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ディエニの部屋について語りたい(「이쪽으로 올래?」面白場面セレクション)

こんばんは、某感染症で伏せっていたところ、気づけば直近の投稿から1週間以上経っていて、時の流れの速さに震え上がっているKPOP初心者こと、いのりです。

許さぬ感染症…。おまえのせいで月末の休みと謎フェスを諦める羽目になったではないか…。ウニョク氏プロデュースアイドルのオープニングアクト見たかったのに!!

ただ、幸運なことに、9月のD&Eのペンミ両部お席がご用意されました…。ビギナーズラックが過ぎる(2回目)。ハレー彗星がコンビニの常連客並みのペースで来てる。エニのお姉様方、横浜でお会いしましょう。

さて、普段はSuperJuniorお兄さんのMVを見ては好き勝手に感想を書いているのですが、今回は趣向を変えて、SuperJuniorD&EのYouTubeコンテンツについて書いていこうと思います。


「이쪽으로 올래?」とは

世はまさに大コンテンツ時代。日本でも韓国でも、アーティストは必ずと言っていいほど、YouTubeに公式チャンネルを持ち、音楽活動以外のコンテンツも発信しています。

SuperJuniorお兄さんも例に漏れずユニット全体のチャンネルがあり、メンバーそれぞれが個人チャンネルでVlogを発信したりしています。それだけでなく、TV局系列のYouTubeチャンネルや、ネットラジオでMCを務める姿もよく見ます。

SuperJuniorD&Eの2人も、NAVER NOWで配信していたネットラジオ、D&E SHOW(通称:デニショー)を2年ほど続けていました。最近ハマったばかりの新参者なので、デニショーの人気ぶりはYouTubeのファンメイドの動画しか知る術はないのが少し残念です…。

このデニショーの復活を願うファンの声に応えて生まれたのが、今回ご紹介する「이쪽으로 올래?」というトーク番組です。番組名を日本語に訳すと「こっちに来る?」となりますが、ハングルが読めない私は、最近までこの番組のことを徹子の部屋よろしく「ディエニの部屋」と呼んでいました。

MCのD&Eがとあるカフェで談笑するシーンから始まり、オープニングトーク中にゲストが出前を注文した後、「이쪽으로 올래?」と呼びかけられて登場するのがお決まりの流れ。ゲストは、D&Eに縁の深いアーティストから、新進気鋭のアイドルまで様々で、まだまだKPOPを知らない私にとっては、新たな出会いの場ともなっています。

最近シーズン1の最終回を迎えたので、シーズン2の到来を待ち望みながら、シーズン1全15エピソードを紹介していこうと思います。

ep.1  TAEYEON(少女時代 テヨン)

初回のゲストは、SuperJuniorや東方神起と並んで第二世代の道を切り開いてきたレジェンドアイドル、少女時代が一人、テヨンさんです。

「どの席に座りたい?」「どこでもいいよ」「じゃあ床に座んな^^」(超雑な要約)と開始早々小気味の良いやり取りを繰り広げていて、少女時代とSuperJuniorの仲の良さが伺えます。

この回の見どころはテヨンさんの率直なトークです。最近リリースした曲で音楽番組には出演しなかったことについて、早朝の事前収録など、十分なコンディション発揮できない音楽番組のシステムが好きではないと語るテヨンさん。長年音楽番組に出演し、トロフィーを獲得し続けてきたメンバーの言葉には重みがありますね。

トークはどんどん加速し、テヨンさんは、憧れのソロではなくグループでデビューしたことについて「SMに若干ガスライティング(心理的に操ること)されていた」と冗談めかして語ります。ウニョク氏がいい感じにまとめにかかりますが、普段は奔放にトークしているドンヘ氏の「もはや笑うしかない」という表情がツボでした。いつもは手綱を握られる側なのに…。テヨンさんの取ってつけたようなSM宛のハートマークもかわいいです。

十数年第一線で活躍しているからこそ言える本音、見えている現実というものがあるのだろうな…と思わされる、SuperJuniorと少女時代の戦友のような関係性の魅力が詰まった30分です。

ep.2  TEN(WayV テン)

