2020年5月の記事一覧
クシシュトフ・ザヌーシ『結晶の構造』(1969)
人里離れた田舎町(?)、一面雪景色の中で夫婦が来訪者を待っている。「寒いわね…いま何時?」「三時だ…そろそろだろう」などと二人言っていると、車が一台やってきて、男が一人降りてくる。どうやら男は夫の旧友で、休暇で夫婦宅に滞在することになっているらしい…。
そんな冒頭場面で幕を開ける、ポーランドの映画作家クシシュトフ・ザヌーシの長編デビュー作『結晶の構造』(1969)はとんでもない傑作である
人里離れた田舎町(?)、一面雪景色の中で夫婦が来訪者を待っている。「寒いわね…いま何時?」「三時だ…そろそろだろう」などと二人言っていると、車が一台やってきて、男が一人降りてくる。どうやら男は夫の旧友で、休暇で夫婦宅に滞在することになっているらしい…。
そんな冒頭場面で幕を開ける、ポーランドの映画作家クシシュトフ・ザヌーシの長編デビュー作『結晶の構造』(1969)はとんでもない傑作である