なりわい
私の職業は、社会福祉士である。
クリエイティヴでもなければ華やかでもなく、出来高制でクライエントからお金をもらうことはないので高収入でもなく、達成感がない。誇りに思うことが基本ないので正直しんどい。
社会福祉士というのは厚生労働省がみとめた国家資格です。しかし国家資格といえども…。
主な仕事内容は福祉に関する相談全般だ。よく勘違いされやすいのだが、介護福祉士とは異なる仕事で身体介護などはできない。
身体/精神の障害などなんらかの事情で日常生活を送ることが困難な人と面談をし、アドバイスをしたり保険医療サービスへの橋渡しをすることが主たる業務となる。
その人にとって何が必要かを見極め関係機関へ連絡したりと、周りを巻き込んで包括的な支援の体制をつくる調整役というところであろうか。
例えば…
障害年金を受給したいと申し出してきた方がいれば、持ち前の知識で受給対象になるのかどうかや提出書類などを案内し、必要に応じて社労士につなげてあげるなど。
例えば2…
身体・認知機能が低下してきた高齢者とその家族に介護保険制度について説明したり。問題が深刻な場合は行政の介入をお願いしたり。
例えば3…
職場もざっくり。高齢者施設や病院、児童相談所でも働いたりします。
対象者は児童、大人、高齢者、障害者、行政関係や福祉事務所で働く場合には生活保護受給者であったりとさまざまである。
分野、ありすぎじゃないですか?
しかも対個人のみならず、地域のこと(福祉サービス事業所や、時には巷のローカルなルールなども、、)を知っていないと使い物にならない。できるだけ見聞は広げておく必要があること。これがまた大変〜
んで、いろんな人の相談に乗るワケですが、私たち社会福祉士のほとんどは公務員とサラリーマンなんですね。給料は月に15万円〜多くて20万円くらい。
占い師や弁護士みたいに、30分につき5000円とか相談料金徴収できるのうらやましい〜
わたしたちには技術試験がないので、相談きくのが下手っぴでもコミュ障でもとりあえず社会福祉士を名乗ることができる。
ここが明らかに技術職とは違う。名称独占資格というやつだ。
医者や看護師、弁護士は業務独占なので有資格者しかやっちゃいけない仕事というのがある。役割がはっきりしてる仕事、いいなあ
社会福祉士って、やった仕事に対しての成果が見えにくくてさー、手応えがないんですよ。誰かの相談に乗ってみたものの、その人にとって支援が有効だったか否かなんて、数年でわかるものじゃない。可視化しにくい&研究論文などがイマイチ出てこない。世の中の役に立ってるのかがよくわからない。医者みたいに直接いのちを助けるわけじゃないからさー。
それって社会にいくらか影響を与えている仕事のうちに入りますかね?うーん、入んないですよ
貧困問題とかジェンダー論の研究、ホームレスの調査を熱心におこなう研究職の社会福祉士もいらっしゃる。
ぜひとも、どんどん研究にいそしんでいってもらいたい。
根拠のないものは認められることがないから
そんなわけで、今も私はお困り事を抱える老若男女に向き合ってHP削られてハゲそうになっている、自分のこともロクにお世話できないセルフネグレクト女が他人の生活のアドバイスなんてできるわけないんだよう〜
欲を言うと、お給料をもっともらいたい。
焼き肉をお腹いっぱい食べれるくらい稼げるようになりたい。自分の力で稼いだお金で焼肉が食べたいのである。
慰謝料もらったとき、自分の年収の1/2以上だったから悲しくなった。旦那の方にも請求したら、もしかして私、、、今年仕事辞めていいかもって思った。
わたしの生涯獲得賃金って1000万くらいかも 働く気がないから
自分で自分を幸せにしてあげたいね
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