vol.16【いつの日も／阿部真央】”君に愛されるために 僕は生まれてきたよ ”

こんにちは。
本日は、【いつの日も／阿部真央】について、考察をします。
知る人ぞ知る名曲なんじゃないでしょうか。

阿部真央さんと言えば、女性の恋心を歌った曲を多々リリースされています。どの曲も、”わかるわかる…”と心をえぐられるような歌詞が歌われています。
その中でも、”いつの日も”に関しては特に名曲です。阿部真央さん自身がインタビューの中で、この歌をよく書くことができたと絶賛しています。

・恋人と別れたばかりの人
・片思いが実らずに失恋をした人
・実らない恋だけど諦めきれずにいる人

にぜひ聴いてほしい1曲となっています。

好きな人と別れたときのこと

みなさんも失恋ってしたことがありますよね。
失恋のときほど、相手への気持ちが強くなりませんか。
当たり前だと思ってた時間を失うときの喪失感って
想像していたよりもずっと過酷で辛いですよね。

”いつの日も／阿部真央”　はまさに別れた直後に作られた歌です。

1番／愛し合えた奇跡　それだけは忘れたくはないよね

例えその心揺らぐ日が来ても
側に居たいの
出逢ったその日から　ただ一人の愛しい人
いつか互いの生きる毎日に慣れてしまっても
愛し合えた奇跡　それだけは忘れたくはないよね

恋は終わっても、よーいどんで忘れることはできないものです。
恋が終わったとわかっていても、心は簡単にリセットできないものです。

終わったのに、好きで。
終わったのに、忘れられなくて。

君のことも、過ごした時間も、どれも愛おしい昨日のまま
今日を迎えているのだと思います。

私、今日まで貴方に何度も恋して
何度も泣いたけど　今、とても幸せよ

ずっとその手に抱き留めて
もう何も見ないで　私だけを見つめて
二人共に生きた今日を
その胸に刻んで　いつの日も思い出して

終わった後も、まだ忘れないでほしい。
私のことを、思い出してほしいから。

毎日とは言わない、たまにでいいから。
私と一緒に生きた時間を、たまに思い出してほしい。

そんな強い未練を感じますね。切ないです。

2番／私、貴方だけは最後まで欲しがり続けるでしょう

もしも　願い叶って何もかも手にしたとしても
私、貴方だけは最後まで欲しがり続けるでしょう

失った後だからこそ、余計に相手の大切さを感じるのでしょう。
ぽかんと空いた心の穴は、満たされることなく
寂しさばかりが募る。

何かで埋めようとすればするほど、寂しさは募ります。
だって、それじゃないんだもん。

幾度となく見失いかけたその心
もう手離さぬように　追いかけ続けるから

どうか貴方だけは　どこにも行かないで
最期まで隣で
何度も抱き締めて　優しくキスをして　いつの日も側に居て
隣で息をして　私と共に生きてよ

取り戻せない恋人としての日々が恋しくて
だけど戻ってこなくて、辛い心境ですね。

当たり前に合った日々が、余計に恋しくなりますよね。

大サビ／いつの日も思い出して　いつの日も愛してよ

きっと　貴方に出逢う為
そして愛される為　私生まれてきたの
次に生まれ変わっても　貴方を捜すから
もう一度見つけて

ずっとその手に抱き留めて
もう何も見ないで　私だけを見つめて
二人共に生きた今日を
その胸に刻んで　いつの日も思い出して
いつの日も笑って
いつの日も　愛してよ

終わりに／一番恋しいのは、別れ際なのかもしれない

恋人のことを好きなのは、いつだって変わらないのに。
それでも気持ちの上り下がりはあって

もしかすると、一番気持ちが膨れ上がるのは、別れ際なのかもしれない。
失ってわかる大切さって、やっぱりあるんだと思う。