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帰国困難者支援活動ー'21年11月

本事業は「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成」を受けて活動しております。

境内の植物も、黄色から赤へと変わり、秋の深まりと冬の到来を感じる今日この頃。

先月までに多くの方が帰国されましたが、お寺にはあと2人の方がいらっしゃいます。

そのうち一人は、日本で新しい仕事に就くために、日本語の勉強と在留資格の変更のための準備をされています。

2019年4月からスタートした「特定技能」という在留資格。

17の業種に限ってですが、一定レベルの日本語力と各業種の試験に合格し、雇用主がみつかると5年間の就労が認められます。

高齢化と人手不足が進む日本で、若い人たちが国境を超えて働きに来てくれるなんて、本当にありがたい限りです。

希望の仕事に就くことができるよう、応援しています。

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もう一人は、以前の職場で大変な事故に遭い、労働災害の認定を待っているところです。

これにはいろいろな書類を揃えて、医療機関などにも確認のうえ、労働基準監督署(労基署)に提出しなければなりません。難解な日本語での手続きは、外国人にはもちろん、一般の日本人でさえ苦労します。

何度も労基署に確認しながら準備をし、ようやく提出ができました。
確認作業には2,3か月かかるそうですが、帰国前になんとか認定されることを願います。


どうか、二人の願いが叶いますように🙏

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