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テニスと自転車理論Vol.19

自転車理論とは?

自転車に乗る時、自転車に乗ったことがない人が乗り始めるとバランスを崩して転んだりもします。

何回か転んだりバランスを崩したりする経験をすることで次第に転ばなくなり、スムーズに自転車に乗れるようになります。

また自転車に乗れる人は、漕ぎ始めはペダルは重いですが、徐々にスピードが出てくるとペダルが軽くなって少ない力で漕ぐことができます。

ペダルを漕ぐのを途中でやめてしまうと、スピードが落ちてバランスが悪くなってしまうので、しばらくしたらまた漕ぎ続けなければなりません。

この自転車の例のように、何事も始める時は大変な事が多いですが、やり続けると徐々に軌道に乗って、少しの力で物事を進めやすくなってきます。

そして、どこかのタイミングでまた漕ぎ続けないと自転車のバランスを崩して転んでしまうので、継続する事も大切です。


自転車理論×テニス

自転車理論とテニスを結びつけてみましょう。

テニスはいろんなショットがあり、いろんなプレースタイルのある競技です。

自分の得意なプレーができる時もあれば、自分の苦手な分野で勝負をしなければならないこともあります。

自分のテニスは現状維持ではなく、常に新しい戦い方や技術を求めて身に付けていく姿勢がレベルアップに繋がります。

新しい技術を身に付けるときに必要になってくるのが自転車理論のような考え方です。

例えばダブルスでポーチに出る必要性が出てきた場合、ポーチという技術を身に付けなければなりません。

多くの方は「ポーチのやり方を知りたい」というところから入ろうとしますが、それを知っただけでは実際にポーチに出ていくことは難しいと思います。

ポーチを怖がらずに、とにかくやってみようとしなければ身に付かないと思います。

自転車に乗ったことない人が自転車の乗り方を教えてもらっても実際にやってみないと乗れないですよね。

ポーチも自転車と同じく、とにかく出ていくことが大切です。

やってみるけど最初は当然失敗をしていきます。

自転車も最初は当然転びます。

やっていくうちに少しずつポーチに出るタイミングや、出るときのステップの仕方、動く方向、ラケットセット、打点、コース、力加減などが、失敗を経験することによって分かってくると思います。

ただやり続けていかないと、どこかで失速してその感覚を忘れてしまうことになります。

そして練習でやるだけでも身に付かないので、試合でもどんどん挑戦していきましょう。

試合の中でやることにより、本番でのプレッシャーや緊張感の中で出ていく経験が少しずつ蓄積されていき、最終的にどのポイントでどのスコアでポーチに出るかなど、駆け引きの部分でも身に付いてくると思います。

まとめ

どんなことでも新しいことを始めるのは怖いことですが、新しいことを始めると言う事は、初心者であると言うことです。

そんな時に自転車理論を思い出してみましょう!


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