残念ながらテヨンさんをホストに迎えることは叶わなかったD&E。第2回のゲストは数多くいるネオカルボーイズが一人、中国市場をターゲットに結成されたユニットWayVのメンバーでもあるテンさんです。

タイ出身で本名はチッタポン・リチャイヤポンクルという可愛い響きのテンさん。彼の話す韓国語はとても柔らかい響きですね。

ep.2の見どころは、大所帯グループ出身ゆえのテンさんの生存戦略です。それは、クールなコンセプトの曲でも、満面の笑みでパフォーマンスすること!テンさんの人懐っこい笑顔が眩しいです。

韓国以外のルーツを持つメンバーが多く所属するNCTですが、韓国特有の厳しい年功序列の考え方について、テンさんは「敬語を話したくなかったら中国語や英語で話せばいい。韓国語を話すのであれば、きちんと敬語を使う必要がある」と持論を語ります。咄嗟の発言で失礼な態度を取ってしまわないように、常日頃から、どれだけ親しい相手にも、年上であれば敬語で接するようにしているそうです。ふわふわした雰囲気の内側に、しっかりとした自分の軸を持っているテンさんの成熟した人生観に魅力を感じます。

異文化の壁を乗り越えて活躍するテンさんの考え方から学ぶべきところが多いと感じた30分でした。

ep.3 ナッティ&ジュリー(KISS OF LIFE)

第3回のゲストは、セクシーなダンスで話題を呼んでいる、新進気鋭の第四世代アイドル、KISS OF LIFEのナッティさんとジュリーさんです。

きゃらきゃらと笑うキオプのお二人には、天真爛漫という言葉がよく似合いますね。若々しい二人の雰囲気に引っ張られて、D&Eの声量が通常比の1.5倍になっています。

第3回の見どころは、「이쪽으로 올래?」のメイントークテーマの一つ、ゲストのお悩み相談です。忙しいスケジュールの中で健康を維持するには?と尋ねるジュリーさんとナッティさんに、最初はベテランアイドルらしくアドバイスをしようとするD&Eの二人。ところが、SuperJunior随一の筋トレ大使、ドンヘ氏のトレーニングトークが炸裂します。この回以降もドンヘ氏はしきりにゲストをジムに誘ったり、他事務所の設備を羨ましがったり、ジムの話をしていない回はほとんどありません。脳が筋肉に侵食されています。

「ジムで自分の限界を試してみよう。限界が来たら休めるよ」「休まないためのコツを聞かれてるんでしょうが」(雑な要約)

明後日の方向に向かうアドバイスですが、無邪気にリアクションするキオプの二人と、気さくに話しかけるD&Eのやりとりは、二組の芸歴が10年以上離れていることを感じさせないくらい明るい雰囲気で、あっという間の30分間でした。

ep.4 イーハン&リウ(BOYNEXTDOOR)

第4回のゲストは、第五世代のボーイズグループ、BOYNEXTDOORのイーハンさん、リウさんです。物静かな雰囲気で、男前なビジュアルのイーハンさんと、人懐っこい雰囲気でダンスが得意なリウさんの二人は、どこかD&Eと似ている気がします。

第二世代のアイドルBlock BのZICOさんがBOYNEXTDOORをプロデュースしているため、D&Eの二人にとっては弟の教え子に会っているような気分なのかもしれません。今回も和気藹々とトークが進んでいきます。

第4回の見どころは、BOYNEXTDOORと SuperJunior両者の飲酒事情トークです。お酒には特に関心がないと語るリウさんに、なぜか筋トレを薦める筋トレ教伝道者のドンヘ氏。筋トレ教の信奉者にとっては飲酒を好まない成人男性は絶好の布教対象なのです。

そして、「グループ名にBOYが入ってるので、お酒の話をするのはどうかなって…」と遠慮がちなイーハンさんに、「こちとらJuniorだけど?!何ならただのJuniorじゃなくてSuperなJuniorだぜ」(雑な要約)とD&Eお兄さんの鋭いツッコミが入ります。デビュー当時から、もうJuniorという歳でもないだろ…と散々言われてきたのでしょうか、ツッコミが堂に入っているのが少しツボです。

