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2021年7月の活動報告

研修・コンサルティング

今月は新型コロナウイルスの影響による自粛制限等が出されていない地域に限り、対面での研修会が行われました。

(公財)京都市国際交流協会さんでは、文化庁「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」の一環として、全5日間の「日本語学習支援者育成研修」が開かれ、その1日目(7/19)と5日目(8/29)を当団体代表理事の土井が務めさせていただきます。

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時間も長い有料講座にもかかわらず、募集開始後からほどなくして定員を超えるお申し込みがあったそうで、みなさん大変熱心に受講されています。

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また、月末には富山県総合防災訓練に合わせて、会場となった滑川市で被災外国人への対応を想定した訓練も行われました。

毎年、こうした研修会を県内市町で順次開催されているのは本当に重要で素晴らしいお取り組みだと思いますし、来月には北陸3県合同での訓練も実施されるそうで、東海地域でも同様の取組がなされることを強く希望します。

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ブラジル学校における日常生活及びキャリア教育としての日本語コミュニケーション力向上モデルプロジェクト

今年度、当団体では文化庁から『「生活者としての外国人」のための日本語教育事業地域日本語教育実践プログラム(C)』を受託し、ブラジル学校の中等課程(=高校生)における日本語教育の充実に取り組むことになりました。

下の写真は第1回運営委員会の様子。ブラジル学校関係者を中心に、自治体や企業、日本語教育の専門家、そしてJICA中部さんにもご協力をいただいて進めていきます。

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こちらは実際の授業の様子。JICA青年海外協力隊員としてブラジルに派遣されていた日本語教師の方々が、授業のカリキュラムや教材作成、そして実際の授業を担当してくださいます。

とても心強い存在で、学校の先生方にも子どもたちにも大人気です!💕

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地元紙にも大きく紹介されました。ブラジル学校の存在や、そこで学ぶ子どもたちのことも多くの方に知っていただけると嬉しいです。

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官民連携による多言語相談窓口体制強化事業

こちらの事業は、今月もオンライン会議を重ねつつ、コツコツと研修用動画コンテンツの作成に取り組んでいます。形になるのはしばらく先になりますので、気長にお待ちいただけたらと思います。😅


帰国困難者への生活支援事業

こちらについては別記事で毎月報告をアップしていますので、ぜひ下の記事をご覧くださいませ。


ネットワーキング

7月のNPOおたがいさま会議では、多文化共生分野から2つの団体に活動紹介をいただきました。

当日の様子はウェブサイトに動画とテキストで掲載されていますので、ぜひご覧くださいませ。


2020年度通常総会

7月24日に2020年度通常総会をオンラインで開催いたしました。当日の資料は別記事にアップしていますので、よろしければご覧ください。


以上、簡単にですが7月の活動報告でした。

これから秋にかけて、今年度事業もどんどん忙しくなっていきます。残念ながら暑さもコロナ感染者数も右肩上がりのようですので、みなさんくれぐれもご自愛くださいませ。それでは、来月の報告もお楽しみに〜🤗

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