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電ドラVS生ドラ~ドラムを所有する時に考えたいこと~

今回はドラムセットを購入予定の人向けの記事になります。

ドラムセットを買う際、
電子ドラムがいいのか、はたまた生ドラムがいいのか…

自宅にドラムを置く場合、
部屋の環境などにもよりますが電子ドラムと生ドラムのそれぞれのメリット、デメリットを書いていきますので、是非ともご参考としていただければ幸いです!

それではいきましょう!

1.電子ドラムのメリット、デメリット

■電子ドラムのメリット
・生音(パッド音)が小さい
・音色や定位を簡単に変えられる
・DAWでMIDIのリアルタイムでの打ち込み入力ができる
・ヘッドホンを使って練習ができる
・ライン入力で簡単に録音ができる

■電子ドラムのデメリット
・微妙な抑揚がつけられない
・練習時パッド音が気になる
・電気の供給が必須
・跳ね返りなどの感覚が弱い

はい。
電子ドラムのメリット、デメリットをいくつかあげてみました!

基本的に生ドラムと比較して音の迫力があまりないですね。
ただ防音が施されていない部屋でも練習がしやすいのは最大のメリットでしょう。

後は、生ドラムで慣れている人からすれば感覚が掴みにくいところや電気の供給が必要なのでライブをする場合電源がない場所(路上など)では音が出せないのは厄介なところですね。
パラディドルなどの打楽器特有の奏法を練習する場合は跳ね返りなどの感覚が生ドラムに比べて若干弱いのでそこも難点です。

基本的に電子ドラムは防音設備がない自室での練習のみでの使用として考えれば重宝しますね。

2.生ドラムのメリット、デメリット

■生ドラムのメリット
・スタジオ練習、ライブ演奏で普通に使える
・微妙な調節などができ、マニアックな音作りができる
・スピーカーで出力しなくても生音で十分

■生ドラムのデメリット
・防音設備がないと自宅では近所迷惑になる
・メンテナンスがめんどう
・スティックがボロボロになる
・安いものだとすぐにダメになる可能性がある
・録音する場合マイクなどのセッティングをする必要がある
・持ち運びが不便

生ドラムのメリット、デメリットについてもいくつかあげてみました!

スタジオやライブで演奏する場合は基本的に現場に用意されたものを使いますが、ドラマーであればスネアやキックペダル、シンバルなどにこだわりがある人は自分で持ち込みますね。

後は、金属でできたシンバルを叩くため、スティックがぼろぼろになりやすく、比較的早く折れやすい傾向がありますね。

それにスネアのヘッドの張替えやシンバルが割れたりすると交換しなければならないので、消耗品が高くつく場合もあります。
ある程度知識がないと扱いがめんどうなのが生ドラムです。

ただ練習する場合には場所などを選びますが、
できることなら電子ドラムよりは生ドラムで練習したほうが総合的にはいいということは明確ですね。

3.生スネアを併用!電子ドラムでの小技

自宅で練習するのに電子ドラムを使っている場合、
ある小技を使ってリアリティを出すことができます。

電子ドラムのスネアの下に生のスネアを置くとよいです。

生スネアをスタンドで電子ドラムのパッドの裏に当たるくらいの位置にセットし、電子ドラムのスネアパッドを叩くことで生スネアのスナッピーの音や皮の音を響かせることができます!

それに直接生スネアを叩いているわけではないので騒音にはなりません。
あくまで生々しさを出すための手段ではありますが、
電子ドラムの音がリアルになるのでお試しあれ!

4.まとめ

今回は電子ドラムと生ドラムのそれぞれのメリット、デメリットを書いてみました。

簡単にまとめると

自宅で練習する場合は電子ドラム
スタジオやライブで使用する場合は生ドラム

が最適であるという結論です。

電子ドラムだと価格が安いものでもいいものはありますので、
電子ドラムが自宅にほしいという方は是非ともご自身に合いそうなものを探してみてはいかがでしょうか。

では今回はこの辺で。

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