他にも、ドラマ&映画大好きなドンヘ氏の慶尚道方言トーク(ウニョク氏にはやくざ弁呼ばわりされてました)から、ボネクドプロデューサーのZICOさんとの心温まるエピソードまで、見どころたくさんの30分間です。

ep.5 ウギ&ミンニ((G)I-DLE)

第5回のゲストは、熱烈なE.L.Fとしても名を馳せる現役アイドル、(G)I-DLEのウギさんとミンニさんです。お二人は先日のSUPER SHOW SPIN-OFFにも応援にいらしてましたね。

トーク開始早々、ウギさんとミンニさんに推し変を迫る大人気ないD&Eお兄さんたち。デビュー初期にSuperJuniorと共演するものの、最推しのリョウク氏に会えずじまいのウギさんでしたが、この後リョウク氏のトークコンテンツ「人生スナップ写真」で長年待ち望んでいたクロストークの夢を叶えます。成功したオタク、めでたい…!

この回の見どころは、(G)I-DLEのお二人の気取らないトークです。第五世代のアイドルを見た後だと、デビュー6年目ともなれば、非常に落ち着いていて、堂々とした雰囲気を感じますね。そして経験を重ねたアイドルほど、お金事情にあけっぴろげになります。

ソロのMV撮影にかかった費用について語るウギさんに「結局いくらかかったの?」とずばり問いかけるミンニさん。グループの仲間であり、個々のアーティストとしてはライバルでもある関係性、なんだかかっこいいですね。

その後、何がどうしてそうなったのか、ウギさんがビルボードチャートのトップになったら一緒に坊主になってあげるよ!と約束するドンヘ氏ですが、彼が唐突に丸坊主になったら、それは(G)I-DLEが大成功したことを意味するのでしょう。今後のドンヘ氏の髪型の変化から目を離せません。

ep.6 ジウォン&チェヨン(fromis_9)

第6回のゲストは、第四世代のアイドル、fromis_9のお二人です。オープニングトークからチェヨンさんの特徴的なくしゃみについて語りまくるD&Eお兄さんですが、気分を害すどころか、くしゃみのエンディング妖精(?)まで披露してくれるチェヨンさんの前世は天使か何かだと思います。

この回の見どころは、fromis_9のSuperJuniorに対するリスペクトに溢れたエピソードトークです。

業界の大先輩のトーク番組に来て、憧れのアイドルは?と聞かれて、相手の名前を出さないわけにはいきませんが、イェソン兄さんの洗顔フォトカードや、通販番組でMVを撮影したエピソードを引き合いに出す辺り、fromis_9の「ガチ」具合がわかります。

面白さへの追求をやめないfromis_9の姿勢には、確かにSuperJuniorお兄さんのDNAを感じますね。チェヨンさんのメンバーのご両親のモノマネから、ジウォンさんの気合いが入りすぎた愛嬌まで、fromis_9の面白さが詰まった、笑いの絶えない30分です。

ep.7 ウングァン&ヒョンシク(BTOB)

第7回のゲストは、第2.5世代の神話、もしくはSuperJuniorこと BTOBのボーカルライン、ウングァンさんとヒョンシクさんです。

この回は最初から最後まで面白すぎて、すでに5回くらい繰り返し見ているお気に入り回です。お気に入りすぎて今回の記事のサムネイルもこの回の画像にしてしまいました。

見どころを一つに絞るのも難しいのですが、強いてあげるなら「フェイクマスター・ウングァン」でしょうか。非常に表情豊かにトークするウングァンさんですが、体全体で感情を表現するあまり、メンバーから「フェイクマスター」呼ばわりされているようです。

確かに、思いっきり目を見開いたり、眉を顰めたりするウングァンさんの表情は、まるでカートゥーンアニメのキャラクターのようです。Super Juniorの永遠の五歳児ドンヘ氏にもウングァンさんのオーバーリアクションが刺さったようで、「さっきの顔もっかいやって!」とリクエストしていました。

