SixTONES・京本大我さんが考えた「ミスチル妄想セットリスト」

2022年にNHK FMで放送された番組「今日はミスチル30周年三昧」にて、ライブの曲を勝手に妄想して、30周年にちなんで、30曲を発表する「ミスチル妄想セットリスト」という企画がありました。
その中で披露されたSixTONESの京本大我さんが作ったミスチル妄想セットリストをご紹介。
ラジオなのにも関わらず、ツアーグッズのTシャツとリストバンドを身につけて、気合十分の京本さん。 一度リストアップしてみたら、80曲になってしまい、そこから30曲に絞るのが苦しかったと言います。


※ここからはすべて京本さんの発言


妄想セットリストのテーマは?

架空のドームなのかスタジアムなのかっていう会場を意識していて、最初はドーム状で途中で上が開くようなセットがいいなっていう、そこから妄想しちゃってるんですけど。
とにかく、innocent worldとか、定番の曲あるじゃないですか?そういうのをリスペクトも込めつつ一旦は忘れて自分らしく作ってみようっていうのをテーマにしました。
音源はないんですけど、結構ダークな、暗めな、怪しげな感じのovertureを流していただいて、その後に1曲目・・・。


セットリスト

1.シーラカンス

シーラカンスに繋がるようなovertureをつけてから、ダークなミスチルで始めたいなっていう。
爽やかな曲も素敵な曲もいっぱいあるんですけど、今回は、ダークなオープニングで攻めたいなっていうので、シーラカンスで始めさせていただいて。

2.マシンガンをぶっ放せ

昔から応援されているファンの方々にとっては、とてもたまんない流れなんっじゃないかな・・・僕も大好きな曲で、この2曲つなげて、曲順めちゃくちゃ大事にって意識したんで。実際に僕のセットリストを1から聞いていただくと、めちゃくちゃ繋がりもいいと思います。で、オープニングの締めですね・・・。

3.フェイク

Mr.Childrenさんの代表曲とかしか知らないって方が来られててもこのフェイクであーってなるじゃないですか?ここでとりあえずオープニングに、皆さんがついてこれるかなっていう。
2番の腰振りもぜひやっていただきたい。とにかく最初から飛ばしまくって、ダークにダークにガツガツに攻めてほしいなっていう感じなんですけれども。
この後に小MCみたいな感じで桜井さんのおしゃべりがあったり、演奏込みのメンバー紹介みたいなものを田原さんだったり中川さんだったりにしていただいて、最後JENさんがドラムの紹介があった流れでそのドラムのまま次の曲に入ってもらいたい。

4.ロックンロール

これ意味がありまして、この前の3曲が結構ロックにガツガツに攻めるじゃないですか?それを俯瞰で見てる主人公みたいな感じで次の曲始めていただきたいと思います。ロックンロールをうらやましがるみたいな、ロックンローラーへの憧れみたいな感じで歌っていただきたいなっていう。

5.終末のコンフィデンスソング

これも僕めちゃくちゃ大好きな曲で、意外に鋭いこと言ってたりされるんで、そこも含めてすごい好きなんですけど。
“地球の上”と“Nowhere”で韻踏んだりとかするおしゃれなところもたくさんあったりしてめちゃくちゃテンション上がる曲です。
ここでロックンロールと終末で爽やかさもちょっと出しつつ、オープニングのダーティーさを1回なくして。で、次の曲です。

6.PADDLE

すごい頑張ろうってエネルギーを貰える曲なんですけど。本当に悩んだ時も日頃聞いたりする曲なので。目茶クチャ好き。素敵です。
ここで明るさを最大限にだして、次1回ちょっとトーンダウンさせようかなと思いまして。

7.車の中でかくれてキスをしよう

歴史で言ったら古い方だと思うんですけど。僕、思い出がありまして。これ、CDを借りて自分の携帯に入れたんですけど、借りたCDがちょっと傷が入っちゃってたのか、プチプチ途中で切れながら曲が流れてたんですよ。というのが逆にごい染みちゃって。それを新しいCDをもう一回入れ直すんじゃなくて、あえてそのプチプチになってる状態のこの曲をずっと聞いてたのが思い出に残ってて。この曲は序盤のいいところに持っていこうと思いまして。
メンバー紹介ありましたけど、櫻井さんの負担考えずにずっと作っちゃってましたね。このままラブソング的な流れで次の曲に行きたいと思います。

