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【FPV第4話】第三級アマチュア無線技士試験勉強の巻

FPVドローンにインストールされたカメラから映像をゴーグルに飛ばす際に使用する電波の周波数が、ゴーグルの仕様にもよるのですがほとんどが5.8Ghz帯を使用しており、この周波数を日本国内で使用するには国家資格が必要になります。
 
趣味の範囲であれば第四級アマチュア無線技士以上を取得し、開局申請を行うことで晴れて実機を飛ばす事が出来るようになります。

なお、業務で使用する際には第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要になります。

第四級以上ということは、上位資格である第三級、二級、一級でも良いわけです。

第三級の資格取得を目指すことにしました

FPVドローンにおいては、第四級アマチュア無線技士の資格で良いのですが、第三級の資格取得を目指しました。

第四級と第三級の違い

第三級アマチュア無線技士では
1、送信出力が50Wになります。
2、モールス通信(CW)が出来ます。
3、周波数(18MHz)が増えます。
4、無線工学、法規の試験問題数が増えます。

cabsot-blog.com

当初は第4級の取得をと考えていたのですが、調べていくと
・難易度は三級も四級もさほど変わらない
・合格率も変わらない
という感じだったので三級を目指してみました。
FPVドローンに使用する以外は予定がないので、扱える出力や周波数が増える事については三級にした理由にはなっていません。
単なる好奇心です。

試験の申し込み

試験の申し込みはオンラインで行います。
注意点として、試験日を選択する前に証明写真データをアップロードする必要がありますので、先に証明写真データの準備をする必要があります。

第三級、四級アマチュア無線技士の試験はCBT方式といって、色々な会場で各々のタイミングで受験することが可能です。
また申し込んだあとに会場や日時を変更することも可能でした(私は3回くらい変更しました)

試験勉強

私は少し遠回りしてしまったのですが、オススメは

・下記のYouTubeコンテンツを視聴
・過去問題を解き、答え合わせ
を繰り返す方法です。

無線工学

法規

過去問題 無線工学

過去問題 法規

理解しながら勉強するやり方は、無線通信自体に興味がないと難しいかも

試験は過去問題が沢山出題されるため過去問題をやりこめば合格出来るということだったので、過去問題と、参考書が1冊に纏まっているこちらの本を購入しました。

前半が問題、後半が参考書となっています。

本が届き、早速「参考書」の方から読み進めていきました。
が、早々に頭が痛くなりました。超絶難しいです。
おかしい。事前情報では簡単と聞いていたし、合格率も80%・・・
3日くらいかけて全て読み進めたのですが、習得率は恐らく20~30%くらい。
専門用語や事前知識がないと、読み進めるのも難解で時間がかかります。

よくよく調べて見ると、簡単だと言われているのは、過去問題がほぼそのまま出るから、過去問題を繰り返しやれば合格点に達するとのこと。
ということで、理解することを諦め、
過去問題→参考書で答え合わせ
という形で学習を始めました。

先に記載したYouTubeコンテンツと過去問ですが、これaらを見つけるまではこちらの本の過去問題を行い、答えを確認。参考書部分で内容を再確認。
という形で勉強を進めていました。
が、正直非効率だったと思います。

ちなみにこちらの本、文庫サイズっていうんですかね、小さいサイズの本になっているので、目が悪い人はちょっと苦労するかもです。

なお、講習会というものが存在し、合格率は脅威の98%!!
(出題の傾向みたいなのを教えてくれるのかな。。。)

さらにeラーニングで学習するという方法もあります

私はチャレンジ企画として自力での取得を目指しますが、コストや時間などの兼ね合いもあると思うのでご自分に合った方法で取得を目指していきましょう。

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