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PAってどんな仕事!?音響マンとして働く意義

PA…
最初に言っておきますが、パーキングエリアではありませんよ(笑)

まぁ冗談はさておき、

PAとは「Public Address」(公衆伝達みたいな意味)の略称と謂われがあります。
つまるところ、PAとは主に音響機材を用いて発信者(歌手や演者)から受け手(観客や視聴者)へ伝わる音を綺麗に聞かせたり、音楽などを心地良く聞けるようにイコライザーなどで音の帯域やゲインやフェーダーで音圧の調整をする仕事です。

私もPAの経験はあり、今までさまざまな会場でお仕事をさせていただきました!

今回はそんな自身の経験をもとに「PAってどんな仕事なんだ?」とか「音響に興味がある!」って方になるべく分かりやすく解説した記事を書いていきますのでよろしくお願いします!

それではいきましょう!

1.具体的にどんな仕事や現場があるの?

さて、まずは具体的な仕事内容やどういった現場があるのか書きます。

仕事内容は上にも書きましたが、
簡単に言うと “伝える音” を綺麗に調整してあげるお仕事です。

ですが言葉ほど単純で簡単ではありません。
PAはとても奥が深くて難しい仕事です。

どこかの事務所に雇用されている場合はその会社の部長や取締役がスケジュールを組んで各オペレートスタッフを現場に向かわせます。

現場によって入り時間も撤収時間もバラバラなのでここがキツいところです。
長い現場では早朝5時から深夜まで拘束される場合もあります。
勤務時間や勤務体系的に超絶ブラックなのでしんどいですが、
好きでやっている人が多いのでここに関してはみんな気合いで乗り切っていますね(笑)

後PAって音楽関係の現場が多いイメージですが、
それは会社の方針によるのでもし事務所に勤めるつもりなら下調べは十分に行ってから面接などを申し込んでください。

でもまぁ基本的に音響機材は100%扱うので機材オタクなら楽しい仕事です!

ちなみに現場ですが、
私の場合は「ブライダル関係」「ライブハウス」「医療関係の会議」「企業のプレゼンテーション」「合同企業説明会」などが多かったですね。

ブライダルやライブハウスは音楽やボーカル、MCのマイク調整が主ですが、会議や医療従事者のカンファレンスではマイクの調整や映像機器の音量調整などが主です。

2.PAに向いている人、向いていない人

PAに向いている人って端的に言えば “積極的なコミュニケーション” が取れる人やその能力が備わっている人ですね。

逆にこれができないと現場では邪魔者です。

割と体育会系の人が多いので現場では他業種の人や他の設営会社の人とも綿密にコミュニケーションが取れないとダメです。

もし自分で勝手に判断して動いて設営などをやってしまうと現場の流れや段取りもありますので相違が出てしまうと本番に支障がでます。
なので現場入りしたらまずは元気に挨拶して会場責任者の人や得意先業者の人とはしっかりとすり合わせして指示通りに音響機材の設営などを行ってください。

ほとんどの現場でセッティング表などももらえるのでそういった現場の流れや空気、段取りをしっかり守れる人でないと厳しい世界です。

音楽や音響の知識はあるけど根暗な人にはだいぶ厳しいですね。
もともと事務とかやっていてコミュ力ある方なら重宝されます。

後機材など重いものを運んだり、遠い現場だとバンやトラックでの長時間の運転などもやらなければならないので体力がないと無理です。

「コミュ力と体力に自信あり!」って方は是非挑戦してみてください!

PAの仕事は事務所勤めであれば自分で買うことができないような高い機材や面白い現場に入ったりと普通は経験できなようなことがほぼ毎日体験できるのでとてもいい仕事ですよ!

事務所で数年勤めてその後独立と言うパターンもあるので手に職をつければ食いっぱぐれませんので、どうせやるなら一人前を目指して頑張りましょう!

3.技術や知識は後からついてくる

「やってみたいけど現場経験がないな…」とか「音響知識が乏しい」と言う方。

大丈夫です!

コミュ力と体力は必須ですが、
技術、知識は入ってからでも十分学べるので心配無用です!

特に若い層、20代や30代であれば未経験でも入ってから必ず研修期間があるので先輩に指導をしてもらえます!

事務所によっては機材の仕様が違ったりするので基本的には予備知識がない方が先入観なく学べるのでしっかり頭と体に叩き込みましょう!

実際に現場に行っても初めのうちは先輩のオペレーションを見ながらサブの仕事をさせてもらえるので焦らずメモをとったり、分からないところはとにかく先輩にききまくって徐々に力をつけてください。

いずれにしろコミュ力さえあればなんとかなりますので挫けず励みましょう。

後、機材や設営の導線は撮影OKならばスマホで写真を撮っておいて撮った写真に簡単にメモなどを加えておくと次回の現場で参考にできますので活用しましょう!機材の名前などは自発的にコツコツ覚える感じです。

4.まとめ

以上ざっとですがPA(音響)の仕事について書き殴ってみました!

今回の記事から少しでも参考になれば幸いです。
大まかに書いたので分かりにくい箇所もありますが、
また思いつきで音響関連の記事も書く予定なのでその際はご参考いただきたく存じます。

これからPAを目指す方、
とにかく “コミュ力” と “体力” が最重要なのでどこの現場でも重宝される立派な音響マンを目指して元気に取り組んでください!

では今回はこの辺で。

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