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【本当の欲望を発見するために】好きなことで稼ぐために必要なこととは?

※この記事は、YouTubeに公開している動画の文字起こしです。
元動画は↓

あなたは、この動画で自分の情熱を向けられるもの、つまり、とびっきり大好きなことを収益に結び付けるための具体的なステップや戦略を学ぶことができます。
また、成功のために必要な正しい努力についても理解してください。
この動画を見れば、自信を持って自分の夢や目標を追求することができるでしょう。

1. 好きなことの発見を妨げるもの


この章では、好きなことを見つけるためのアドバイスやヒントを提供します。
自分の興味や情熱、つまり好きなことを探求することが、将来の収益源と結びつける重要な第一歩なのです。
そもそも、日本人の多くは好きなことをして稼ぐと言うことにブロックがあります。
理由は3点。

1点目は、真面目に勉強することによって将来の可能性が広がるという社会洗脳。


学ぶことは大切だが、学ぶということについては多くの人が誤解している。
詳しくは最後までみてほしい。
学歴社会の度合いは、先進国で韓国に次いで2番目。
多くの人が、学歴があれば稼げると言うふうに考えます。
あるいは、過剰に学歴を意識するがゆえに、大卒なのに使えない、高卒なのによく働くなどと言う。
しかし、それもまた学歴を意識していることの証拠。
結局は、日本人の多くが学歴に悩まされている。
それは、どこからくるのか。

まず、学歴は多くの場合、お金で買える。
親の年収によって、学歴は左右されるという統計的事実を聞いたことがある人もいるだろう。
大学の学費を出すことができるかどうかではありません。
一定以上の学歴を手に入れるための資金があるかどうかが問題なのだ。
塾に通わせることができるか、私立中学・高校に通わせることができるか、が偏差値の大学に進学できるかどうかを決める。
これは統計的に明らか。
ゆえに、学歴というものは、環境によって一定決まってくるもの。
ほとんどの場合、子供の学歴は親の金銭力によって購入されたものにすぎない。

その一方で、真面目に勉強すればいい高校・大学に進学することができ、安定した職につけるとも言われる。
学歴は環境要因によって左右される側面が大きいにもかかわらず。
お分かりだろうか?
多くの人にとっては、幼少期からどんなに頑張っても、覆すことができないゲームを真面目に、努力して戦うことを強いられている。

これが癖づくと、社会に出た後も成果が出なくても真面目に取り組むことが大切だという無意味な神話、物語を信じて生きていくことになる。
仮に、うまくいっても、つまり、大学に進学し、卒業したとしても、真面目に努力することを正しいと思い込んでいる。

好きなことで生きていくことを阻害する要因はまだある。

2つ目は、宗教的洗脳。

日本人はなんの宗教も信仰していない民族だというのは誤解。
あなたが無神論者であると思っていても、それも実は誤解なのだ。
神社に火をつけることに罪悪感を抱かない日本人は少ないでしょう?
日本人ほど、無意識に宗教を信仰している民族はいない。
見識の広い人の中には、日本人は神道と仏教の影響を多分に受けてきたと思っている方は多いと思う。
旧都である京都には多くの寺社が立ち並ぶ。
そんな景色を見れば、神道と仏教の影響を多分に受けてきたのだと思う。

神道は八百万の神を信仰する。
海にも、空にも、太陽にも、川に転がる石ころにも神が宿っていると考える宗教、いわば、自然信仰の宗教である。
多くの神事は、儀礼化し、今では意味を知る人がいないほど、神道は私たちの生活に浸透している。
厄年には、神社で厄払いしてもらう人も老いのではないだろうか。

仏教は、仏陀や釈尊と呼ばれる開祖の教えをもとに出家者のみに悟りの道に進む修行を許す、小乗仏教。
俗世の多くの信者を抱える大乗仏教が存在。
日本はほとんどが大乗仏教。
多くの僧が、一般人向けに説法をしているし、ほとんどの寺が墓場利権によって生計を立てている。
しかし、日本人が影響を受けている宗教は、この二つにとどまらない。
実は、仏教よりも昔に日本に輸入され、統治に利用されていた宗教が存在する。
それが、儒教だ。

