旅人の木

昔、おなかが空きすぎて体に力が入らず、ふにゃふにゃと倒れ込んだまま亡くなった旅人がいたという。
村人たちがその亡骸を埋めたところに、たいそう辛い実をつける木が生えた。
そう、それがハラペーニョである。

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