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帰国困難者支援活動−'20年5月

5月12日、愛知県内で新型コロナの影響を受けた外国人を支援するNPOのネットワークメンバーから、「名古屋市内のお寺に仕事や家を失った外国人が身を寄せているという新聞報道を見た」との連絡が入り、すぐにスタッフがお寺を訪問しました。

お寺に着くと、御住職さんと若い外国人たちが話し合いをしているところでした。彼・彼女らはコロナの影響で失職し、職場の寮からも追い出されてしまったところを支援団体の助けを借りてお寺に保護を求めてきたところでした。

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お寺は彼・彼女らに一時的な滞在を認め、食料と生活物資を提供されるということで、当団体も可能な限りの協力を申し出ました。

早速、NPOのネットワークを通じて支援物資を募ったところ、マスクなどの衛生用品や身の回りの生活用品などをご提供いただきました。

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また、生活困窮となっている外国人に向けた民間団体による寄付プロジェクトがはじまったことを知り、一人ひとりに経済状況等を聞き取ったうえで申請をしました。

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2週間後、嬉しい知らせとともに一人3万円が届けられました。これでようやく、身の回りものを買い揃えることができます。本当にありがとうございます!

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また、ありがたいことにたくさんの食糧提供もいただきました。お寺にいる人たちだけでは消費しきれない量でしたので、彼らの発案で、他にも困っている人たちにお裾分けをすることになりました。

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どんなに大変な状況下にあっても、それは自分たちだけではないので、できるだけ同じように困っている人たちと分かち合いたい

そんな心優しい彼・彼女らの今後の生活を、お寺のみなさんと共に少しでも支えていきたいと思います。

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