車椅子に乗ってみたいという意志

 こんにちは。note初投稿の、mizu_waterです。今日は、僕が読んだ本の感想を投稿します。

 吉藤オリィさん著「ミライの武器〜『夢中になれる』を見つける授業〜」という、これからの時代に知っておくべき考え方を文章でわかりやすく伝えている本です。

 まずこの本を読んで最初に思ったことは、「理解しやすい」ということ。始めから本題に突入するのではなく、実体験や、自分の子供の頃の様子など身近な話題からスタートし、こちら側も話についていきやすい。内容だけでなく、話題の持ちかけ方、文章の構成などもいいところがこの本のいいところだと思います。

 この本の大きな話題は、「みんなが夢中になることを見つけ、楽しく生きていく方法を見つける」ということです。科学がどんどん発展している時代を、どう生きるかという哲学的なことを論題とし、様々な目線で生き方を考えています。

 その中でも特に印象に残ったのは、車椅子の事例。体には特に障害が無かった吉藤さんが、子供の頃、そして今も、車椅子に乗ってみたいと思っていたこと。 そして、自分で新しい車椅子を作ったこと。

 普通誰もそんなこと考えませんよね?でも、吉藤さんには「乗ってみたい」という強い意志があった。だからこそ、車椅子を使う人の気持ちが分かっていて、車椅子を使う人が安心して使えるような車椅子を作った。これは、僕としてはものすごいことだなと感心しました。

  分身ロボットの「Orihime」を生み出し、世界から注目されている吉藤さんだからこそ、このような文章が書けたんだとと思います。本当にすごいなと思いました。

 東京オリンピックが始まり、コロナの不安もありますが、無事コロナが収束し、また平穏な日々が送られることを祈っています。

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