レタス

友達と喫茶店に行った

パフェを頼んだ

最後にさくらんぼを食べた

種が口に残った

出そうとした

写真撮ろうと言われた

写真撮った

出そうとした

友達の1人が深刻な顔をして大事な話があるといった

もう1人の友達の彼氏を奪ってしまったらしい
でも本当にすきだからと、わるいともおもっていると、あやまった

出そうとしなかった

もう1人の友達はずっと黙っていた

10分経った

ちょっと転がした

28分経った

流石に出そうとした

奪われた方の友達が私に向かって「どう思う？」といった

種を右頬に移動させた

「詳しいことがわからないからなんとも言えない」といった「でもとりあえず言いたいことがあるなら全部いったほうがいいよ」ともいった

種を舌の上に戻した

出そうとした

奪われた友が静かに泣き出した

奪った友はごめんとずっと下を向いている

逆に出しちゃおうかと思った

店員が来た

「混雑時90分制でお願いしております。すでに120分経っておりますのでご協力よろしくお願い致します。」

種を右頬に移動させた

「あ、すいません、わかりました今出ます」とわたしがいった

「とりあえず、でようか、ね。」

2人とさくらんぼの種を引き連れて、お会計をすませ、外に出た

「とりあえず先に帰った方がいいかもね、また連絡するね。」と奪友を先に帰らせた。

のこった奪友とベンチに座った

水を買ってあげた

外が寒くてくしゃみが出てしまった

種が飛び出た

急いで拾って口に戻した

「ありがとう。暗くなってきたしそろそろ帰ろうか。」と奪友がいった

「大丈夫？」

「うん、とりあえず落ち着いた。ちょっと1人で考える。」

「わかった、また何かあったら連絡してね。」

「ありがとう」

といってわかれた

音楽を聴きながら口の中で種を転がしながら歩いた

スーパーに寄って食材を買って家に帰った

種を飲み込まないように気をつけながら軽く食事して風呂入って歯を磨いて寝た

扱いに慣れてきた

起きた時にもちゃんとあった

連絡がきていた

3人でまた会うことになった

私もいた方が落ち着いて話ができるということで

転がしながらメイクをし、髪にアイロンをかけた

喫茶店に来た

「3人です」と言いながら出した

種はわたしの上半身をコロコロ転がって床に落ちた

店員がわたしに「大丈夫ですか？」といった

わたしが「はい」といった

店員とわたしは少し変な感じにはなったが、席に案内してくれた

後ろの2人には何も見えていない

席につき、3人ともホットコーヒーを頼んだ

わたしは朝何も食べていなかったので、２人にことわって、サンドイッチも頼んだ

2人の友達が喋り始めた

思ったより揉めてはいなかった

奪友（昨日泣いていた方）もそこまで本気ではなかったらしい

2人がわたしに「今日は来てくれてありがとうわざわざこめんね」といった

わたしは口の中で噛んでいたサンドイッチを口をあけて全部出した

そしてコーヒーを口に入れて全部出した

口の天井にレタスが張り付いていたので水を口に入れてレタスを動かしてそれも出した

なんか変な感じになった