8.乾いたkiss

結構大人な・・・すごいムードも柔らかさもあって。でも、切なさもあってという曲で。 ここは浸ってもらいたいセクションかな。 キスつながりで・・・。ちょっと大人なものから純粋なものまでどのジャンルもありますね。
このまま流れでもう一ラブソング行きたいと思いまして、お願いします。

9.靴ひも


この曲はいろんなラジオで流させていただいていて、僕のファンの方々にはめちゃくちゃ有名になってきてると思うんですけど。この曲も本当に歌詞のストレートさ、靴ひもも結ばずにとにかく飛び乗って行きたいみたいなまっすぐさが、聞いてきた曲史上一番ピュアな曲ですごい好きなんですよね。
7曲目8曲目9曲目とちょっとラブソング続きで。キュンキュンしながらズキズキしながら聞いてもらいたいなと。
そしてここからの流れも素敵なんで、ぜひリスナーの皆さんに聞いてもらいたい。この流れでルールを作って聞いてもらいたいのが次の曲です。

10.HANABI

ドームの屋根はまだ閉まってます。
これは僕が中学生高校生の時、ドラマもめちゃくちゃ有名だったので、みんな大好きな曲でしたし。これ、文化祭で中学生の時に友達とバンドで歌った思い出もあって、入れさせてもらいました。HANABIはいいっすね。
このままこの熱い感じをちょっと引き継いで次の曲・・・。

11.少年

SUPERMARKET FANTASYの。定期的にブーム来ちゃうんですよね。少年期期待ブームが1年の中で何回も来るんです。孤独な夜でも聞きたいですし移動車でも聞きたいですしライブ前でも熱くなりますし。
ずっとミスチルさんを楽屋で流してから…なんならギター置いてあるんですけど、それでみんなでミスチルを歌いながら出るみたいな。 ずっと弾いてたらみんな覚えてくれて。
この少年の流れでもう一個畳みかけたい。

12.掌

これはナオト・インティライミさんが入られてたみたいなライブバージョン、長いバージョンでぜひやっていただきたいですね。定番の感じで。
HANABI、少年、掌って僕的にめちゃくちゃ熱いセクションで。ここで中盤のMCに向けての流れとして、また爽やかに戻っていきたいと思いまして。

13.I’LL BE

シングルバージョン。あえてポップな方が、中盤のMCまでの流れとしてもう1回上がっていけるかなと思いまして。

14.youthful days

すごい絶妙な唯一無二な曲だなと思ってて。爽やかなのか切ないのかわかんない絶妙なラインじゃないですか? ここでまた皆さんに爽やかでもあり、エモく浸ってもらいたいと思って。
この曲の流れでMC前ラストの曲になるんですけど・・・

15.GIFT

ここでもうライブ終わるのかなぐらいの壮大な感じで1回締めくくりたいなと思いまして。
ここでドームを開けようかと。曲の中の後半の盛り上がってきている“ラララ”のところで開いていく。そういう感動的な展開にして。
まだ夕方のちょっと手前ぐらいを意識してまして。やっぱシーラカンスとか、暗く始まってるんで、解放された感じでまだ青空だったらいいなぁみたいな。 なので、ちょっと青空の中桜井さんにのびのびとMCしていただくみたいな。
ここで大MCというイメージですね。JENさんにもふざけていただいて。 みんなで盛り上がっていただいて。で、だんだん陽も夕景に変わってきたところで後半戦の1曲目お。

16.Drawing

ap bank fesみたいな雰囲気になるんですけど、この曲、19歳のころに親友と2人で京都に旅行行った時、鴨川の河川敷を歩きながらアカペラで歌ったという思い出があって、それが蘇るんですよね。本当に曲の力ってすごいなって。
これも夕景の中で歌うんですけど、もう1曲しっとりと行きたいなと思います。

17.くるみ - For The Film - 幸福な食卓

バージョンが2つあって、ピアノスタートの・・・。めちゃくちゃしっとりバラードですね。これ、最後まで聞いてると涙出そうになるんですよね。歌詞も素敵ですし。
ここから夕景が終わりかけるかなぁて時に次の曲・・・。

18.Prelude

歌詞にも“ Hey you 日が暮れる”というワードもあるんで、ちょうど陽が暮れる時に持ってきたいなって。ここでこの日のことをみんなで振り返りながら、共感しながら。
この楽曲、後半になるにつれてどんどんキラやかになってくるのでその流れで最後の日が暮れきる前にもう一盛り上がりみんなでパーッと明るくなりたいなぁと思いまして、次の曲お願いします。