このオーバーリアクションは、一見バラエティ用のテンションにも見えるけれど、場を盛り上げて快適にトークしたいというウングァンさんの気遣いの表れのようにも感じられます。事前アンケート回答したお悩みの数が多いのも、できるだけたくさんトークテーマを提供したいという心遣いが背景にあるのかも。しかし、今回に限ってはどうコメントしてもバラエティ用のフェイクに見えてしまう不思議…。ちょっと不憫なウングァンさんと、すっと梯子を外すクールなヒョンシクさんのやりとりが笑いを誘います。

今回の「이쪽으로 올래?」をきっかけにBTOBの皆さんのステージ映像をいくつか見たのですが、BTOBって、はちゃめちゃに実力派のバラエティアイドルなんですね…!

歌える人と歌える人、歌える人、さらに歌える人、もう一人歌える人、ラップできる人とラップできて細マッチョな人しかいません。BTOBのリラックスしたパフォーマンスに、SuperJuniorお兄さんに通ずるハッピーな雰囲気を感じました。うっかり推し増ししそうです。

ep.8 イ・ジニョク&キム・ウジン

第8回のゲストはソロ歌手のイ・ジニョクさんとキム・ウジンさんのお二人です。普段アイドルグループの動画ばかり検索していると、なかなかソロアーティストの方に注目する機会がないので、こういう出会いは貴重ですね。

ジニョクさんはD&Eの二人と面識があるのか、気楽な雰囲気でトークが進んでいきます。

この回の見どころは、ジニョクさんの事務所が始めたというヨントン(ビデオ通話)やZICOさんが始めたダンスチャレンジなど、コロナ禍を乗り越えるための工夫に関するトークです。

最初は「よくこういうの考えついたよね!さすが👍」というトーンで話していたウニョク先輩ですが、段々若者アイドル文化への恨み節のようなテンションになっていきます。

確かに、対面限定でファンイベントをしていた過去に比べると、ビデオ通話やVLIVEでオンラインでもアイドルと交流できるのは大きな変化ですよね。ファンにとっては嬉しい変化ですが、アイドルにとっては休みなくファンサービスする働き詰めの毎日を意味します。D&Eお兄さんたち、いつもありがとう…。しっかり休んで…。

CD挨拶文化からダンスチャレンジ文化への変化など、アイドルを取り巻く環境は絶えず変化しているようですが、その変化をある程度楽しみながら順応していくアーティストの皆さんの柔軟性を感じた30分でした。それはそれとしてちゃんと休んで…。

ep.9 チェ・ヨンジュン&ベクホ

第9回のゲストは、振り付け師のヨンジュンさんと、NU'ESTのメンバーでソロ歌手としても活躍するベクホさんのお二人です。

SEVENTEENのSuperの振り付けも担当したというヨンジュンさんは、SJの新曲、Showtimeの振り付けを担当したという縁で出演されたようです。プロの振付師の視点からSuperJuniorのダンサーを分析するヨンジュンさんのトークは必見です。毎年メインダンサーの座をかけて小競り合いしてますね。

この回の見どころは、ヨンジュン先生によるクラブのダンス講座です。ヨンジュンさんが全身を使って当時のダンスを再現してくれるかと思うと、突然ドンへ氏が焼酎片手に踊りながらカットインしてきました。その後もノリノリでクラブダンスの歴史について語らう面々。まだ焼酎の瓶を開けてもいないのに、水だけで出来上がっています。

そしてベクホさんが所属するHYBEのジムに興味津々のドンへ氏も見どころです。HYBEのジムは景色が綺麗だと語るベクホさんに、「空の下なら景色はどこも同じ」とバッサリ切り捨てるドンへ氏。つくづく筋肉のことしか頭にありません。

D&Eとヨンジュン先生のコラボレーションの可能性も見えてきて、今後のD&Eお兄さんたちの活躍が楽しみになる30分間でした。

ep.10 ソンファ&ホンジュン(ATEEZ)

