ミスチル・桜井さんが映画「こんにちは、母さん」に寄せた暖かな言葉

Mr.Children・桜井和寿さんが、2023年9月1日より公開中の映画『こんにちは、母さん』へコメントを寄稿しました。
「こんにちは、母さん」は、山田洋次監督、吉永小百合・大泉洋主演の映画で、現代の東京下町を舞台に、母親と息子、彼らを取り巻く人々が織り成す人間模様が描かれているとのこと。
桜井さんのコメントは以下の通り。

「こんにちは、母さん」
じんわりじんわりと心が満たされて、暖かな涙が溢れました。
例えば、こんな一枚の写真。
どこにでもあるような、平凡な町の風景。たまたまそこに写ってしまっている、背広姿の男、小さな子供を自転車に乗せペダルを漕ぐ女性、レジ袋を持つ腰の曲がった老人、下校する学生、
そのすべての人にそれぞれ、泣いたり笑ったり、迷ったり悩んだりの複雑なストーリーがある。
そんな当たり前で、でも、とてもとても大切なことに気づかされるような、そんな映画でした。
少しだけ人を好きになり、
また自分が人であることに自信と勇気を持ちました。
もうすぐホールツアーが始まります。
足を運んでくれるお客さんにはきっと、それぞれにストーリーがあり、日常の中で取り立ててスポットライトを浴びることはないかもしれないけれど、
そんな人たちの心に暖かな光をあてられるような、そんなステージにしよう、この映画のように、と強く思いました。

桜井和寿(Mr.Children)

映画公式サイト

映画に行っていないのに、このコメントだけですでに心を動かされております。
桜井さんに暖かな涙を溢れさせた映画なら、ぜひその世界に触れてみたいと思い、UDCAStというアプリを開きました。
このアプリは、映画館で映画の音声に合わせて、視覚情報の解説をイヤホンから流してくれるアプリなのですよ。但し、登録された映画に限る。
・・・そっとアプリを閉じました。
「こんにちは、母さん」は対応していませんでした。
金曜ロードショーを待ちます(笑)彼らなら、副音声で音声解説をきっとつけてくれますから!

コメント内の一枚の写真のお話は『横断歩道を渡る人たち』感がありますね。
ミスチルの音楽も一人一人の泣いたり笑ったり、迷ったり悩んだりする日常にスポットライトを当ててくれるようなところありますね。
誰も観てないワンマンショーでもミスチルは暖かな光を当てて見ていてくれるみたいな。
ミスチルリスナーなら、「この詩、自分のこと書いている?ミスチルに人生見られてる?」と感じたことあるのではないですか?
ところで、大泉洋さんにミスチルの匂いを感じるのですが、あれですね、NHKの音楽番組「SONGS」で退団していたのと、主演映画「青天の霹靂」の主題歌がミスチルだったからですね。
「青天の霹靂」は音声解説付きで観ました!!

明日から、Mr.Children Tour 2023/24 miss youが始まりますね。
本日、ツアーグッズが発表され、アルバムの先行情報もりりーすされて、いよいよ盛り上がって参りました。
残念ながら地元開催もなく、チケットもなく、Mr.Childrenの音楽を生で聴くことはできないのですが、毎日ドキドキしながら目覚めています。
遠足の日が近づくに連れて強まる、無邪気なワクワクを伴うあの頃の目覚めに似た感覚です。

Mr.Childrenさん、ツアーが無事に完遂できることを願っています。
Mr.Childrenさん、アルバム『miss you』楽しみです。
取り立ててスポットライトを浴びない、こんな気持ちを慈しみながら今日も生きています。


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