アポメール成果最大化のためのこだわり3選【メルマ研究日記】
アポメールとは、アポ獲得を目的としたメールのことです。
メール1通でアポが獲得できるため、うまくアポにつなげることができれば非常に工数対効果の良い施策と言えます。
今回はインハウスへの1回のメルマから10アポを獲得した経験をまとめた「成果最大化のコツ3選」を解説します。他社のアポメールを分析した結果も踏まえて3つのポイントにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.1to1風メールで特別感を出す
アポメールにおいて、読者にいかに「特別感」を感じてもらえるかは非常に重要です。
アポメールは「営業メール」の一種であり、受け取り手によっては嫌悪感を抱く場合もあります。個別ではなく全体への案内であることが読者に伝わると、内容や頻度によっては解除されてしまうリスクも高まります。
アポメールを送信する際は、個々人宛に「特別に」送っていると感じてもらえるよう工夫しましょう。以下のような方法が有効です。
送信者名、送信アドレスを「会社」ではなく「個人」にする
通常の営業メールと同様、テキスト形式にする
件名や文中に「〇〇様」といったパーソナライズ要素を入れる
2.CVポイントの文言を工夫する
メールを開封してもらい、内容に一定の興味を持ってもらえたとしても、「アポ」へのハードルは依然として高いことが想定されます。
そこで、興味を持ってくれた読者をできる限り逃さないために、「アポ」への心理的ハードルを下げる工夫が必要です。
例えば以下のCVポイントの中で、どの文言のハードルが低いと感じるでしょうか。
おそらく、ハードルが高い順に「A>B>C」と感じる方が多いのではないでしょうか。もちろん個人差はありますので、上司や同僚にも意見をもらいながら文言にこだわることが重要です。
3.アポ調整のための読者の工数を減らす
アポ獲得のためには、実際に商談をする日程を調整する必要があります。日程調整は多少なりとも手間がかかり、面倒な工程であるという前提のもと、読者の行動をイメージしながら少しでも手を煩わせない工夫が必要です。
例えば、以下のような工夫が考えられます。
・日程調整リンクを設置する
読者・送信者双方の工数を最小化するという観点では、この方法が最も有効です。有料・無料含め多くのサービスが展開されていますので、まだ活用されていない方はぜひチェックしてみてください。
・候補日時を広めに提示する
「少し話を聞いてみたいが、日程が合わなそう」という状態を避けるため、候補日程はでき限り広めに提示するようにしましょう。目安として、候補日程に入れる際は最低2時間以上続けて提示するとベターです。
・「興味あり」と返信してもらう
この手法は、通勤・退勤時間を狙ってメルマを打つ場合に特に有効です。電車の中でメールをチェックする光景を想像すると、満員かつ乗車時間の限られている電車のなかでスケジュールを調整することは困難でしょう。
スケジュールは後ほど調整することを前提とし、「興味あり」とだけ返信してもらうことで、気軽にコンタクトを取れる状態を作りましょう。
まとめ
今回はアポメールの効果を高めるためのノウハウを解説しました。
当たり前のことだと感じられた方もいるかもしれませんが、BtoBにおいては「当たり前のこと」や「相手を気遣う少しの工夫」にいかにこだわれるかが重要なのではと感じます。
アポメールは工数対効果良い施策である一方で、一般的に解除率も高い施策です。頻度や内容には細心の注意を払いながら、上手に活用し成果につなげていきましょう。
アポメールを実施する機会があれば、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。引き続き様々な観点から、メルマの研究を進めます。
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