怒っちゃうよね、人間だもの。|怒りと潜在意識
ねぇ、みんな、怒ってる?
皆さん、怒ることについてはどう思います?
僕は怒ってる人を見ると、
って思っちゃいます。
皆さんもそうですよね?笑っちゃいますよね?
……って、思うわけないか。笑
僕が変態なだけです、ごめんなさい。
実際のところ、皆さんのほとんどは、「怒り」に対してマイナスなイメージを持ってると思います。
ほとんどの人が「怒り」をぶつけられることで、嫌な気持ちになると思いますし。とりわけ真面目で心優しい人ほど、「怒り」を持つことに不快感を感じると思います。
「怒り」を意識の構造から考えると
ただ、潜在意識の仕組みを完璧に理解すれば、怒りには大きく分けて二つのパターンがあることを知ることができます。
そして、その「怒り」が生まれる理由もわかっちゃうんです、完全に。
先ほどの例を見てみましょう。
この二つの「怒り」が誰に向けられたものなのか、考えてみてください。
一つ目の「怒り」は、他人(=あいつ)に向けられたものですよね。
二つ目の「怒り」は、自分(=私)に向けられたものです。
同じ「怒り」でも、誰に向けられたものかによって意識の中で起こっている現象は、正反対です。
他人に向けられた「怒り」
他人に向けられた「怒り」は、優越感がベースにあります。
優越感とは、以下のような思い込みです。
自分が優れていて、ランクが上で、正しかったら、相手が悪く見えて当然ですね。
だから、相手に責任をなすりつけて、相手が悪いって、怒る。
人間的にどうかとか、それが正しいことなのかとか、そういうのは横において、そう感じてしまう・考えてしまうことは、構造上仕方がないことであるわけです。
ただ、優越感から怒りをぶつけられて人にとっては、たまったもんではない。笑
他人に向けられた「怒り」のポイントは、怒ることによって自分が優越であることを納得しようとすることが目的である、ってところです。
まあ、あいつが悪いって思っていれば、「自分は優れているし、大丈夫」って思えますもんね。
自分に向けられた「怒り」
では、自分に対しての「怒り」はどうでしょうか。
自分に対しての「怒り」は、劣等感がベースにあります。
劣等感とは、以下のような思い込みです。
自分よりも他人の方が、優れていて、ランクが上で、正しかったら、自分が悪く見えて当然ですね。
だから、自分に「怒り」を向ける。
劣ってて、ランクが下で、悪い自分に罰を与えて、安心しようとするわけです。
自分が劣っていることを確認することで、自分は大丈夫って思いたい。
これが自分に向けられた「怒り」の目的です。
二つの「怒り」は分けられない
ただね、この二つの「怒り」って分けられないんですよ。
「どちらかしか感じてない」っていう人はいません。
どちらかを感じてる人は、両方感じている、っていうのが、意識構造の不思議なポイントです。
こんな不思議な関係にあるわけです。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?