2021年8月の活動報告
研修・コンサルティング
今月もほとんどの研修や会議はオンラインでしたが、先月スタートした(公財)京都市国際交流協会さんの「日本語学習支援者育成研修」最終日に再度、代表理事の土井が登壇させていただきました。
最終日はこれまで学ばれたことをもとに、今後、それぞれがどのような活動を行っていくかを考え、発表していただきました。
“京都にあるとよい日本語学習機会”として、対象者別にその内容や活動方法などをじっくりと考える中で、今後の豊かな地域社会づくりに自分がどう貢献していくかをイメージするきっかけになったようです。
ブラジル学校における日常生活及びキャリア教育としての日本語コミュニケーション力向上モデルプロジェクト
お盆明けの16日から、豊田市にあるブラジル学校「エスコーラ・ネクター」で全30時間の日本語授業がスタートしました。
このプロジェクトでは、日本でのキャリアについて考えるきっかけを提供することを重視しています。そこで、県内の人材派遣会社「株式会社Man to Man」で正社員として働く2人のブラジル人スタッフの方を講師にお迎えし、どのようなキャリアを経て今に至ったかをお話いただきました。
講師のお一人、村山グスタボ秀夫さん(日系3世)からは、「大変なことはたくさんあるけど、それは大きく変わるチャンスでもあるんだよ。だから、大変さに負けないでがんばっていこう!」と素敵なメッセージをいただきました。村山さん、Muito obrigado!!
ネットワーキング
先月のNPOおたがいさま会議で活動紹介をいただいた「愛知夜間中学を語る会」さんに、企業やNPO等から支援物資等が届けられたそうです。
遠方から通っていた学習者さんは、自転車をいただいてとっても喜んでいらっしゃいました。本当によかったですね!
帰国困難者への生活支援事業
こちらについては別記事で毎月報告をアップしていますので、ぜひ下の記事をご覧くださいませ。
以上、簡単にですが8月の活動報告でした。
今年の夏は雨が多かったですね。
最近、愛知も朝晩は少し涼しくなってきましたので、季節の変わり目に体調を崩さないように気をつけたいと思います。
みなさまも、どうぞご自愛くださいませ。
追記
先日まで、名古屋で「オキナワ サントス」という映画が上映されていました。第二次世界大戦前後のブラジルにおける日本人移民の方々の状況を追ったドキュメンタリー映画です。
この記事のトップ画像にあるのは、日本人移民が船で向かったブラジルの玄関港「サントス」の街に今もある石碑です。当時の人々がどのような思いを持たれていたのか、このメッセージからいろいろと想像が膨らみます。
今後、各地での上映予定もあるようですので、よろしければ映画館に足を運んでみてください。
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