今のばんばさんみたいになってます(笑)

ばんばん)今曲をかけてる間に、「最初からこのテンポでしたか?」とか野口さんが大幸さんに聞いてたけど、流石にスタッフやな〜いう感じがありましたけど(笑)

大幸)ビートルズと一緒で、サビ頭を持って来たりよくしましたよね。「この愛に泳ぎ疲れても」のタイトルを持ってくるには、サビに行くまで長いので、サビを頭に持ってこようみたいな意識はすごくありましたね。

ばんばん)なるほどね〜。では、続いては?

野口)「My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」(※注釈4)。

ばんばん)コレは、「ぬくもりが欲しくて」というサブタイトルがついてますよね。

大幸)コレはね、本人は相当煮詰まってた頃だと思います。色んなことに。だから歌詞に出てくるんですが、コレ実話なんですよね。ずっと暗かったです。その一年近くは。多分、病気のこともあり、売れている自分がだんだん落ちていくということに対する気持ちもあり、このまま未婚でいいのかなとか、彼氏を作らなくていいのかなとか、そういうことがいっぱいあったんだと思うんです。

ばんばん)野口さん、その期間は何か感じたりしてましたか?

野口)いや、この頃はまだ私はご一緒していないので。

ばんばん)そっかそっか。

野口)後ほどご本人から聞くという形だったんですけど・・・、一度「My Baby Grand  〜ぬくもりが欲しくて〜」の話を、全然違う流れで坂井さんとしたことがあって。確かに、精神的にやっぱりちょっと落ちてる時に書いてるということはおっしゃっていました。それを長戸さんに指摘されたと。パッと当てられたというか、「やっぱりそういうのは出るのかな〜?」という話をしていたことがありましたね。ま〜でも、本当に歌詞の中に色々そういう要素が感じられたりとかしていて。あと、この曲はご本人すごく気に入ってる曲で、やっぱり自分の気持ちが出ているだけあって、歌詞も、曲も、ジャケットも、全て好きだという風に公言されている曲だったので、今回選ばせていただいたんですけれども。

ばんばん)じゃあ、それ行きましょうか。

大幸)はい。では「My Baby Grand  ~ぬくもりが欲しくて~」。ZARD。

TR-3 My Baby Grand  ~ぬくもりが欲しくて~ / ZARD


23rd Sg「My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」

(※注釈4)My Baby Grand  ~ぬくもりが欲しくて~
1997年12月3日リリースの23rdシングル。オリコンチャート最高位3位。作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:池田大介。ドコモ'97冬-CFソング。

織田哲郎が作曲したZARD王道の鮮やかなメロディーと、池田大介ならではのハートウォーミングなアレンジが光るミディアム・バラード。坂井の他に、川島だりあ、徳永暁人(from doa)、高原由妃が参加した、後半になるにつれて徐々に盛り上がっていくコーラスは、坂井のアイデアによるもの。
タイトルには、坂井がレコーディングで愛用していたトイピアノの愛称「Baby Grand」が使われている。

ばんばん)絶対ファンの人には見せない部分を引き受けるのがマネージャーやないですか。いい面も悪い面も含めて、そこら辺はどういう風にケアしてましたか?

野口)悪い面っていうのをあまり受けたことがないというか、私と坂井さんちょうど12歳、ひとまわり離れてまして。やっぱり大ヒットアーティストでずっと過ごしてこられて、私的にはすごくいいタイミングで出会ったといいますか、一緒に切磋琢磨して売れてきたという関係ではないので、どちらかというと経験は坂井さんの方が全てにおいてあったので、色々教えていただきましたね。例えば気遣いをするにしても、あまり気を遣いすぎるとそれは逆に人に気を遣わせてしまうこととか。そういうことを教わりながらやってきたので、「この人此処どうなん?」って思う所は正直一度もなかったです。逆にいい面っていうのは、制作において常に真剣に取り組んで、全て真正面に取り組む姿勢は本当に尊敬してました。
だけど、女性として考えると、ZARDのイメージってものと、自分が本当はこういう風にやりたいっていうのを悩まれているほどではなかったんですけど、思ってることはあるんだろうな〜と。例えば髪の毛をショートカットにするのがZARDで許されるかっていうと、それはないと思いますし。