儒教とは、孔子の教えをもとにした宗教。
『論語』は有名で、読んだことがある人もいるのではないだろうか。
歴史を紐解くと、儒教は仏教よりも前の時代に日本に輸入され、日本人の精神性の根本に定在する。
聖徳太子は仏教に影響を受けて統治をしたと言われているが、思想から見るに儒教の影響を受けていたことは明らか。
儒教は、さまざまな政治背景から孔子によって、以前から存在した儒の思想を体系化されたもの。
その後も荀子などが発展しました。
性善説、性悪説は実は儒教用語だ。

儒教の原始的な経典的立ち位置にあるのが、『論語』
その論語の一節を引くことによって、私たち日本人の中に眠る宗教洗脳を明らかにする。
子曰、以約失之者、鮮矣
しいわく、やくをもってこれをしする者すくなし
慎ましく生活していて、失敗するものは少ない。
このような精神性が日本人の精神構造の中の深い位置に存在している。
ユング曰く、これぞ日本人の集合的無意識である。
そもそも儒教は中国の宗教で、論語は誰もが知っている。
が、中国人の富裕層が爆買いするのは何故か?
それに対して、日本人社長が質素倹約に勤め、いつまでも従業員の目を気にするのは何故か?
もちろん、国民性。
しかし、その国民性から、私たちは無意識のうちに贅沢することに対してマイナスの感情を感じる。

本当に望んでいるにも関わらず、贅沢することも、裕福になることも、抑圧して生きている。
これは、歴史を遡れば、より明白に理解できます。
織田信長、豊臣秀吉の豪華絢爛な文化に対して、武家の文化が質素倹約であることの意味するものは?
なぜ、織田信長らの政権が長続きせず、徳川政権、つまり江戸時代が長続きした理由は?
理由は明らかでしょう。
そして、好きなことをすることがダメだと信じる3つ目の理由。
先に紹介した「過度な学歴信仰」「宗教洗脳」によって生じる大きな問題。

3つ目は、嫉妬。

過剰な禁欲は、過剰な同調圧力を生む。
これはフロイトの図式。
詳しく話す。
禁欲は、無意識の欲望を過剰に抑圧することになる。
その欲望は、なされないものとして無意識のなかにとどめられる。
自分の人生での欲望達成を諦めるだけなら、その個人の人生にのみ影響するから、無害。
しかし、人間の精神はそんなに単純ではない。
人間は一定の条件下におかれると、社会的正義に従って行動したくなる生き物。
特に、自分が抑圧しているにも関わらず、他人が素直にそれを発揮しているのを見ると社会正義を後ろ盾にして、その人間を攻撃したくなる生き物。

つまり、社会的洗脳によって抑圧することになった欲望、つまり禁欲によってなされないと受け入れようとしていることを他人にやられてしまうと、嫉妬する。

例えば、不倫。
結婚相手を大切にしなければならないというメッセージは、社会的正義に従って導き出されたもの。
妻は夫を、夫は妻を幸せにしなければならない。
もちろん、それによって幸せになる人もいるでしょう。
それを否定するつもりはない。
しかし、それを破ることが間違っているというのは、社会的正義に従った主張に過ぎない。
夫婦関係のかたちは人それぞれであり、その夫婦が幸せかどうかと社会的正義とは無関係なはず。
しかし、不倫のニュースに対して、多くの日本人が過剰に反応する。
さて、何故そのような社会現象が起こるのか?

端的にいうと、多くの人が夫婦関係に我慢しているから。
自分はどれだけ誘惑的な状況に置かれても、あるいは、自分はどれだけ配偶者に不満であったとしても、不倫はしないし、しないでおこうと思っているのに、アイツはしやがった。
これが不倫を叩く原因。
我慢して、真面目に、社会の常識に従った結果、禁欲によって抑圧された欲望が、他人に対しての嫉妬や憎悪を生み出す。

私たちが好きなことをすることを恐れるのは、自分の中にも他人に対して攻撃したいという精神性が眠っているから。
写し鏡としての他者が、自分と同じように好きなことをしている人に対して負の感情を向けてくると怯える。
だから、自分が好きなことをすることを無意識に避けている。

以上の3つの理由から、日本人は基本的に好きなことで稼ぐことを悪いことだと思いがち。
ただ、それは単に一言で破壊される、無意味な信仰でしかない。
日本に生まれたからそう思うだけ。
もちろん、日本で生まれたことの影響はゼロにはできない。
こうして日本語で説明している。

I'm not making this video in English now.
you know?