第10回のゲストは、第四世代のボーイズグループ、ATEEZのソンファさんとホンジュンさんのお二人です。

今まで挑戦したことのないジャンル、HIPHOPの新曲とコーチェラでのお土産話を引っ提げてやってきたATEEZのお二人に、D&Eお兄さんたちは興味深々です。

この回の見どころはATEEZのリーダーホンジュンさんとウニョク氏が大所帯グループをまとめ上げる苦労を分かち合う場面です。最近はなかなかメンバーが集まってくれないとこぼすホンジュンさんと、そもそもメンバーが時間通りに来た試しがないと嘆くウニョク氏。二人ともどこか悟った表情をしている一方で、ウニョク氏を困らせる張本人のドンヘ氏がニコニコしてるのがちょっとツボです。

仕事が楽しくて、新しい趣味を見つけられないと語るホンジュンさんに対して、むしろそのままでいいと声をかけるウニョク氏にベテランの風格を感じました。ここにきてやっとお兄さんたちがまともなアドバイスをするようになったような…?

ep.11 シンドン(Super Junior)

第11回は満を持してSuper Juniorの一人、シンドン氏の登場です。

開始早々、シンドン氏がMC席に陣取ってオープニングトークを始め、番組を乗っ取っています。D&Eの二人も、進行から解放された気楽さからかかなりテンション高めで登場。

メンバーが集まれば問答無用で昔話が始まります。ウニョク氏のマチルダは、足もムキムキで毛も処理していませんが迫力ある美を感じますね。

今回の見どころは、やはりウニョク氏・シンドン氏のメインダンサー論争でしょうか。「やりたきゃやれば〜」からの「お前はメインダンサーじゃなかったら目立つ場所がない」は言葉が鋭利すぎて乾いた笑いしか出ません。とはいうものの、ヒョンもウニョク氏のダンスの腕前はきちんと認めているところがかっこいいなと思いました(ドンへ氏は「お前は全然踊れないやんけ」と流れ弾に当たっていましたが)。

普段、鷹揚に構えてグループ内の緩衝材となっていることが多いシンドン氏ですが、歳の近い86lineの面々には仲の良さゆえの辛辣さを見せる場面もあって、良い関係性だなぁと感じます。

Super Juniorの思い出話から、タンフルチャレンジまで、盛りだくさんの30分間でした。

ep.12 ユヨン&スミン(tripleS)

第12回のゲストは5月に完全体24人でデビューを果たしたtripleSのユヨンさんとスミンさんのお二人です。

この回の見どころは、日本人メンバーのコトネさんとのヨントン(?)シーンです。残念ながらその場には来られませんでしたが、筋金入りのSJファンだというコトネさんにビデオ通話を掛けたD&E。サービス精神旺盛に日本語で話しかけ、コトネさんの推しメンを聞き出そうとします。「しょうじき、しょうじき!」「だいじょうぶ!」と連呼しますが、イェソン兄さんの名前が出た瞬間に伝家の宝刀ぶち切りを披露しました。全然だいじょうぶではありませんでしたね、大人気ないD&Eお兄さんです。

後半では、スミンさんとドンへ氏の意外な共通点が判明します。よく電話してユヨンさんに文句を言われるというスミンさんに、ドンへ氏が共感を示します。「朝起きたらメンバーが死んでるかもしれないと思って…」寂しがりやな印象はありましたが、まさかそこまでとは。スミンさんに共感するドンへ氏、逆にユヨンさんに共感するウニョク氏が交互に話す場面は、まるでお二人の親のようです。

第二世代と第五世代、かなり年齢が離れた二組ではありますが、パーソナリティの部分がピッタリとはまったようで、あっという間に感じられる30分間でした。

ep.13 ミンヒョク&ジョンシン(CNBLUE)

