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一本の水素水には、何mLの水素が溶けている?
水素の量を表す単位にはいくつかあり、すこし複雑です。
例えば気体の水素は~mLと表しますし、水素水なら~ppmという濃度で表します。
今回はこの単位について書きます。
ppmという単位
水素水の濃度には、ppmという単位がよく使われてます。たとえば伊○園の水素水には0.3~0.8ppmと書かれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1694894437472-eTIWnMKfKr.jpg)
このppmは「百万分の一」という意味で、1ppmは水が百万あったとき、水素は1溶けていることを意味します。
そして、
ppmは「mg/L」と読み替えることができる
つまり、0.3~0.8mg/Lと読み替えることができます。
伊○園の水素水は、1本310mLなので、濃度を0.8mg/Lとすれば
0.8 mg/L × 0.310 L = 0.248 mg
1本の水素水には、0.248mgの水素が溶けていることが分かります。
気体水素は、mLという単位
水素の単位に、mL(またはcc)もよく使われます。これは水素が気体のときの体積の単位で、水素吸入器などでよく見ます。
水素水中には0.248mgの水素が溶けていると分かりました。ではこの水素をすべて気体にもどしたら、何mLになるでしょうか。
ここで、単位変換の方法を紹介します。
気体の水素が1mgあったとき、その体積は11.2mLです。
(気体の標準状態体積:1atm,0℃における1molの気体は22.4Lより)
よって、0.248 mg × 11.2 mL/mg = 2.78mL
つまり、1本の水素水には、2.78mLの気体水素が溶けている、ということになります。
以上、水素の単位と量の話でした。
ミスター水素
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