だから、日本人として育ってきた影響をゼロにはできない。
でも。少なくする努力はできるはず。
それによって、あなた自身を許してあげてほしい。
あなたは好きなことで生きていける。
引きこもりだった僕が、好きなことで生きることができているように。

2. 好きなことの価値化


自分の好きなことやスキルをどのように市場価値に結び付けるかを説明する。
具体的な例を挙げることでイメージしやすいように話す。

まず、好きなことがお金にならないという思い込みを排除してほしい。
これをお金のメンタルブロックと切り取ってしまうと多くの誤解を生む。
そうではなく、考え方一つだということだ。

「好きなことがお金にならない」と考える場合、それはほとんどが誤解。
お金にならないのではなく、

・お金にする方法を知らない
・お金にしている人が少ない
・必要な具体的な金額が設定できていない

このように言い換えてみてほしい。
好きなことがお金にならないというのは単なる思い込み。
そして、稼げれば好きなことじゃなくてもいいというのも思い込みだ。
これは後で詳しく話すが、好きなことで稼ぐというのは、論理が逆。
稼げることは、いつも、好きなことだ。

1つ目 お金にする方法を知らない。


多くの人は、好きなことをお金に還元する方法を知らないだけ。
知らないし、考えてみたこともないから、方法が見えないのだ。
実際、好きなことは必ずお金になる。
理由は単純。
好きなことは、自分の強みだからだ。
好きであれば、そして、それが長期間の趣味であるなら、今後もそれに対して情熱をかたむけることができるかもしれない。

例えば、レコードが好きで集めているなら、レコードの知識は一般人、つまり、レコードを知らない人よりかは多い。
それだけでは自分よりも詳しい人がいると思ってしまうかもしれない。

ただ、そこに仮に、お酒も好きだという強みを組み合わせることができれば。
それに加えて、人と話すことが好きなら?
レコードをかけるバーを開くことができるかもしれない。
バーは初期投資がかかるからお金の問題にぶつかるかもしれないが、レコードに合うお酒を紹介するブログであれば?
YouTubeチャンネルは?

強みはそれひとつで生きるものではない。
多くの強みを組み合わせて一つの価値を作り上げる。
自分を客観視し、その過程で浮かび上がっている好きなことを最低3つは組み合わせると一つの価値の体系が出来上がる。
それを活かせば、稼げる可能性は大きくなる。
そう考えてみれば、この時点で、多くの稼いでいる人は好きなことが仕事になっていることに気づくことができる。

2つ目 お金にしている人が少ない


私たちはそもそも好きなことで稼いでいる人を観察しようとも思えない。
だから、好きなことで生きていいのだとも思えないし、そんな人いないと信じたい。
前の章で話したように、好きなことで稼いでいる人を見ても、スルーか嫉妬かの二択しか与えられていないからだ。
だから、なかなか目につかないし、わからない。
でも観察してみれば、好きなことで稼いでいる人は結構いる。
それは事実であり、気づかないのは私たち人間の認知の癖が影響を与えている。

人間は、自分が信じたいように世界を見ている。
人生は苦痛に満ちていると信じて世界を見れば、世界は苦痛に塗れている。
人生は喜びに満ちていると信じて世界を見れば。
このように私たちの生きる世界は、自分の信念に従ってどうとでも解釈可能。
好きなことで生きている人もいるという信念のもとで世界を見れば、多くのことに気づくことができる。
そして、最後の一つが1番重要。

3つ目 必要な具体的な金額が設定できていない

好きなことで稼ぐときに、具体的な金額設定が最も重要だ。
月50万円でいいのか、月100万円でいいのか、年収1億円なのか、によって提供する価値に制限がかかる。
その制限を明確にしなければ、提供する価値や使えるリソースを明確に把握できない。
大事なことだから、もう一回。
提供する価値とリソースを明確にすることが重要だ。

3. オンラインプレゼンスの構築


ウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームを活用して、自分のスキルや商品を宣伝する方法を解説。
オンライン上での存在感を高めることは、自分の好きなことをビジネスに繋げるために不可欠。

