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レイトチェックアウトで発見、景色が変わる朝市【壱岐⑥】

勝本には「朝市」なるものがあるらしく、早起きして7:30ごろに出向いてみました。

風情のある街並みを歩いていると、50mぐらいで朝市の旗が見えて来ました。

(あれ?でもお店がない、、)

少し小道に入ると、お野菜を売っている方々を見つけることができました。

みなさん、自分の畑で取れたお野菜を売られているのだそう。

値段も100〜300円ほど。
新鮮なお野菜がお手頃な価格で手に入ります。

「昔はね、野菜を売ったお金で、その日に取れた魚を買ってたのよ。でもね、みなさん今お勤めに出られるでしょう?だから、お店も少なくなって、、、」

「あれ?お魚はないんですか?」

「今日はね、火曜日だから、イオンの方に出ててねえ。魚は少ないのよ。」

そっか、、残念だけど仕方がないな、と思いながらも、トマト、梅干し、いちごジャムを手に入れることができました。

くだものやさんで、アメリカンチェリーの量り売りも購入。

実は昨日も購入して、味が濃くてとっても美味しくて、おかわり購入したものです。

季節が少し後ろになると、壱岐産のメロンなどが旬になるのだそう。「冬から春にかけて壱岐のいちごが味わえるよ」と教えていただきました。

朝市から戻り、
宿のLAMP壱岐さんで朝ごはんを食べました。

卵焼き、おとうふ、オクラの和え物、壱岐なっとう、アジの干物、壱岐米、あおさのお味噌汁。

アジの干物は自分で焼いて食べるスタイル!
塩味がしっかり効いてて、身もプリプリでとっても美味しい干物でした。

地元のお野菜、お米、お魚が食べられる、贅沢な朝ごはんです。

(LAMP壱岐さんの隣にある、通称「蔵」と呼ばれるレストランが朝ごはん会場です)

「朝市行ってきたんですけど、火曜日は少ないらしくてお魚なかったんですよね」とお話すると、

「朝市ってだいたい8:30からが多いですよ」との情報をゲット。

なんと!1時間も早く出向いていました。

朝ごはんを食べたあと、11時ごろにもう一度朝市に行ってみました。

(分かりやすく旗が立っています)

お魚あるかな〜と覗いてみると、

わー!
ありました!!イメージしていた朝市です。

干物がメインで、乾物や瓶詰めのうに、あおさ、イカ、アジなどいっぱいあります。

たしかに店の数は少ないのですが、種類が豊富で迷ってしまうほど。

「これもらっていくね〜!」
「いつもありがとね〜!」

と声が行き交います。

壁には地元の中学生が描いたという壁画が所狭しと並んでいます。

だいたい12時ぐらいには店じまいをするのだそう。

お土産に、うにめしの素とあおさをゲットしました。
美味しそう!!

「港にいったら船が出るところが見れるかもねえ」

とのことだったので、散歩がてら港に出向いてみました。

綺麗に船が陳列されています。

船は小型のもので、わたしが両手を広げて2.5人分ぐらい、大型もので、3.5人分〜4.5人分ぐらいでした。

(たぶん3m〜5mぐらい?)


港をぐるぐる回っていると、組合の方に合うことができ、お話をお伺いすることができました。

「船の上に電気がついてるでしょ?あの船はイカ漁の船。冬はスルメイカとか、イカ以外にも魚もとるけど。

電気を付けてイカをおびきよせて、黄色のちょぼちょぼあるでしょ?あれが自動のイカ取り機。イカが網にかかったら自動で船に上がるんだよ。

あかりが付いてない船は魚をとる船やねぇ。タイとかアジとか。なんでも取れるよ。

シケてたら船は出ないし、月夜はイカが寄ってこないからとれないけど。昨日とかは船が出なかったねぇ」

詳しくお話をお伺いすることができ、思った以上にイカ漁がハイテクで驚きました。

もしわたしが海にいて、暗闇に灯りがついていたら、イカじゃなくても寄っていくなあ、と思いました。

船が出ているところが見れた!!
と喜んでいたら、昨日乗った遊覧船「エメラルド壱岐」でした。

「夕方じゃないと船は出ないよ」
と笑いながら教えていただきました。

漁師街、勝本。
見どころがいっぱいです。

では、また次の記事で!

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