Malaysia②🇲🇾
高校の時の修学旅行の話。
行き先はマレーシアとシンガポール。
シンガポールは特に面白味がなかったので、今回はギャップが大きかったマレーシアについて印象に残った出来事について書いていこうと思う。
2.現地の高校生との交流
マレーシアでのビッグメインイベント。現地の高校へ行き、交流をするというイベントがあった。
現地の高校の名前は覚えていないが校舎が立派だった印象は残っている。
ここでもガイダンスを受け、グループごとに分かれていった。現地の高校生は英語が喋れる上に自分のグループには英語を喋れるやつがいたため、コミュニケーションには全く困らなかった。
自分たちのグループには現地の高校生の女の子が2人ついてくれた。初めは好きな教科や学校のことなど隠キャの合コンみたいな話題から振っていき、そこから話題を広げていった。(全部英語が喋れるやつがやってくれただけなんだけど)
そしてここから風向きが変わる。自分のグループのメンバーがみんなセパタクローをしに行ってしまった。逃げやがった。
そして自分と現地の高校生だけが取り残された。俺も逃げようとしたが、現地の高校生とサッカーの試合をする予定があったため逃げられなかった。
英語があまり喋れないので正直焦った。向こうは英語で色々聞いてくるので、とりあえず文法とか気にせず雰囲気と単語、あとは愛想良く笑顔だけでなんとかコミュニュケーションをとった。
そしてだんだんと圧が強くなる現地のJK達。しきりにLINEのID、Twitterのアカウントを聞かれた。Twitterはやってないし、LINEのIDはわからなかったので「01418931」だと教えた。
「おいしいはくさい」
ふと思いついたのがこれだった。8年前の2月。いきなりマレーシアのJK達からLINEが来た人がいたらごめんなさい。
片言の言葉とパッションでのコミュニュケーションに限界が近づいたその時、試合が始まるとのことで呼ばれたため脱出することができた。
着ていた薄手のパーカーを彼女らに預けて現地の高校生達とサッカーの試合をした。
試合は確か勝った気がする。お互いに荒っぽい試合だったのはよく記憶に残っている。怪我怖かったし。
試合後、薄手のパーカーを返してもらおうと彼女達の元へ戻ると、そのうちの1人から
「Please your hoodie!」
と言われた。
もちろん回答は
「NO!!」
当たり前でしょう。日焼けしちゃうしダメよ。
その代わりとして、お世話になった彼女達には日本からのお土産としてまたまた箸をプレゼントした。
グループの友達達は型抜きを貰っていたが、俺はなぜか型抜きと白いクマのぬいぐるみを貰った。
コミュニケーション頑張った俺えらい。
そんなこんなで現地の高校を後にした我々御一行はシンガポールへと帰っていったとさ。
現地の高校生達には適当なIDを伝えてしまって正直に申し訳がないと思っていて、高校の名前もその子達の名前もわからないけど、いつかまた話せたらいいなぁとは思う。手がかりはないけど。
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