ばんばん)あとはやっぱり同じ女性やからこそ言える話っていうのもあるよね。

野口)ま〜そうですね。そういうのでは本当にもう他愛もない、こういう曲聴いてる、ああいう曲聴いてる、この俳優さんカッコ良いとか、そんな話をしてましたね。

ばんばん)でも大幸さん、そういう時間って大事ですよね。

大幸)まあね。ただ、ZARDが売れて、ZARDのイメージが出来てるんで、そのイメージになろうとしていたと思いますね。そのためには髪の毛は切らない、マニキュアもしない、眉毛も剃らない、化粧をしない、指輪も滅多にしない、みたいなことなんで、「そうじゃないのに」っていう時もあったんだとは思うんですけどね。ずっとZARDでいましたんで、本人は。

ばんばん)それも難しいことですよね。

大幸)まあね、よくやったなと思いますよ、彼女は。だから一時そこで悩んでいたと思うんですよ。それが詞に出てくるんですよ。「♪記憶喪失に いっそなればいいと 立ち直るまで ずい分 長い時間がかかった」って言ってるんで。

ばんばん)「My Baby Grand  〜ぬくもりが欲しくて〜」でね。

大幸)そう。立ち直るのにずい分長い時間がかかったのは、多分割り切ったと思うんですね、どこかで。「もう私はこれで生きていこう」と。「あれもしたい、これもしたいって思うのはやめよう」っていう風に思ったんだと思うんですけどね。

ばんばん)なんかすごいなと思って。強い人ですよね。

大幸)うん。それで「私は歌詞を書きながら歌っていく人間でいよう」と。まあこんなに早く亡くなるとは思っていなかったと思いますが。

ばんばん)そりゃそうだよね。うん、なるほど、分かりました。じゃあ続いては?

野口)ファンクラブ限定販売という形で、ipodが発売された当初に「ZARDのiPod」(※注釈5)というのをリリースしまして。それに特典としてつけた、2004年のライブツアーの際にアコースティックコーナーで演奏してました「もっと近くで君の横顔見ていない」「明日を夢見て」「瞳閉じて」の3曲をあげさせていただきました。

大幸)ではこの中から、「瞳閉じて」(※注釈6)。

TR-4 瞳閉じて / ZARD

(※注釈5)ZARD iPod
2004年にZARDモデルのiPodがファンクラブ限定受注生産で発売された。商品内容は、iPod 15GBモデル、革製のiPod専用ケース、ライブ音源CDセット。iPodの裏面には坂井泉水のサインが刻印され、専用ケースはZARDのロゴ入り。ライブ音源CDには「ZARD “What a beautiful moment Tour”」からダイジェストで、Acoustic Selection(1.You and me(and…) 2.MC   3.もっと近くで君の横顔見ていたい. 4.明日を夢見て.  5.瞳閉じて)が収録された。


36th Sg「瞳閉じて」

(※注釈6)瞳閉じて
2003年7月9日リリースの36thシングル。オリコンチャート最高位4位。作詞:坂井泉水、作曲:大野愛果、編曲:徳永暁人。フジテレビ系「感動ファクトリーすぽると!」イメージソング。

1番はバラード、2番からはアップテンポという、曲の世界観がガラリと変わるドラマティックなアレンジになっており、歌詞だけでなくサウンド面からも、未来を感じさせる主人公の心の変化を鮮やかに描き出している。

ばんばん)今週はZARD特集4週目。ZARDのマネージャーだった野口さんになかなか貴重なお話を伺っておりますが、今はもういないわけですけれども、坂井泉水という存在を振り返ってみてどうですか?

