見出し画像

【営業マン日記#64】

こんばんわ

今日は予算組についてです・・・

リフォーム工事の業務フローとして、

ご契約・仕様決め・業者発注・予算組み・着工

という流れになります。

ご契約までのお打ち合わせで、大体の仕様は決めますが、

細かなクロスの柄や、床材などはご契約後の

仕様決めで詰めていきます。


もちろん仕様決めの中で多少間取りが変更になったり、

計画範囲も変わったりすることは多々あります。


そして決めた内容で、施工図を作成し、

それを各業者へ渡して、下見をし、金額の取り決めをして発注をします。

そして予算を組む中で、業者へ発注した後の残りの利益”粗利”がどれだけ

確保できるかということを会社は確認をします。

一定以上の粗利を確保しないと着工ができません。

とはいっても、工事内容に対して、必要分をお客様から頂戴していれば、

そこが引っかかることはないのですが、

見積もり時の見積もり落ちや、サービス、業者との金額の乖離が

あればその分粗利が下がります。


今回の私が近々着工する現場の予算を組んでいますが、

絶望的です。

タダ働きになりそうです。


色々と思い当たる節はありますが、

一番大きなところは、今回のリフォーム予定地が中心部から遠く、

車で片道2時間かかるエリアになります。


そのため、業者は遠方料金が必要になり、

それをお客様からもらうわけには行かないので、

いつものように坪数で拾って予算を組んだら

案の定火の車でした・・・


明後日、責任者へ提出をしますが、通るかわかりません。

通らなければ、着工ができず、なおかつお客様に必要経費として

徴収しなければなりません。

数万であれば、ごめんなさいで済みますが、

金額的におそらくそうは問屋が下さないでしょう。


前回も同じエリアで施工をしたときにもぶち当たった壁で、

遠距離費用をお客様にもらうのは絶対に違うと思っていました。

私の地元のため、ずっと付き合いたいですが、

このままでは私も何のために仕事しているのかわかりません・・・


建築だけではないですが、

4月から値上がりが始まることは皆様もご存知かと思います。


この物件ももちろん例外ではありません。

木材高騰も何とか凌ぎつつ予算を組んでいますが、

もう限界です。

まぁ見積もり落ちもあるので、全てが情勢や会社の所為ではないのですが、

それでも辛いことには変わりはありません。


以上です。


愚痴になってしまいました。


対応策として勝手に思っていますが、

本来こういった各エリアの業者を新規で契約をして、

遠方から無理に派遣せずに、地元で完結をさせるのは

私たち営業ではなく、別部署の人間が担当です。

しかし、営業のことは別部署の人はわからないので平気で

お客様から必要経費として金額をもらえといいます。

それは最終手段として、まずは業者を手配してくださいと思いますが、

思い腰が上がらないので、自分で探してみます。


本当に以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?