19.海にて、心は裸になりたがる

あえて青空じゃないところでこれを歌われるエモさみたいな。すごいみんなうぇーいって盛り上がれるんじゃないかなみたいな。後夜祭みたいなムード。
ここで明るく盛り上がってもらいまして、次の曲お願いします。

20.UFO

この曲、ライブでやられたことがないとききまして。僕個人的にはすごい好きな曲で、メロディーラインもそうですし。 ちょっとyouthful daysに近いような、爽やかなのか切ないのか絶妙なラインですごいサウンドがまず何より好きなんですけど。
僕が調べたところによると、“サメかけたスパゲティ”というフレーズがサビに出てくるんですけど、桜井さんがそれを使いたいがためにこの曲を作ったみたいな、本当かわかんないですけど。これはぜひどっかに入れたいなと思って。
ここからいよいよ完全に夜になったイメージの曲です。

21.PINK~奇妙な夢~

オープニングのシーラカンスのムードを彷彿とさせるような。詩の奇妙さが好きなんですけど。サビのレンジが結構高くて、でも、ビート自体はゆっくり目なんで、そんな中でハイトーンでサビ伸ばすところとかがめちゃくちゃセクシーというかめちゃくちゃかっこいいなっていう風に思いましたね。カラオケでもよく歌わせていただいてますね。すごい好きなんです。この流れで次の曲。

22.WALTZ

ここで雨降ってほシいナっていう・・。天候も操っちゃったり。こっからポツポツ降り始めるんですが、ちょうどドームも開いたんで、しっかり雨を感じながら。 タガタメという曲で大雨の中で歌われてるパターンがありまして、それを見てぜひ違う曲でも再現されたらうれしいなと。

23.REM

もう土砂降りっていう。
WALTZでも十分締まるんですけど、もう1回ステーキ食べるぐらいの行くとこまで行っちゃおうっていうセクション。 これは本当に土砂降りの中でやってほしいです。
アルバムとは曲順が逆で、アルバムめっちゃ聞いてる人も裏切れるから。そうくるかと、良い裏切りがしたいなっていう。ただ、桜井さんの喉のことはほんと何も考えてない。笑

24.NOT FOUND

REMで燃え尽きた後にアカペラで始めるバージョンとかあるじゃないですか?そのアカペラスタートで始めてほしいなって。スポットライト浴びながら。これでラストスパートに入るイメージですね。この疾走感もほんと大好きなので。

25.Marshmallow day

この曲のサビの韻の踏み方とかも本当に大好きで。雨はここら辺で小ぶりになってきてるイメージではあるんですけど、まだ止んでないです。

26.End of the day

Marshmallow dayとdayつながりということで。 1日の終わりみたいな、そういう振り返るような曲だったりするので、ライブの本当に最後の方に持っていきたいなって。サビも勢いがあるので、そこからラストスパート感もしっかり出るかなと思います。

27.Worlds end

シフクノオトのライブツアーで天頂バスって曲があって、それで桜井さんがめっちゃ走り回りながら、鉄骨の階段登っていったりするシーンがあったりするんですけど、そこをこの曲でオマージュというか、再現していただきたいなって。鉄骨のタワーみたいなとこ、ただのセットだと思っていたら登れたっていう。 飛行機とかそういう曲だったりするんで、なるべく高いところまで行ってほしい。
で、次がいよいよ本編ラストの曲になるんですけど。

28.Image

これでだいぶ終わるのあなかなか珍しいと思うんですよ。すごいドラマチックなんですよね。曲の構成自体も最後に違うメロの大サビみたいなのが待ってたりとか。なので、すごいムードというか、すごいグッときて終われるなっていう。
この曲でとりあえず本編は以上なんですけど。

29.Documentary film

アンコール1曲め。これ、MVが公開された時も度肝を抜かれて、1日中ずっと聞いてたんですけど。 それぐらい好きな曲で。
imageで切なくバラードで終わったんですけども、あえてアンコールももう一回バラードでたたみかけてもらいたいなっていう。innocent worldとかにあえて行かない方法を考えてみたら、こういうパターンも出てきたんですけど。
そして次がいよいよ最後。早いもんでアンコール2曲なんですよ。2曲目お願いします。

30.空風の帰り道

ap bank fesでも、この曲やられてたんですけど、ラストサビが転調するパターンがありまして…アルバムでは多分そうなってないんですけど…それ見た時本当にこのライブに行きたい、これで締めくくるライブ行ってみたいって強く思ったので。
楽しくわーっと終わるのも素敵なんですけど、あえて浸って切なくミスチルさんとお別れするっていうのもいいなと思って、この曲にしま
した。

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