音響マンならレギュラー司会者の特性を分析せよ!
今回はPAとして音響の仕事に携わっている人向けな内容です。
ブライダルや宴会場、カンファレンス、ライブなどなど…
得意先の会場ならば顔見知りのレギュラー司会者さんがいらっしゃるところもありますよね!
司会者さんに限りませんが、
他にも演台スピーチや座長、演者、審査員など人の声は生のもなのでその時々の体調や空気によって声のトーンや調子が左右されます。
そんなとき音響マンならば冷静に判断してマイクの調整をミキサー卓上で行うことになります。
人の声はどう卓を操れば最善か…
それを見極める術を記事にしていきますのでお読みいただければ幸いです!
それではいきましょう!
1.よく会う司会者とコミュれ!
音響マンであればまぁいろんな人のマイクを通した声を調整する機会がありますね。仕事なので当然ですが…
特に披露宴などが多いですが、
よく出入りする会場であればレギュラー、または準レギュラーとして会場の司会者をしている方がいますよね。
そういった顔見知りの司会者さんとは徹底的にコミュニケーションをとりましょう!
コミュニケーションをとるメリットとしては、
・宴の進行を共有しやすい
・トラブルのあった際に対処しやすくなる
・生の声を聴ける
上記に3つ上げました。
上2つは人として仕事がしやすい的なものですが、
重要なのは3つ目です。
司会者さんの生の声を聴いておきましょう!
生の声とマイクを通した声が違うのはもちろん、
仕事中とそれ以外の時とでは声のトーンや強弱が違うはずです!
特にその時の体調や声のコンディションに左右されやすいのが仕事中以外のトークなので、調子がいい時と悪い時の本番時の声のトーンの差異を聴き比べると微妙な感覚が分かるようなります。
このように普段から人の声を意識して聴くことで本番中のトラブルを回避することができます。
2.プリセットをメモれ!
大体声の感じが分かるようになってきたらデフォルトのイコライジングをメモりましょう!
特にレギュラー司会者さんが数人いる場合は人によって変わると思うので手帳などにメモってプリセット化しましょう!
持ち込みの機材ならデータを保存しておけますが、
据え置きの機材なら毎回調整する必要があるので、メモをとっておいて忘れないようにしましょう。
3.応用を利かせよ!
そしてそのメモしたプリセットをレギュラー司会者以外の人にも応用させて活かしましょう!
座長や演者であれば毎回人が変わるのでマイクテスト時にちょっと試しにしゃべってもらって分析した声の特性とメモを照らし合わせて一番近いプリセットを適用させましょう。
レギュラー陣の声のデータをゲスト陣の方にも応用させるということですね!
そうすればイレギュラーメンバーに対しても適切なイコライジングでトラブルを避けることができますのでオススメです!
4.まとめ
音響マンであればマイキングやイコライジングは宿命なので、
なるべくミスをしないよう、よくコミュニケーションをとってセッティング関係は徹底的にメモりましょうよ!って話でした。
今回はかなりニッチな内容でしたが、
このようにたまに音響マンとしての経験をもとにした内容の記事も書いていますので、ご興味がありましたらまたお読みいただければ幸いです。
では今回はこの辺で。
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