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2020年5月の記事一覧
【言葉日記】慚愧に堪えない
「慚愧(ざんき)に堪(た)えない」とはweblioによると
自分の行いについて、残念に思い、反省すること。恥ずかしく思うこと。
「慚愧の念に堪えない」とも使うようですが、まあ同じですね。
しばしば謝罪の中で使われるケースが多いようです。それは、他人に謝罪しながら、自身も猛省しているということで、「心の底から向き合い反省しているため、この先はこのような過ちは犯さない」という心意気、つまり前向き
【言葉日記】紅灯の巷
「紅灯(こうとう)の巷(ちまた)」と読みます。まあ、読もうと思えば読めますよね。特殊な読みはないので。精選版 日本国語大辞典によれば
(はなやかなあかりのついている夜の街の意から) 花柳街。いろまち。また、遊郭、娯楽場、飲食店などの並ぶ歓楽街。
所謂、歓楽街のことをさす表現です。しかし、こんな表現なかなかお目にかからなくないですか。歓楽街と言えば済むので、効率だけを考えたらこの言葉自体覚えなく
【言葉日記】論を俟たない
「論(ろん)を俟(ま)たない」とは
言うまでもない、ことさらに述べ立てるまでもない(出典:weblio)
という意味です。音的には「論を待たない」ということで、「言われるのを待つこともなく」って脳内変換して推測で聞き流したりしていたんではないでしょうか。
「俟つ」とは「頼りにする」とか「必要とする」という意味で、「新型コロナウイルスに対する治療薬の開発を俟つ」などと使いますが、これも「待つ」