ハイパフォーマンスカーを買ってから分かったこと(マフラー、ホイール、TPMS)


Mercedes-AMG GLB 35

Mercedes-AMG GLB 35を買った後に色々気がついたTIPSを書く。

マフラーを変えるのは難しそう

日本国内において輸入車向けのマフラーは少ないのでオーダーメイドとかになるっぽい。あと、AMGはバルブの開閉が可能になっているので、そいつを生かしながらマフラー変えるとなると、そこらへんの機構に手を入れることになるのでメーカー保証が効かなくなりそう。
マフラーカッターを変える程度のことはもちろん可能だが音は変わらないので、あまり興味がわかない。

ホイールはインチダウンできない

ハイパフォーマンスな車はブレーキキャリパーがでかいので、冬は標準のホイールより1 inch小さいホイールにすることで、ホイール/タイヤの価格を抑えるということができない。標準ホイールと同サイズのホイール/タイヤを用意する必要がある。ヤフオクで純正ホイールを仕入れると結構安く済ませられるのでヤフオクを監視しておくといい。ちなみに、GLB 35は235/50R19。ヤフオクで純正ホイールを黒く再塗装したものを13万円で調達しておいた。タイヤはYOKOHAMA iceGuard 7が21万。合計34万円だ。なお、ディーラーでホイールとタイヤを調達すると合計76万円かかる。

ホイールを変える時はTPMSを用意しておこう

EUやUSではタイヤの空気圧センサーを取り付けることが義務付けられている。多くの車種では4本のタイヤの回転速度を比較することで、極端にしぼんでいるタイヤがないかを判断する程度のセンシングしか行っていない。

ハイパフォーマンス車の場合各ホイールにセンサーを装着し、各タイヤの温度/空気圧を独立して取得している。
スペアのホイールを用意したときには、そのセンサーも用意しておいたほうが無難である。センサーがついていない場合、空気圧アラートがでっぱなしになって精神衛生上悪い。
ディーラーで純正品を買うとぼったくられるのでAmazonやAliExpressで買っておくと良い。5000円程度で変えると思う。ディーラーで買うと10倍はぼられる。
センサーは無線で車本体と通信を行っており、433MHzタイプと315MHzタイプの2種がある。日本で流通している車の場合は315MHz。

センサーにはそれぞれIDが設定されており、車側はどのタイヤにどのIDのセンサーが装着されているかを認識している。TESLAやMercedes-Benzの場合、ホイールを変更(=センサーも変わる)したら車側で再認識してくれるが、そういうシステムになっていないメーカーもある。その場合Universal TPMSというものを用意しておくとよい。Universal TPMSはIDのrewriteが可能なセンサーである。標準ホイールに装着してあるTPMSからIDを取得してその複製をつくることで解決しようという算段だ。この書き換えを行うのに別途ツールが必要になる。"Autel TPMS"などでググればわかるだろう。これを代行してくれる業者も存在するので、そちらに頼むほうがone-shotなら安上がりかもしれない。
他、ODB経由で車側に記録されているIDを書き換えるという手段もあるが面倒だし素人知識で行うべきではないだろう。

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