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2023/12/23土 バイト話 パーテーション管理

新木場の倉庫でイベントで使用されたパーテーションの汚れを拭いて積み上げて倉庫に戻す作業。

9時〜17時で日給10000円
そこまでよくない条件かつ、従業員が嫌な人が多いからか入る人が少ないのでよくシフト入れていた。

時間通り働けば約束された日給がもらえるならと、ダメなフリーターの考えがもろに出ていた時期。だいたい4人で行われるのだが、最寄り駅に着いた時に点呼を取るリーダーが前日にメールで知らされる。よく入っていたからか、点呼リーダーになる事が多かった。自分以外はだいたい大学生と若めで力仕事ではないので女性も多い。この時あまりにも出会いがないので、これも出会いなのかなと思い、可愛い子が来るといいなと点呼をしながら期待もしていた。

ごく稀に可愛らしい子がいて、一応ここの現場では先輩になるので仕事を教えたりもするのだが、ぞうきんはここの水道で洗ってね、ゲキオチ君はもったいないから小さくなるまで使おう、近くにコンビニあるから昼はそこで買って食べるのがいいよと、ここからどうやって恋愛に発展するんだってくらいの事しか教えられない。どんな仕事も先輩がカッコよく見えると思うが、パーテーション管理ではそうはいかなかった。

そんな可愛い子は2度目のシフトに入る事はなく、入れ替わり入れ替わりで毎回違う人が来る。自分だけが半年くらい働いた。よく入っていたのでパートのおばちゃんにも顔を覚えられてここで働いてるだけじゃなく何か夢があるんだよね?と少し心配される始末。働く理由はそれぞれだろうが、バイト以外していなかった時期なので何も答えられずしんどかった。

またシフトに入りあの時は何もなかったけど、今芸人で頑張ってますと報告したい気持ちはあるが、これでもかってくらいパーテーションを磨ききったのでもうやりたくはない。

おわり

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