ライブ会場での感染症対策について。

先ほどのオタク活動報告に引き続き、
ライブ会場での新型コロナ対策についてのお話を少し。

私はここ3年の間でかなりの本数の舞台作品を見てきて、
いろんな規模の劇場に行っていますが
正直コロナが流行りだしてからは
「劇場」という空間でコロナは防げないだろう。。。
と思ってずっと避けていました。

緊急事態宣言が出てから約4ヶ月経ち、
舞台やライブなどの芸術文化界でも
ガイドラインに従った形でのイベント開催ができるようになりました。
今回その一例として、私が参加した
「神宿 HALL  TOUR 2020」神戸公演での
感染症対策を挙げたいと思います。
※ちなみにコロナ流行以来、現場に行ったのはこの1件のみですので他の会場や運営様との比較を目的としているわけではありません。また、この対策の仕方が正解・不正解、賛成・反対などの意見を呈す意図もありませんのでその点ご理解ください。

その1・物販での感染症対策
①事前にグループ公式オンラインショップにて、購入品の選択と決済を済ませ、当日会場にて注文番号(スマホの画面)を提示し、スタッフから非接触での受け取り。
②当日物販も利用可能だが、限定数での販売。
③物販スタッフは手袋・マスク着用、受付でのビニールカーテン設置。
④物販引き換え時間の限定(これはコロナ関係ないかも)

その2・入場時の感染症対策
①事前に入口にてGoogleフォームに来場者情報を登録、登録完了メールをスタッフに提示。
②案内スタッフはフェイスシールド・マスク・手袋の着用
③アルコール消毒液(センサーで出るタイプ)での手指消毒
④サーモセンサーでの検温
⑤チケットはスタッフが目視で確認し、半券は入場者本人が切り取って指定のBOXに入れる。
⑥ソーシャルディスタンス確保のため入場列に等間隔でマーキング。
⑦混雑緩和のため、列ごとに入場時間を指定。
(強制力はないものの、わりと分散して入場していました)

その3・会場内での感染症対策
①座席は前後左右1つ飛ばしでの指定席。
②入場者のマスクの着用。
③ライブ中のコール禁止。
④常に周囲の人と一定の間隔をあけるようアナウンス。
⑤客席は1階席のみの使用。
(こくさいホールの総定員数は2112名。1階席定員1338名に対し、使用率は20%未満)

その4・特典会(お見送り会)での感染症対策
①待ち列でのソーシャルディスタンス確保。
②入場者・スタッフ・メンバーともにマスクの着用。
③メンバーと入場者の間隔は2m以上確保。
④入場者側からメンバーへの声掛け禁止。
⑤メンバーと入場者との間にビニールカーテンの設置。

その5・その他の感染症対策
①ライブ後の打ち上げ・会食を控えるようアナウンス。
②新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」、兵庫県新型コロナ追跡システム登録の促進
(いずれも強制力はなし)

ざっとこんな感じです。
細かいルールはもっとあるのですが、
会場で気になった対策はこのくらいです。
強制力はものによってまちまちといった感じですが、
いずれにしてもファンのモラルが問われる内容が多いです。

個人的な感想としては、
これがライブ会場でできることとしては最大限なのかな、、
という印象を受けました。
もちろん私自身もソーシャルディスタンス、手指消毒、飛沫予防などはかなり意識しています。今回は1人参加ということもあったので特に他の方とお話するようなこともなく、行きも帰りもさっさと行動してました。

もしかしたら他にもっといい対策があるかもしれないし、
どこまでできるのかというのは私にもわかりません。
それでも私はこんな状況であっても、
舞台やライブが灯してきた火を消したくはありません。

みんなそれぞれ事情はあると思いますが、
コロナ禍であってもこのような対策をとった上で
イベントが開催されているのだということを知ってもらって、
舞台やライブなどに関わる方々や、そういった文化を支えるためにも、
個人としても十分に対策を行ったうえで会場に足を運んでもらえたらと思います。

会場に行けなかったとしても、
最近はライブの配信を行っている運営様もいらっしゃるので
そういった形で支援をしていただけたらと思います!



それでは、今日はこの辺で!

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