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2024年2月の活動報告


研修・コンサルティング

2021年度から3年間、北海道倶知安町(くっちゃんちょう)の新規日本語教室立ち上げに関わらせていただきました。
試行錯誤の結果、倶知安町日本語サロン「にこちゃん」は、口コミで会場がいっぱいになるほどの人気講座になりました。
この日も気温マイナス10℃ の極寒にも関わらず、大勢の人の熱気で窓ガラスが曇るほどでした。

また、翌日には冬の一大イベント「雪トピアフェスティバル」で、メンコや独楽(こま)回し、だるま落としなどの懐かしい遊びを体験できるブースを開設し、こちらも大人気でした。

もちろん、これからも「にこちゃん」の活動は続いていきす。
ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
倶知安町の活動紹介は、開始1時間40分ぐらいからです。


在日ブラジル学校におけるキャリア形成に向けた日本語教育広域連携プロジェクト

2月は「ブラジル学校共同実践研究会」の一環で、岐阜県大垣市にあるブラジル学校「HIRO学園」さんにおじゃましました。

とても立派な校舎で、岐阜県内はもとより、近隣県からも多くの子どもたちが通ってきています。

日本語の授業はレベル別に2つのクラスに分けられていました。先生はポルトガル語もお上手で、とてもわかりやすく丁寧に説明されていました。

授業見学後、メンバーで意見交換を行いました。
学校ごとにさまざまな違いはありますが、やはり、子どもたちに今後の生活に必要な日本語力を身につけてもらいたいという思いは共通しています。

来月は、滋賀県愛荘町にあるブラジル学校「サンタナ学園」さんにおじゃまします。こちらもとても楽しみです。


官民連携による多言語相談窓口体制強化事業

2月20, 21日の2日間、名古屋市と刈谷市で「多言語相談員と福祉相談員のための基礎研修2024」を開催しました。

両日合わせて約60名の相談員さんがご参加くださり、事例検討ワークショップなど熱心にご議論くださいました。

同じ相談員でも、働く場や立場が異なると、求められる専門性や身につくスキル、そして相談者へのアプローチも変わってきます。
どちらが良いというわけではなく、お互いの違いを理解しあい、連携・協力できる関係性を築いていくことの意義を感じました。

名古屋会場
刈谷会場


外国人コミュニティサポート

2月24, 25日の2日間、名古屋市の久屋大通公園で、NPO法人愛知県ベトナム人協会さん主催の「第1回名古屋ベトナム旧正月」が開催されました。

当団体も開催準備のお手伝いをさせていただきましたが、当日は愛知県知事や名古屋市長、ベトナム総領事らのご挨拶に始まり、たくさんのゲスト出演者や飲食店等ブース出店があり、大盛り上がりでした。

愛知県は、全国で最も多い約5.3万人のベトナム人が暮らしています。
国籍別でも、ブラジルに次いで第2位となっています。
ぜひ、今後もイベントを継続開催していただき、文化理解と交流を深めていただけるといいですね。


ネットワーキング

2月22日、あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワークによる第20回情報共有会議が開催されました。
議事録は後日公開予定ですので、こちらをチェックしてみてください。


以上、簡単にですが今月の活動報告でした。
ここには紹介しきれないこともたくさんありますが、来月も予定が盛りだくさんですので、どうぞお楽しみに。


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