#3 自分のためと他人のため

どれだけの人が他人のための行動ができるのか。

電車内で煙草を吸う人に対して、「他の乗客のために」注意をした高校生が、暴行を受け大怪我をする事件があった。

この高校生はほんとに勇気を振り絞った行動をしたと思う。同じ状況になった時、「自分を守るために」見て見ぬふりをする人が多いのではないか。

多様性、個性を重視するこの時代は、「自分のために生きろ」というメッセージが込められているように思える。一方で、SNSの普及で匿名で他人に批判することが容易になったこともあり、他人への考慮というものはない時代ともいえる。

「自分のために生きる」のではなく、「他人のために生きた結果、じぶんのためにも生きる」ようになれるように私は努力していきたい。


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