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わたしがわたしであるために


こちらのnoteを読んで、胸が痛くなるほど共感した。

大人になっても親の顔色を伺う|古川マリーナ #note https://note.com/mari_na_furukawa/n/n7740ac0085ec

父のことも母のことも好きだ。もちろん嫌なところはいくつもあるけれど、感謝と愛情のほうがはるかに大きい。
ところが私は、両親に会う予定があると、しばらく前から精神的に不安定になる。
会っているあいだ、全力で「良い娘」を演じようとしてしまう。
その演技が保たなくなると、親子喧嘩に発展する。良い娘であろうとしたのに本末転倒な気もするし、はじめから良い娘として振る舞う必要などなかったのに余計な無理をしたせいだとも思う。

どうして、親を前にすると過剰に顔色をうかがってしまうのだろう。
幼い頃から、決して厳しい親ではなかったし、ひどく怒られたことも数える程度で、それには毎回納得できる理由があった。怯えたり顔色をうかがう必要なんてないはずなのに。
ときどき、夫に対してもそんなふうになってしまう。意見を言えず、良い妻を演じようとして、我慢して、我慢しきれなくなって、キレてしまう。それはたぶんこの親子関係の影響なんだろうと思う。

私の心の中の幼いわたしは、なぜこんなに怯えているのだろう。身近な人に失望されたくなくて必死に頑張るわたしは、いつ生まれたのだろう。

父と、母方の祖父母は不仲だった。双方の悪口を聞いて育ったせいだろうか。
両親がときどき夫婦喧嘩をしているのを見てしまったせいだろうか。
母がさまざまなことを我慢して頑張っているのを知っているからだろうか。
親を幸福にすることが自分の使命のように感じてしまっているんだろうか。

わたしが、わたしらしくいるために、何をどうすればいいんだろう。

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