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十二月三十日

東京都は30日、都内で新たに944人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。これは先週26日の948人に続く過去2番目に多い数字。また水曜日としては過去最多となった。

新型コロナウイルスの「第3波」で大阪府内の死者が急増している。12月は30日発表までで250人。月別で最多だった11月の3倍を超えた。感染者数が全国でもっとも多い東京都と比べても約2倍。府内は高齢者施設が多く、クラスター(感染者集団)の発生も相次いでおり、府は危機感を強めている。

 大阪で確認した12月1~30日の新規感染者は9413人で死者は250人。東京の新規感染者は全国でもっとも多い1万7908人だが、死者は133人だった。大阪の死者は全国で2番目に多く、北海道の254人に続く。第3波の大阪の死亡率(23日時点)は1・7%で、第2波を0・2ポイント上回る。

愛知県は30日、新たに294人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数としては過去最多。うち名古屋市は139人。



世界の新型コロナウイルスによる死者数は177万5272人に増加した。

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも8151万7140人の感染が確認され、少なくとも5120万1600人が回復した。

 世界全体で新たに8319人の死亡と47万1358人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1626人。次いでドイツ(852人)、ロシア(562人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに33万4967人が死亡、1931万597人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万1570人、感染者数は750万4833人。以降はインド(死者14万8153人、感染者1022万4303人)、メキシコ(死者12万2855人、感染者138万9430人)、イタリア(死者7万2370人、感染者205万6277人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの166人。次いでスロベニア(125人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(120人)、イタリア(120人)、北マケドニア(118人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が55万5197人(感染2599万4037人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万9400人(感染1524万7241人)、米国・カナダが34万9968人(感染1986万1156人)、アジアが21万7160人(感染1377万7271人)、中東が8万9244人(感染392万5401人)、アフリカが6万3358人(感染268万1051人)、オセアニアが945人(感染3万983人)となっている。

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