言語の迷宮
昔、何かの仕事の当番を持ち回りでやろうということになったとき、「じゃ、それはじゅんぐりむっくりでやるってことで」と言った人がいた。(奇しくもかなりずんぐりむっくりしている人物だった。)普通に「順繰り」でいいじゃんか、「むっくり」って何だよ、と思ったことを覚えている。「じゅんぐりむっくり」という言葉を聞いたのは後にも先にもその一回だけだ。
でも「しち面倒臭い」という言葉はわりと多くの人が口にする。「しち」はなんの「しち」なのか。七面鳥と、かけているのか。謎は深まるばかりだ。
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