野口)いないというのが本当に不思議というか。やはり映像もあり、音源もあり、写真もあり、まさに「ZARD MUSEUM」というのを行なうにあたって、また今年写真を全て掘り返し、映像を掘り返し、たくさん出してきたんですね。それには長戸さんにもご協力いただいて写真も全て見ていただき、全部選び直していただいたりしたので、ご本人が亡くなってはいるんですが、我々はそれを一生懸命皆さんにお届けしたいと思って、出させていただいてるんですけど。先日の大阪の際もファンの方から「やっぱりこういうZARD MUSEUMっていう形でやっていただくとすごく嬉しいです、ありがたいですと」言っていただきまして。やっぱりファンの皆さんがまだ集まれる場所ができるってことと、坂井さんにこんなに出会えるというか、浸れる場所があってすごく嬉しいという声を直接お客様からもいただいたので、こういう機会を色々作れたのは良かったなと思っております。

ばんばん)若い、ZARDを知らない世代が今増えてきてるじゃないですか。そういう人たちに見てもらいたいなっていう部分ってあるでしょ?

野口)あの〜、写真もそうなんですけど、今回展示の中で、いわゆる出来上がってる歌詞の直筆とかではなくて、歌詞の元になるメモ書きを全てバーっと展示させていただいているのですが、それを一生懸命女の子や男の子が読んでいたり、写真撮影は禁止にさせていただいてるのでメモをとっている姿をよく目にしました。「もうあの子さっきからあの角から動かない」みたいな、一語一句拾おうとしているのを見ると、まっ、去年30周年だったので、30年応援いただいて一緒に年齢をあげてきてるファンの方もそうですし、こうした若い子たちが応援してくれるのもありがたいと思いますね。

ばんばん)なんか嬉しい光景やね。

野口)はい。年齢から考えるとどう考えてもまだ30歳達してないだろうという子とかが一生懸命追いかけてくれているのを見ると、こういう風にやってる甲斐があるな〜と思いますね。

ばんばん)僕もずっと大幸さんと番組をやっていて、このZARDに関して「歌詞はこうだよ」って言われた時に、「お〜深いな」ってね。それはなかなか若い子なんかもそこから読み解く人生ってありますよね。

大幸)そうですよね。僕は彼女に最初に会った時にたくさん歌詞を書いてきてもらった時に感動した一言があるんですよ。それが「日曜日は彼女にあげる」って書いてあった。

ばんばん)日曜日は彼女にあげる。それは〜

大幸)この「彼女」って誰?って聞いたら、「奥さんです」って。

ばんばん)そうやね。不倫か。

大幸)不倫です。だから日曜日は奥さんにあげると。

ばんばん)すごいね、その歌詞は。

大幸)うん。コレはしばらく無理だよ、こんな若いのにって言って。結局その時使わなかったまま、彼女が存命の時には使わなかったんですよ。

ばんばん)結局コレは歌になってないの?

大幸)「愛は暗闇の中で」ってデビュー曲のB面の曲に使おうと思ってたんだけど、結局当時はやめたんですね。だから亡くなってからそれを使った状態で、他の人に歌ってもらって使ってます(※注釈7)。

ばんばん)その歌詞聞いてどうでしたか?

野口)まあ、、、不倫やなってもちろん思いますけど、すごい言葉のチョイスというか、例えというか。同じ好き、愛してるでも色んな伝え方がある中で、「日曜日は彼女にあげる」って愛人としてのプライドも感じれば、悔しさも出てるような気もするんですけどね。

ばんばん)僕、このフレーズ聞いた時、怖いなって(笑)

野口)ドキッとしますよね(笑)

大幸)(笑)

ばんばん)そういう意味では本当に勉強になるよね。さあ、それでは曲へまた戻りましょうか。

大幸)「かけがえのないもの」(※注釈8)。これは多分ZARDの後半になるんですけど、この曲気に入ってたんで、ぜひこれ聴いていただきたいなと。では野口さんからのリクエストで、「かけがえのないもの」。

