4月20日ゼミ記録

建築計画研究室の活動が始まって1週間が経ちました。

前回のゼミでは課題図書をきっかけとした議論を行い、これから活動していく上での基礎となる、連研ならではのものの見方や考え方に触れ、メンバーの頭がいつもとは違う形で活性化されたのではないかと思います。

二回目のゼミ

2回目となる4月20日に行われたゼミでは、初めて卒業研究に向けて活動を行いました。メンバーが今現在興味を持っていることや、社会に対して思っていることなどを形式は問わず、赤裸々に共有しました。

自分の今の趣味から現状の問題に対して直に目を向けたものまで、その内容は様々なものでした。

しかし前回の読書ゼミで議論されたことと近いものがあったり、似た問題意識を持っている人がいたりと、単に個々のテーマが集まっているのではなく、重なる部分や関係性を持っている部分が垣間見え、これから各々の考え方がどういう風に折り重なり、研究を深めていくことになるのかとても楽しみになるような会となりました.


今回のゼミはそれぞれが自由に調べてきたものがとても幅広くて、自分の考えが凝り固まっていると感じるゼミでした。探究型の思考を意識していたとしても、どこか間接視野に目的が現れてきてしまいます。森の中に飛び込むといっても怖くなって方位磁石を持ち込んでしまう感じです。身一つで森の中に飛び込めるぐらいの勇気とその中で道を嗅ぎ分けられる本能が欲しいと思いました。

フォーマットが大事とのことなのでリサーチした物をまとめるファイルにもこだわりたいと思います。来週は他のメンバーのファイルを見るのがとても楽しみです。
              
                                 (武井)



連研のロゴ

その日は、連研のロゴコンペも行いました。広報用に連研のアイデンティティとなるようなアイコンを考えました。募集のあった9案の中から3つに絞り、これからブラッシュアップしていきます。

ロゴを作るにあたっては実際の事例を見ながら、製作の過程やコンセプトの反映のされ方を連先生から教わりました。その後、それぞれの案の特徴を分析しどのようにブラッシュアップしていくか意見を出し合いました。ロゴの製作者が想定していなかったコンセプトや新しいアイディアも出てきて、有意義な時間になりました。

探求型の思考

来週からは目的型ではなく、探求型の思考を目指していきます。目的型とは、ゴールに向かって順序だて一直線にすすむ思考法です。逆に探求型とは、寄り道を沢山しながら、ゴールに向かうことを考えずに関連のあることを探求していく思考法です。

具体的には、自分の無意識の思考を意識化することが求められます。そのため来週は、パワーポイントやスライドを制作して発表するのではなく、興味のあることや好きなことをコラージュやファイリングをして可視化し、それらを皆んなに見てもらう、というアウトプットをすることになりました。
コツは、考えすぎないこと!


これから


来週は研究室の机、棚コンペがあります。ロゴのブラッシュアップもあり、連研の色がこれからどんどん出ていくようで楽しみです。


(竹内、外池)


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