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ダブルス!オープンコートを作って決める!【水曜日のnote44】

オープンコートとは

テニスは相手がいない場所をオープンコートと呼びます。

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相手のいないところに打って相手を動かし、さらに広くなったオープンコートに打っていく事でラリーを優位に進めポイントに繋げていく事が、組み立てポイントを取るために重要です。

ダブルスのオープンコート

ダブルスのオープンコートはどこか、分かりやすく並行陣を例にしてみましょう。

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図で表したように、2人の間(センター)、右サイド、左サイドの3ヶ所がオープンコートになります。

今回はこの3ヶ所のオープンコートを基準として解説していきたいと思います。

オープンコートを作る

先ほどの図のような陣形ではオープンコートとは呼べないくらい狭いと思いますので、もっと広いオープンコートを作る必要があります。

そのために手っ取り早い方法としては、まずセンターに打ちましょう。

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どちらかが取ります。同時に、取った方のサイド(図では右サイド)広いオープンコートができます。

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作ったオープンコートに丁寧に打てば、それで決まる場合もあります。

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もし相手に取られたとしても、次の配球が頭の中に入っていれば焦る必要はありません。

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右サイドから相手が打つのでセンターが空き、そのカバーに入られても左サイドが空くので、どちらかに打てれば問題ありません。

オープンコートを作って決めるという、とてもシンプルな組み立てる事をやるだけなのです。

セオリーの共有

オープンコートを作っても、パートナーがそこに配球出来なければ、せっかく作ったオープンコートの意味がありません。

練習の時、試合前、ポイント間にでも話しておいて、こういう配球をしていこうという共通の認識を持つ必要があります。

パートナーと一緒にレッスンを受けたり、ペア練習を重ねる事も重要ですね!

まとめ

このような戦術練習では、フォームや打ち方などの基礎的な部分はあまり気にしない事がとても重要です。

怪我をしないためや、より良いショットを打つために打ち方の基本は大切ですが、それに気を取られてしまって狙う事や配球に意識がいかなくなり、相手との駆け引きが生まれなくなります。

テニスはゲーム性がとても重要なスポーツですので、その辺りを理解し、基本と戦術のバランスの取れたプレーができるように心掛けましょう!


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