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最近好みの本を見つけた話

こんにちは。
まるこです。
写真はついこの間食べた洋食屋さんのランチ。
ハンバーグがめちゃうま。

タイトルの
「好みの本を見つけた話」なんですけど、

タイトルを読んで字のごとく
めちゃくちゃ自分好みの本を見つけまして、
「余命3000文字」って言う短篇集です。

リンク貼っておきます。⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎


※以下ネタバレ注意



1番衝撃を受けた話が
「彼氏がサバ缶になった」って話で、
タイトルが「は?」なんですけど、
タイトルの通り、
彼氏がサバ缶になる話なんですよ。

「??????」

はい。内容を説明すると、
朝起きたら、美容師の女の子の彼氏が、
サバ缶になっています。

最初のうちはお互いびっくりするんですけど
彼氏は
すんなり状況を受け入れちゃうんですよ。

時間経てば治るだろ〜みたいな。

そこからは普通のカップルみたいな喧嘩をし始めて、青春みたいな悩みして、みたいな
所謂「テンプレ」な感じなんですけど、
(悪い意味じゃなくて、良き文化みたいな意味で捉えて欲しい。)

この「テンプレ」、「テンプレ」にならなくて…
なんで?って…

だって彼氏がサバ缶なんだもん…

例えば、
普通の女子高生とバンドマンが喧嘩した時の
「俺にはお前しかいないんだよ。」
と、

美容師の女の子とサバ缶が喧嘩した時の
「俺にはお前しかいないんだよ。」
って

絶対違うでしょ。笑っちゃうでしょ。

いやもはやどういう状況?なんですけど、
それを楽しむのがこの短編の世界観かなと

んでまあ、最終的には、
サバ缶の彼氏が、鰯の缶詰と浮気して、
彼女が怒って、
彼女がサバ缶の彼氏を食べちゃって、
久しぶりに食べたサバ缶マジうめぇ…。
みたいな感じになるんですよ。

めちゃくちゃ笑っちゃって、
蔦屋書店の中のスタバで変な人になりました。

こんな感じで、
独特の世界観だけど話として成り立つって
すごいなぁと思いました。

かつ面白いって。
天才なのかな?才能が羨ましいねぇ。

この「余命3000文字」、
タイトルになっている短篇も面白いし、
他にも面白いor泣けるor考えさせられる話が
沢山あって飽きないので、ぜひ買ってね!
(サバ缶も合わせて買ってね…!)




あー、サバ缶久しぶりに食べたいなぁ。
私はサバ缶を味噌汁にするのが好きです。

お腹すいたー。


〜おわり〜

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