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ヒッティングのこだわり【こだわり紹介8】

ヒッティングとは?

レッスンや練習会で生徒さんやジュニアの選手とラリーをしますが、コーチが練習の台としてラリーする事を主にヒッティングと言うと思います。

例えば、初心者の方と一緒にラリーを繋げたり、練習の台として決まった通りに打ち返したり、ラリーしながらアドバイスを送って練習をしたりと、ヒッティングは目的に応じて多岐に渡ります。

今回は私がヒッティングをする際に注意している事について書かせていただきます。

レベルに応じて

これは当然の事ですが、生徒さんのレベルに合わせたヒッティングをする事が大切です。

初心者や初級者には生徒さんが打ちやすいボールを送って、ラリーが繋がりやすい状況を作ります。

中級者に対してはラリーを繋ぎつつ、スピンやスライスなどの色んな球種を混ぜて、少し難しくなるようにします。

上級者にはガンガン打ち合ってボールの重さを体験してもらったり、球種も混ぜてよりラリーを繋げるのが難しい状況を作ります。

それぞれのレベルに合ったヒッティングをしますが、ここで私が大切にしているのは、ちょっと頑張ればクリア出来そうな難易度のボールを送るようにしています。

簡単にクリア出来るレベルのラリーだと物足りなく感じ、全然クリア出来ない程難しいレベルだとつまらなくなるものです。

もしかしたら上級者は自分がクリアするよりも、コーチに上手くやられる方が楽しいかもしれませんが。笑

目的に応じて

単純にボールを打ち合えば良いという訳ではなく、生徒さんがやりたいテーマや目的に沿ったヒッティングが求められます。

スライスの練習をしたいなら低めの軌道で、ショートクロスがテーマなら浅めのボールも混ぜてショートクロスを打ちやすい状況を作り、ロブの練習をしたいならコーチは打ちながらもポジションを前に詰めてロブを打つべき状況が分かるようにします。

一番こだわっている部分

コーチとラリーをするとよく繋がるのは、コーチの打つボールは綺麗だからです。

というか、ボールが揃ってしまいやすいのです。

私がヒッティングで一番こだわっているのは、たまに適当に打つという事です。

コーチとラリーやポイントをすると、仕事柄どうしても手加減をします。

練習では上手くなったような気がすると思いますが、試合ではコーチのような綺麗なボールは飛んでこず、むしろ予測が難しい回転がかかっていたり、速さもバラバラだったり、荒れるわけです。

ボールを揃える事もしますが、それをやり過ぎずにバラバラになるように、あえて適当にヒッティングをする事もとても大切にしています。

まとめ

コーチとラリーする時はボールが綺麗なのでラリーがよく繋がったり、良いショットが打てたりしますが、試合ではそんな綺麗なボールは飛んできません。

相手も一生懸命戦っているので、綺麗に打つより色んな球種を混ぜて、打ちにくくしてこようとします。

もちろん生徒さんの目的に応じてですが、私はなるべく皆さんが試合で役に立つようにこだわってヒッティングしていますので、要望があれば色々と注文つけてみてください!

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