第13回のゲストは、第二世代のバンドグループCNBLUEのミンヒョクさんとジョンシンさんです。

オープニングトークからMCの二人にどんどん話しかけて番組の空気を自分たちのものにしていく豪快さに第二世代らしさを感じますね。

ドンへ氏と同じく俳優にも挑戦し、最近はNetflix作品にも出演しているミンヒョクさんにD&Eお兄さんたちは無邪気に質問の波状攻撃を仕掛けます。ドラマは未経験のウニョク氏が「気持ちが作れないから明日にしましょうってできるの?」と尋ねると、ドンへ氏もミンヒョクさんも口を揃えて「罵詈雑言を浴びせられる」「業界から消される」と返します。普段のほほんとしているように見えるドンヘ氏もかなりのプレッシャーの中頑張っているんですね…。

後半のお悩み相談では、ドンへ氏のバラエティ嫌いの根源でもあるエピソードが披露されます。今でこそいじられ役としてうまく立ち回る彼ですが、相当追い詰められた時期もあったようです。CNBLUEのお二人との打てば響くような会話を楽しむと同時に、ドンへ氏の苦労に思いを馳せた30分間でした。

ep.14 ヨンジェ&ユギョム(GOT7)

第14回のゲストは第三世代のボーイズグループGOT7のヨンジェさんとユギョムさんのお二人です。

冒頭から、アイドルの世代の議論で盛り上がる二組。やっと私も世代のだいたいの区分についてわかるようになってきましたが、第四世代が始まったと思いきや、あっという間に第五世代となり、時代の移り代わりに置いていかれそうです。

この回の見どころは、ドンへ氏とユギョムさんの悪筆バトルです。10年以上前にファン宛に書いた手紙の内容は、悪筆すぎて書いた張本人のドンへ氏すら解読不能でした。ヒョンほどじゃないですよ…と謙遜してみせるユギョムさんも、外国人のメンバーから「将来子供にどうやって文字を教える気?」と言葉のナイフでズタボロにされています。

多人数グループあるある、楽屋での喧嘩エピソードや同年代のアイドルとの心温まる交流まで、明るい話題の絶えない30分間でした。

ep.15 ソンウン&チェヨン


記念すべきシーズン1の最終回のゲストは元Wanna Oneのソンウンさん、元IZ*ONEのチェヨンさんのお二人です。お二人とも、サバイバルオーディション番組でアイドルデビューを果たし、現在はソロ歌手として活動しています。

最近除隊したというソンウンさんに初っ端から軍隊ノリでダル絡みするD&Eお兄さんたち。こういう時にしか出さないD&Eお兄さんたちの野太い声が好きです。

ソンウンさんが最後のゲストとなったのは、彼こそがこの番組タイトルの元ネタだったからです。授賞式の際に一人離れたテーブルに座るソンウンさんに気づいたテヨンさんとウニョク氏が「こっちに来る?」と声をかけた映像が話題になったのが、番組名の由来です。改めて映像を見ると、本人たちにも体育館裏への呼び出しにしか見えなかったようですが…。

この回の見どころは、はんなり美人のような雰囲気でありながら、ハングリー精神旺盛なチェヨンさんのトークです。表向きは快適な雰囲気を醸し出しつつ、内面は狂っていなければならないと語るチェヨンさんの瞳は静かな闘志に燃えていました。

かつては10人以上のグループに所属し、現在はソロで活躍するゲストのお二人には男女の垣根を超えて共感する苦労があるようです。SMという古巣を離れ、共同代表として頑張るD&Eお兄さんたちも少し共感しているように見えました。

終わりに

4月から始まり、D&EのライブやSuper Juniorのカムバック期間を楽しく彩ってくれた「이쪽으로 올래?」も今回で一旦終わりを迎えます。8月以降も、ファンミーティングやツアーが控えているそうなので、忙しさが落ち着いたらシーズン2でカムバックしてきてほしいですね。もし叶うなら、ラジオコンテンツ再開してくれないかな…。

某感染症でダウンしていた反動で、超長文を書いてしまいました。少しでもたくさんの人が「이쪽으로 올래?」を通してハッピーな気持ちになってほしいなと願っています。それでは皆様も良き推し活ライフをお過ごしください!

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