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ペットたちは家族と同じものを食すべき


多頭飼い

うちでは猫を11匹、犬を2匹飼っています。いわゆる多頭飼いです。犬が10匹を超える時期もありました。ぼく自身は、犬・猫が大好きなものの、世話をすることが苦手で、飼う事にはおおよそ不向きなタイプです。ので、ペットを飼うこと自体に反対の立場です。

ただ、奥さんがペット無しの生活が考えられないタイプで、猫と犬を保護したことを皮切りに、多頭飼いに至っています。
奥さんと長女に軽い犬・猫アレルギーの症状が見られるにも関わらずです。

もう10年も多頭飼いの状態ですが、躾もせずに、専用部屋も設けず、人とペットが一緒くたになっての生活です。
とはいえ、自然にルールのような住み分けが出来ていますから不思議です。

子犬や子猫の時期はヤンチャをしますので、それなりに大変ですが、可愛いさがそれを上回ります。

排泄物と食と水

そんな中、避けて通れないのが、排泄物と餌の問題です。
排泄物は、食した結果の状態ですから、食に取り組むことで自動的に変化します。
ペットフードは世話をする上で作る手間を省けますので、便利でつい頼ってしまうことになります。

ペットフード産業がどんなものであるかを調べたことはありますが、そもそも商業主義の流れに乗っかっている状態をよくよく省みるのが順序であろうと思います。

うちでは、1階の3LDKのうち2LDK全部と玄関間や洗面所との間にドアを設けずに皆が一緒に過ごす居住空間として、行き来自由にしています。
トイレは5か所、見えるところに設置しています。
当然臭いが漂う距離です。し、食事や寝ている時でも容赦なく漂うことになるはずです。そう、はずなんです。

排泄物の量ですが、これに関してはペットフードとの付き合い方を考えることで解決します。
うちもその時々の事情でペットフードオンリーの時があります。
そんな時は、非常に排泄量が増えます。し、尿の色も濃くなります。し、若干臭いも生じます。

家族であるペット達と食を共有する

うちでは、人の暮らしの身近な存在である犬・猫に関しては、人間と同じ食べ物を食べてもらうのが自然であろうと考えています。
そして、水の質の向上に比例して、食べ物の種類や栄養の重要性が薄れていくと思っています。
もちろん、それらを断定できる立場にありませんが、水の質を中心に据えて取り組むことで、ペットの容姿、体形、行動、性質に大きく関わる事に気づいてきました。
それは、人間も同じです。

ペットに関しては色々な知見や情報があるのは理解していますし、専門家でもありませんし、僕が提示できる根拠も心もとないです。

単に、食、特に水を考察することを通して今に至っています。

幸いなことに、水の探求が趣味でライフワークのようなぼくですから、現在結果として排泄物の臭いとは無縁になっています。
排泄物が食の結果である証左にもなります。
また、水が生活の土台にあることが痛いほど分かります。

色々試行錯誤して、実際に食べてもらっているのは、5~7分づきで炊いたご飯と少しのペットフードと少しの鰹節を混ぜたものになります。
ペットフードや鰹節は風味付けの役目をしています。
居住空間が同じですから、たまには人が食べているパンやおやつも、お裾分けしています。

排泄物の質

ご飯を中心に食べてもらうようになってからというもの、排泄物の量は、ほぼ 1/3 になり、処理管理が非常に楽ちんになりました。
そして、尿の色も薄くなりました。
尿の色が薄いと、それを見るこちらの心も何故か安心します。

臭いに関しては、無臭と言い切りたいほどの状態です。
トイレの真上に顔をもって行って、ウンチを取るのですが、臭いがうっすらと鼻をかすめることはあっても、したばかりの時が多く、息を止めて処理することがありません。

鼻が鈍感なうちの奥さんは、臭いを感じないようです。

ウンチの質は、山で見る野生動物のものに近く、こじんまりと小さく、水分量も少ないです。
ペットフードオンリーの時は大きく柔らかく、水分量が多いです。

たまに動物病院で検査をしていただくことはあります。
とても優良な結果を持ち帰ることになっていますが、そもそも病院に行くことには意義を感じていないのが正直なところです。

手間の無いペットフードを食にすると、一見便利なようで、結果としてはペットの精神面や排泄物の世話に振り回される側面があるように思います。

ペットの体臭

食と水の探求をしていくことで、ペットの毛の艶、体臭にも変化が生じることになりました。

たまにシャワーをしてやりますが、家族と同様に、ナノバブル水というものを用いています。

飲料水は自作の菌ちゃん水というものを以前から使用していますが、菌ちゃん水はミネラル水(硬水)のことであり、これを飲むと、ウンチにも尿にも臭いがなくなります。

加えて、昨年の夏に、真空蒸留水と言うものに出会い、現在はそれを飲料水として家族も使っています。

この影響は凄まじく、猫も犬も毛の艶が好く、べた付きが無くなり、体臭を全くと言っていいほど放たなくなりました。

シャワーをさぼったりすると、毛の油脂分と静電気が汚れに繋がり、寝床が黒ずんだりするものですが、それが全く無くなりました。

一緒に寝ることも多いですが、うちのペットの体臭は、表現にしづらいですが、嬉しく、懐かしく、愛おしく、いつまでも嗅いでいたくなるほどです。

人間もそうなんですが、この水を用いると、効果の程度と種類の範囲がつかめないほどで、またまとめて書いてみるつもりです。

老犬の範疇に入っていた犬2匹の変化は顕著で、若返っているように感じます。

食と真空蒸留水の相性も良いようで、ペットも人間も、体型が整い、太ることがないようです。
特筆すべきは、内蔵の不調と無縁になることです。

まだまだ一緒に暮らしながら考察していくことに変わりはありませんが、排泄物はバロメーターであり続けると思います。


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