2022年12月の活動報告
研修・コンサルティング
7月以来約半年ぶりに、北海道倶知安町(くっちゃんちょう)におじゃましました。文化庁「地域日本語教育スタートアッププログラム」2年目となる今年は、秋・冬に日本語教室を開講しています。この日は朝から大雪(積雪50cm以上!)でしたが、町内各地から参加者が集まり、楽しい時間となりました。
中旬には東京都内で開催されているウクライナ避難民向けの日本語教室にもおじゃましました。まだまだ日本語学習に集中できる状況下にない方もいらっしゃると思いますが、みなさんとても熱心に勉強されていて、訪問した私たちとも笑顔でコミュニケーションをとってくださいました。
ジャークユ(ありがとう)!
官民連携による多言語相談窓口体制強化事業
いよいよ、今年度のアンケート調査の準備も大詰めになり、年明けに県内の福祉関係機関に向けて発送いたします。
多文化共生と福祉において、今まで以上の連携・協働が進むきっかけをつくっていきたいと思います。
調査結果は年度内に公開予定ですので、お楽しみに!
在日ブラジル学校におけるキャリア形成に向けた日本語教育普及プロジェクト
12月3日、豊田市福祉センターにて、日本国内でポルトガル語の母語・継承語教育に取り組む実践者と研究者との意見交換会を開催しました。
今回は終始ポルトガル語で行ったため、みなさんいつも以上に熱心かつ充実した議論になったようでよかったです。
ネットワーキング
「あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワーク」が毎月オンラインで開催している情報共有会議、第7回(12月)の議事メモがアップされています。過去の議事メモも同ウェブサイトでご覧いただけますので、よろしければチェックしてみてください。
また現在、愛知県内にはのアフガニスタンからの避難者が20世帯超いらっしゃることがわかりました。
ウクライナからの避難者と異なり、ほとんど公的な支援が受けられていないようですので、微力ながら民間のネットワークを活かした支援を検討しているところです。
どうか、こちらにもご関心をお寄せください。
さてみなさん、2022年はどんな一年でしたでしょうか。
当団体にとっては、3月以降のウクライナ避難者の受け入れから、新たな支援者ネットワークの設立に展開したことがもっとも大きな出来事だったと思います。
来年もどんな一年になるかわかりませんが、ご縁をいただいた目の前の人に寄り添い、また彼・彼女らを支える方々と共に歩み、半歩ずつでも着実に「多文化共生社会」へと理想を現実にしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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