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ヴィヴィサポにも(たぶん)分かるV・ファーレン長崎レビュー

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レビューと呼ぶにはおこがましいが、V・ファーレン長崎の戦術的な部分を考察するブログです。 当ブログは「例えばヴィヴィくん目当てでスタジアムに来たライトな人にも、折角ならサッカー…
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2020年9月の記事一覧

【完敗の伏線】第22節 アビスパ福岡戦【雑感】

福岡戦のレビューは書かないと言ったな。あれは嘘だ!(n回目) 相変わらずほぼ感想に近いので悪しからず。 スタメン 6試合勝ち星から見放された長崎、大一番となったホーム福岡戦は前節からスタメンを7人変更。特にGKを含む守備陣は5人中4人が入れ替わり、しかも鹿山と江川はリーグ初スタメンという挑戦的な選択。中2日で控えている徳島戦を睨み、そちらにベストメンバーを当てる前提で組んだスタメンがこの11人だったのだろう。福岡は第9節の大宮戦が延期になった影響で現在11連戦となっ

【井上玲音(19)】第21節 町田ゼルビア戦【】

結果から言ってしまえば今節も引き分け。今回は追い付いての引き分けなので気持ち的にも「よく頑張った」と言いたいところだが、勝点1を積み上げるに留まったのは変わらない。21節町田戦でJ2リーグは折り返しとなったが、長崎は割と一貫性のある戦術を採用している。デフォルメして言えば攻撃、守備の形を持ち、あとは自分たちのコンディションと相手の出方と相談して(攻守の)切り替えの部分を整えるという感じだ。 本来であれば折り返しレビューを書かねばなるまいな、とは思いつつ6戦勝ちなしという

【悪癖再び】第20節 松本山雅戦【雑】

実は同点に追いつかれてから、78分以降の試合は見直していない。この試合は「けっこう良かった64分まで」と「とっても悪かった70~78分」と「ノーガードで殴り合った78分以降」の3つに分類されて、78分以降はもうどちらに点が入ってもおかしくない展開になったため、あまり深堀りする必要性を感じられなかった。むしろ重要なのはなぜけっこう良かった状況が一変して同点に追いつかれたのか、なぜ新潟戦・金沢戦の教訓が活かされなかったのか、そのプロセスだと思う。 そのため今回のタイトルは【

【お家に帰ろう】第18節 ヴァンフォーレ甲府戦【雑感】

甲府の山本英臣選手はこの試合でJリーグ通算500試合出場、おめでとうございます。496試合は甲府で出場ってのもスゴイ。ちなみに長崎の最多出場記録は高杉亮太の190試合だから、山本英臣という(ほぼ)ワンクラブマンの凄みが分かる。 アウェイ3連戦は辛いよまず試合云々の前にこれ。日本地図で俯瞰すれば近場に見える新潟→金沢→甲府の行軍だけど、普通に九州を1周するくらいの距離感があるわけで。甲府戦に出場した選手はほとんどが新潟戦でもベンチ入りしたメンバーで、今節の時点で長崎を経っ

【貴重な勝点1】第17節 ツエーゲン金沢戦【雑感】

アウェイ3連戦なんてただでさえ厳しいんでね。まぁ勝点1でも積み上げられたら嬉しいですよ。小さなことから、コツコツと、ということです(悔しさでゆがむ顔)(先制点取れてるだけにモヤる) スタメン 新潟戦ではほとんどスタメンを変えなかった長崎、今節は8人を変えて大幅ターンオーバーを敢行。これまでの平日セットをベースにしたメンバー。注目はチームの中心である秋野がベンチにも入らず完全休養になった点(まさか怪我じゃないだろうな)代わりに出場した磯村は今季初スタメンとなった。また、

【追いつかれた7つの理由】第16節 アルビレックス新潟戦【雑感】

本当は「追いつかれた3つの理由」とかにまとめた方が分かりやすいんだけど、まとめる時間もないので雑に書いてたら7つになっちゃった。相変わらず長いけど、諦めて読んでください)^o^( スタメン 長崎は前節から2人変更。イバルボとカイオが先発メンバー入りした。新潟からレンタル移籍で加入している加藤大は契約の関係で出場不可、磯村がベンチ入りした。前回の5連戦では毎試合スタメンを7~8人程度入れ替えてコンディション維持を図ったが、今節はほとんどターンオーバーを実施しなかった。試

【奇策なき勝利】第15節 大宮アルディージャ戦【雑感】

どうでも良いんだけど、高木監督に「長崎さん」って言われると無性に寂しくなる長崎サポは少なくないはず。 スタメン 長崎は前節から3人変更して加藤大、大竹、玉田がスタメン入りした。ここまで平日セットだった玉田が初めて週末セット入り。とはいえ今年は平日カップ戦と週末リーグ戦のターンオーバーではなく、リーグ戦の中でのターンオーバーなので平日に出ようが週末に出ようがあまり関係ない気もする。「大宮には玉田セットを当てた方が良い」と「新潟にはルアンセットを当てた方が良い」のどちらが