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【若い教員向け】文句や不満を口にすると仕事は絶対にうまくいかない【〇〇は最強説】

こんにちは、べいぶです。平均残業時間は100時間、1日休みは2か月に一度でもメンタルをやまない教員10年目です。

今回は、若い教員向けに仕事に対する姿勢の話をえらそうに上からお話をしたいと思います。

教員をしていると、「これはおかしい」ということがよくあります。本当によくあります。時には文句や不満、愚痴をこぼすこともあるかもしれません。

しかし今回は、「文句や不満を口にすると仕事は絶対にうまくいかない」というタイトルで文句や不満、愚痴を言うことのデメリットを見ていきたいと思います。

文句や不満は問題解決にならない

「これはおかしい」に対して感情を入れると、それは文句や不満に変わります。反対に、「これはおかしい」に対して無心になると、それは問題解決に向かいます。(タイトルの○○は「無心」です。)

・「これはおかしい」+「感情」 = 文句・不満
・「これはおかしい」+「無心」 = 問題の解決

感情を入れると、問題の本質が非常に見えにくくなります。文句や不満が出てきて、解決策が「愚痴を言うこと」になってしまいます。これでは問題は一向に解決しませんし、論理的で建設的な意見ではないため感情的なあなたの意見にはだれも耳を貸しません。

一方、感情を入れず無心で問題に向き合うと問題の本質が見えてきやすくなります。問題を色眼鏡で見ることなく客観的にとらえられるため、問題点の発見につながり解決に向かっていきます。中には規模が大きすぎて解決に向かわないこともあるかもしれませんが、長期的に見て良い方向に向かうことがとても多いです。いきます。中には規模が大きすぎて解決に向かわないこともあるかもしれませんが、長期的に見て良い方向に向かうことがとても多いです。

「これはおかしい」に正論で立ち向かわない

教員の仕事は「これはおかしい」ことであふれています。

・当たり前の残業
・勤務外に与えられる業務
・書類などの大量の事務仕事
・物理的に終えることが不可能な業務量
・年々増える「子どもたちのため」の仕事

ほかにも学校によってはさまざまな「おかしい」ことがあると思います。しかし、それにいつもいつも正論で立ち向かっていたら疲弊してしまいます。たしかにおかしいことはおかしいと言うことは大切だと思いますが、いちいち文句や不満を言っていたら業務が止まります。

文句や不満を言ったところで業務量が減るわけではないし、その間に仕事を終わらせてしまった方が絶対に効率がいいです。

私の経験則

私自身、これまでいろいろなマインドセットで多忙な業務をこなしてきました。どういうマインドセットで仕事をするのが望ましいかを模索してきました。

1. まずは最初は与えられたものをきっちりこなす
     ↓
2. 部活以外では残業をしないように集中して効率よく仕事をする
     ↓
3. 「おかしいことはおかしい」と考えながら仕事をする
     ↓
4. 「これはおかしい」に対して無心になる


若いころは教員という仕事のいろはもわかっていなかったため、とにかく与えられたことをきっちりとこなすことを考えました。疑問に思うことなく、とにかくその職場でやるべき仕事に集中してがむしゃらにやりました。このときは、どうしたら仕事で最大限の効果を得られるのかを考えながらやっていたため、残業は多かったですが充実していました。

続いて、部活以外では残業をしないように心がけました。そのため、自分の仕事を明確化することができ、無駄な時間を過ごさないように集中して仕事をしてきました。文句や不満を言うこともほとんどなく、勤務時間を守りプライベートを大事にすることができました。

次に、「おかしいことはおかしい」といちいち考えながら仕事をしました。結論から言うと、この時が一番仕事の生産性が低かったです。文句や不満をいちいち口にし、同僚や先輩教員にえらそうに愚痴を言い、非常に良くない態度だったと言えます。このようになった原因としてインドセットが挙げられます。「これはおかしい」に対して感情を入れていちいち反応をしてしまっていたため、集中力が途切れやすく残業をすることがよくありました。

最後に、問題に対して「無心」で取り組みました。この状態が一番集中力を高く維持した状態で仕事をすることができました。無心状態になると、問題を好き嫌いで見なくなり冷静に分析をすることができます。論理的に考えられ、より効果的に問題解決に向かうことができます。一つの問題でいちいちイライラすることもなく、家に帰っても嫌な思いを持ち越しません。問題点に対して無心でいられるのは最強と言えます。

まとめ

・「これはおかしい」+「感情」 = 文句・不満
・「これはおかしい」+「無心」 = 問題の解決

たしかに、教員をやっていると「これはおかしい」と思うことが多々多々ありますが、いちいち感情を入れて反応しても状況は変わりません。無心で対応することで最小限の労力で良い方向に向かわせることができます。文句や不満、愚痴を言うと気持ちが楽になりますが、麻薬と同様言い出したらなかなか止まらなくなってしまいます。文句や不満、愚痴を言っても解決しないことを頭に入れ、問題に対して無心でいることをぜひ心がけてください。

教員は将来の宝である子どもたちを育てる素晴らしい職業です。多くの先生がそんな子どもたちが尊敬するような人間になってほしいと思っています。

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