4月27日ゼミ記録

卒制


 今回の卒業制作・研究は、自分の興味や嗜好をファイリングしていくことを通した、1週間の探求型思考の実践を発表していく形で行われた。絵画、言葉、香水、盆栽、空き家、eスポーツなど多種多様な話題が挙げられ、良い意味でカオティックな議論が繰り広げられた。個々の発表テーマがどのように関連していくのかを考えることで、思考回路の拡張という成長ができたのではないだろうか。

 一方で、全体として見直すべき点もあった。好きなものの発表ではなくプロジェクトの過程であること、ファイリングするうえで表現の幅が稀薄であること、先週発表した興味を捨ててしまったこと、などが指摘された。これらは目的型思考から抜け出せていないことが関連していると感じた。これらの反省点を糧に、思考の寄り道を楽しめるようになりたい。

(小林)

探求型思考の図解




机・棚


 今週のゼミ活動では、研究室内のミーティングテーブルと間仕切り兼用の棚について、3人3チームでコンペティションを行った。各チームそれぞれ違った角度からの提案が多く、議論が活発に行われた。中でも、実現可能性の有無やコンセプトの確立、条件整理や周辺環境コンテクストの確認などの点を中心に議論が行われた。以下に議論の要約を示す。

  • コンセプト:連研究室の前を通る人が寄りたくなる空間を創造する。
          「山本先生が立ち寄りたくなる空間創造」

  • 棚の役割:1.生徒個人の作品などを展示するための役割
         2.ミーティングスペースと個人作業スペースの境界

これらの要点を確認した上で、次週に向けて再考案・ブラッシュアップに務めたい。
なお、この机と棚制作プロジェクトは、春学期(~8月)を目処に完成を目指し進めていく。

(富樫)



ロゴ


 前回のロゴコンペで絞った3案を、一週間のうちに、それぞれインスタのプロフィール画像として使う公開期間を設けた。デザインしたロゴを実際に使われるイメージを見せながら議論を交わした。

MRJLAB LOGO Design Competition 2022 - Best3

 それぞれの案に対し、画質が落ちるため細かい所が見づらくなる、余白が白い背景と一体になりロゴ感がなくなるなど、様々な意見があった。また、研究室のテーマをロゴではっきり見せたい考え方もあれば、研究室メンバーそれぞれが自分なりに解釈できるほうがいいという考え方もある。

instagram:muraji.lab


 ロゴを決めるのは思ったより難しかったが、これらの意見を踏まえ、またみんなでブラッシュアップしていきたいと思います。

(張)


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