TR-5 かけがえのないもの / ZARD

(※注釈7)愛は暗闇の中で  featuring Aya Kamiki
1991年にリリースしたデビューシングルのC/Wとして一度世に出したこの曲について、坂井泉水は生前新たに歌詞を4行書き加えており、「いつか歌い直したい」と話していた。しかし歌い直しは残念ながら実現できなかった。そこで彼女が亡くなった後に長戸大幸プロデュースのもと、当時の歌をそのまま生かし、追加の4行は坂井泉水をリスペクトしていた上木彩矢が歌い、2008年4月9日に44thシングル(「翼を広げて」との両A面)としてリリースし直した。

38th Sg「かけがえのないもの」

(※注釈8)かけがえのないもの
2004年6月23日リリースの38thシングル。オリコンチャート最高位4位。作詞:坂井泉水、作曲:大野愛果、編曲:小林哲。TBS系TV全国ネット「恋するハニカミ!」テーマソング。

2004年に行ったZARD初のライヴツアー「What a beautiful moment Tour」の開催中に、“シングルを出したい”という坂井泉水の希望により制作、リリースされた。坂井は、「ストレートなサウンド、メロディー、特にサビは1990年代のZARDの楽曲を彷彿とさせますね」と、コメントしている。

大幸)次の曲は「good-night sweet heart」(※注釈9)ですよね。これも後半の曲ですよね。

野口)そうですね。存命中最後に出されたオリジナルアルバムの収録曲です。すごく明るい歌なんですけど。普段ZARDのレコーディングってブースのカーテンを閉め切って、中を真っ暗にしてお一人で暗闇の中で歌うという形でされているらしいんですけど、この曲は大阪にいらっしゃった時にコントロールルームで、ハイチェアに座って、58(マイク)で普通にパーっと軽く歌った仮歌が採用されているんです。ミックスの際、担当した東京のエンジニアさんからご連絡いただいて、「なんでこのヴォーカルだけニュアンスが違うの? (ブースでちゃんと録ってる)いつもの歌となんで違うんだろう?」って聞かれた時に、「仮歌なんで〜」って話したら納得はされていたんですけど、私もなぜ仮歌を採用されたのか理由を把握しておらず、ご存知であればこの機会に長戸さんにお聞きしたいなと思いまして。

大幸)いや、それは私もよく分かってません。

ばんばん)(笑)

大幸)まずコレ聞きましょうか! では、

野口)はい。「good-night sweet heart」。

TR-6 good-night sweet heart / ZARD


11thアルバム『君とのDistance」(「good-night sweet heart」は12曲目に収録)


(※注釈9)good-night sweet heart
2005年9月7日リリースの11thアルバム収録曲。作詞:坂井泉水、作曲:徳永暁人、編曲:葉山たけし。

軽快なコーラスで始まる爽やかな曲調で、心地よいアコースティックギターのカッティングが重要な役割を果たしている楽曲。

ばんばん)今週もあっという間にお別れの時間がやって参りました。今日はZARDのマネージャーの野口麻由さんに来ていただきましたが、麻由さんはカラオケでZARDの歌は歌う?

野口)カラオケはこのコロナ禍で行けてはないんですけれども・・・まっ歌います(笑)。なんか緊張しますよね(笑)

ばんばん)なるほどね(笑)。麻由さんはこれから何かしたいなってことはありますか?

大幸)あの〜! この「ハートに火をつけて」はなんか話あるんですか?

ばんばん)何よ!?  急に(笑)

大幸)急に飛びましたけど(笑)(すみません)。

野口)あっ「ハートに火をつけて」、はい。あの〜、前回の放送で伊藤さんがお話されていたと思うんですけれども、ウエディングドレスを着て撮影させていただいたと。で、この時立ち合わせていただきまして、本当にドレスを何着も何着も試着したんですよ。最初にたくさん用意していただいて、事前の打ち合わせの際に5、6着用意して着てみて、その中から3着選んで、ピックアップして現場に持っていったんですけど、もう本当に着るのが大変で。ご本人も着てなければ、私も着せてもなければ着てもなかったので、二人でてんやわんやしながら(笑)