この動画をyoutubeで見ている人は、基本的にウェブ上で時間を使うことに慣れている人であるはずだから、どういうウェブコンテンツが注目を惹きやすいかということもわかるはずだ。
TwitterやInstagramなど様々なSNSを利用されている方も多いかもしれない。
それらのSNSにはそのSNSの特有のアルゴリズムがあり、そのアルゴリズムによって投稿の良し悪しを判断される。
そのアルゴリズムを学ぶところから、始めれば、自分の好きなことを発信するときに必ず生きてくる。
SNSの活用については、それを専門に発信されている方もいらっしゃるので、その方の動画に詳細は譲りたい。
今の時代において、SNSを活用せずに好きなことで生きていくことは困難である。
SNSは初期投資もなく、宣伝広告も行うことができ、今からしかも0からビジネスを始める人にとっては有効な手段の1つだ。

4. 継続的な学びと成長


成功するためには常に学び続ける姿勢が重要です。
自分の専門分野や関連するトピックについて常に最新の情報を追い求め、スキルを向上させるためのリソースや方法を。
そもそも、知識というものは、それが
それが体系なって初めて自分の人生に、実生活に生きてくる。

例えば、三権分立。
モンテスキュー、ルソーの思想を知り、初めて日本という国家が三権分立を採用していることの正統性が理解できる。
それだけではない。
絶対王政によって、多くの国民が飢え、苦しんだ。
理由は、絶対的な権力は、絶対に腐敗するからだ。
それらを国民の総意によって運営されていると国民が納得した上で、権力同士の均衡を図る。
なるほどと。
自分が組織を運営するときは、システムによって権力の分散を行わなければならないなと活かす。
あるいは、組織の成功を急ぐのであれば、自分に権力を集中させたほうがいいなと活かす。
と同時に、それであっても民主主義がうまく機能しない理由も考えることができる。

話がややこしくなるのでここで割愛するが、要は知識は前提となる別の知識を知らないと実生活に活かすまでに及ばない。
そもそもSNSのアルゴリズムの前提は?
そもそも人がものを欲しいと思うのは、どんな前提があるから?
そもそも人はなぜ悩む?
このように前提を掘り起こし、調べ、インプットするという営みが私たちの知識を深め、その知識は必ず実生活に活かすことができる。

そして、知識は必ず第三者へ向かう。
自分についての理解は1人でできる。
しかし、知識は必ず抽象化されていて、各集合の性質を一般論的に述べている。
日本人の性質については、丸山眞男や山本七平など。
人間の心理については、フロイト、ラカン、アドラー。
彼らが提供する知識は、自分を切り取るときにも有用だが、それは同時に他人を切り取るときにも有用なはず。

多くの人が好きなことで生きていく際のハードルとなるのは、この他者への目線、想像力の欠如だ。
他者は何を考えて生きているのか?
多くの人が抱える悩みは?
その悩みを解決できるリソースは自分にないか?
これらの問いが、自分の強みを活かす上で、最後のハードルになる。
自分が好きなことで稼ぎたいという自分本位の姿勢からは、何も生まれない。
最後には必ず、他人にとって自分の存在が、自分の提供できる価値が、どのように受け入れられるか?という点が問題になってくる。
自分の好きなことは誰かの価値に変換されて初めて、
それに価値があると思ってくれる他人がいてこそ、意味を持ち、世の中を変える契機になるということを覚えておいて欲しい。

番外編 幸せについて

最後に幸せについて話をして終わりにする。
幸せとは、仕合せとも書く。
人は、仕え、合わさることによって幸せを実感する生き物。
一方的に仕えるのは、奉仕。
上下関係がそこにはあり、権力が見え隠れする。
日本人は、お客様は神様的な思想が好きだが、本来仕事とは、お互いに仕え成立するものなはずだ。
つまり、ウィンウィンでなければ成立しようがない。
どちらか一方が我慢して、どちらか一方が気分良く過ごす。
これは、奉仕であって、仕合わせではない。
あなたが好きなことをして、相手も気分良くなる未来を理想として、好きなことを仕事にして欲しい。
好きなことで稼ぐことはできる。
それには、誰の犠牲も必要ないはず。
少しでもみんなが幸せな結論に行き着く未来を共に模索してみませんか?

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