もやし

大学生です。 アニメ、小説、映画の感想等がメインで、後は日記的な内容を更新します。

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最近の記事

休学と君への手紙。

君が死んでから、1年と数ヶ月になる。 今日も嫌なニュースが飛び交っているね。 僕はといえば相変わらず、陰気で塞ぎ込んでいるよ。 君は、自分が死ぬことを僕に気に留めてほしくなくて、色々と言葉を費やしてくれたけど、暖簾に腕押し。君は、君自身が死ぬということの影響力を測り違えているね。僕はしっかりやられているよ。 君のことを心療内科で話して、いや、「使わせてもらって」と言った方がいいのかな。僕に病気という「仮面」を作ってもらって、診断書を出して、この5月から大学を休学した。両親に

    • 神様への戯言。

      麻枝准が失踪した。 アニメ「神様になった日」の悪い評判がSNS上で目立つ中、麻枝は最終回放送を待たずして自身のTwitterアカウントを削除した。 そして、12月26日深夜。最終回の放送を終えて、「神様になった日」の評判が良くなったか、と言われれば、微妙だ。皆口々に作品の疑問点をSNS上にアップしている。「2クールでやればいいのに」と、AB時代から言われ続けている意見も目立つ。ひなの話をもっと掘り下げてくれれば良いのに。 そしたら泣けるのに。 麻枝准が作った「泣きゲー」の

      • 秒速0.5センチメートル以下。

        定期的に、新海誠の「秒速5センチメートル」を見るようにしている。 初めて秒速を見たのは、確か中学生くらいだった気がするが、最初はただただ作品のラストに圧倒されてしまった。今まで見てきた作品群は、総じて潔いハッピーエンドなものが多かったから、なんだかモヤモヤしたのを覚えている。 しかし、歳食って(と言っても僕はまだ二十歳なんだけれど)この作品を見ると、ただただ辛い。 何が辛いって、ここまで一途な主人公を見ているのがただただ辛いのだ。 行き先もわからないのに必死になって受験勉強

        • 三秋縋に確実に人生を狂わされている。

          高校三年生の夏休み少し前のことだっただろうか。 友達の家に遊びに行く約束をしたは僕は、集合場所をイオンの中にあるカフェに指定され、そのカフェでラテを頼み、一冊の本を読みながら友達を待っていた。 三秋縋「三日間の幸福」。 その友達が遊ぶ約束をすっぽかしたため、僕はその本をほぼ始めから終わりまで読み通した。 そのカフェで、僕は衝撃を受けた。 それは、タリーズのカフェラテの美味しさではなく(いや間違いなく美味しいのだが)、その小説の中身に僕は衝撃を受けた。いや、感銘したと言うべ

        休学と君への手紙。

          老いと受験とクリぼっち。

          フィクションの中で動く主人公たちの年を超えてしまうと、やるせない感情が押し寄せてくる。 「ああ、僕はこんな青春時代は過ごさなかったんだな」って思わされる。 フィクションだ、アニメの世界だ、と言えばそうなのだが、それでもそう思えてしまう。 そんな創作物の中の世界が羨ましい。眩しくて、キラキラしていると思えてしまう。 僕もそんな世界線で生きてみたくて中学生になったし、高校生になった。だがやっぱりそんな展開が訪れることもなく、受験も無事に落ちて滑り止めの大学に進学した。

          老いと受験とクリぼっち。

          満員電車に乗ってる人たちを肯定したい。

          僕は電車で座れないだけでイライラしてしまう。 つり革につかまって立っているだけで、気持ちが悪くなる。立ちっぱでいることがとにかく苦手だ。 それが満員電車となれば、もっと辛い。もし東京に就職することがあったら、満員電車にやられて3日くらいで死ぬんじゃないかと思う。 こんな時、僕は電車に乗らずに生きられる道を探してしまう。自分だけ楽しようとする。 だから、満員電車に乗っている人たちを心から尊敬する。あそこにはお互い苦しいことをわかっていながら、決してそれを表に出さない奥深さ

          満員電車に乗ってる人たちを肯定したい。

          彼らは青色を掴んで離さない。

          アニオタは青春を捨てないと、僕はそう信じている。 同じ創作物でも、ドラマとアニメは何が違うの?と思う時がたまにある。そりゃアニメはドラマと違って絵だから、と言われればそうなのだが、僕はこう思う。 テーマを青春にしたものが圧倒的に多い、と。 思春期の難しい感情の動き、三角関係、片思い、両片思い、コンプレックス…… 僕らをそれらを捨てて、それを見ないようにして大人になるというのがアニメ製作陣内での定説だと僕は思っている。 だから、そんな青い部分をどうしても配役と言う名の大

          彼らは青色を掴んで離さない。

          恋と嘘(アニメ版)を見終えました。※ネタバレあり

          友達が激推ししていたのを不意に思い出し、暇だったので見てみることにしました。 思えば、僕の青春時代はほぼアニメと共にありました。僕の人間形成の大半はアニメで出来上がったのではないかと思うほど、アニメから強い影響を受けてきました。 しかし、最近はアニメはほとんど見なくなってきています。前クールは一つも見ていませんでした。 今クールもSAOしか見ていません。 昔だって1クールに何十本もアニメを見ることはなかったのですが、1つということはありませんでした。 何故こうもアニ

          恋と嘘(アニメ版)を見終えました。※ネタバレあり

          もやしのもやし。

          好きな漫画家さん(成人向け)がSNSとして使っていたnoteに憧れて、自分もやってみたいと思いこのアカウントを立ち上げました。 何を書こうかと思っているのですが、ツイッターだと長文すぎて書けない自分語りをここに落として行こうかなと思っています。 自分語りは苦手です。インターネットだと、というか文章だと自分の内面を割と素直に書けたりするのですが(そこが怖いところだと思っています)対面であったり、電話だったり、とにかくテキスト以外の媒体だと途端に萎縮してしまい、思ったように自

          もやしのもやし。