大幸)彼女あの頃お腹も相当張ってたりね、病気で。彼女は癌だけじゃなくて、子宮系の病気をいっぱいしてましたからね。だから相当締め付けるの辛かったんじゃないですか。

野口)そうですね。ちょっと後ろを工夫したりだとか、もちろんサイズ合わせてやってはいるんですけど、しんどくなる前にはチャック緩めて休憩入ったりとかしていたんですけど。

大幸)それでウエディングドレスって白じゃないですか、大概。白は膨張するんですよ、映像を録った時に。

ばんばん)そうだよね。

大幸)だからそういう苦労は大変ありましたよね。

ばんばん)ということで、野口さんお疲れ様でございました。

野口)ありがとうございます。

ばんばん)今後も頑張って。

野口)はい。ぜひ「ZARD MUSEUM」皆さんお越しください。よろしくお願いいたします。

ばんばん)はい。ということで、「OLDIES GOODIES」お相手は、ばんばひろふみと、

大幸)長戸大幸でした。

ばんばん)それじゃまた来週までごきげんよう。

二人)サヨナラ。

 

ZARD・坂井泉水の“プロフェッショナル”と“等身大”の姿が溢れる
【ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木】 開催中!

ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木

今年6月、大阪・堂島リバーフォーラムにて過去最大規模で開催された3日間限定のZARD MUSEUMが、関東での開催希望の声を多数受け、【ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木】として開催!

[Movie展]9/16~9/26
会場に上映スペースを設け、堂島リバーフォーラムで開催期間中に日替わり上映していた3本の映像をまとめて上映。【上映時間:約100分】

[前期展示]9/30~10/10は【制作ラボ】
Movieラボから一転、ZARD MUSEUMの特長の一つであった膨大な量の「坂井泉水の詞」の展示やレコーディングスタジオの再現など、ZARDの制作にスポットを当てた企画展示を行う。

[後期展示]10/14~10/23は【プライベートラボ】
制作ラボから坂井泉水のプライベートアイテムを中心とした企画展へと変化。

前期・後期を通じて、衣装や写真の展示(一部入れ替え予定)の他、堂島リバーフォーラムで来場者の多くが足を止めていた貴重な展示ファイルの一部を手に取って見ることが出来る閲覧コーナーも設けられる。

※ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木の最新情報はZARD MUSEUM Twitterアカウント(@ZARDMUSEUM)をご確認ください。
※MUSEUMの内容については予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

「ZARD MUSEUM 鳥居坂ラボ六本木」
【日程】
●Movieラボ 2022年9月16日(金)~9月26日(月) 
●制作ラボ 2022年9月30日(金)~10月10日(月)
●プライベートラボ 2022年10月14日(金)~10月23日(日)

【時間】
・Movieラボ <上映時間約100分の完全入替制>
平日12時~20時 (12時~,14時~,16時~,18時~/最終入場 18時)
土日祝 10時~20時(10時~,12時~,14時~,16時~,18時~/最終入場 18時)

・制作ラボ <90分完全入替制>
平日 14時~20時 (14時~,15時30分~,17時~,18時30分~/最終入場 18時30分)
土日祝 10時~19時(10時~,11時30分~,13時~,14時30分~,16時~,17時30分~/最終入場 17時30分~)

・プライベートラボ <90分完全入替制>
平日 14時~20時 (14時~,15時30分~,17時~,18時30分~/最終入場 18時30分)
土日祝 10時~19時(10時~,11時30分~,13時~,14時30分~,16時~,17時30分~/最終入場 17時30分~)

【会場】ビーイング鳥居坂ビル
【住所】〒106-0032 東京都港区六本木5-14-35鳥居坂ビル

【チケット料金】(入場特典付き)
ZARD MUSEUM Movieラボ入場チケット ¥6,000(税込)
ZARD MUSEUM制作ラボ入場チケット ¥3,000(税込)
ZARD MUSEUMプライベートラボ入場チケット ¥3,000(税込)
【チケット発売中】eplus.jp/zard-m/

【問い合わせ】
サウンドクリエーター
TEL:06-6357-4400(平日12:00~15:00 ※祝日を除く)
メールでのお問い合わせ:https://www.sound-c.co.jp/contact/



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