12月16日のアニメ 魔法少女まどかマギカ
1クール+劇場版でキレイに収まったアニメだと思います。
まどかマギカと言いながら、まどかが魔法少女になったのが最終話近くだと言うのはさすがに面食らいましたが。
このアニメの特徴として、キャラクターの見た目と内容のギャップを上げる人もいるようですが、自分としてはあれで正解です。
あの可愛らしいキャラだから、主人公たちと近い12歳から15歳くらいの女の子が見れるのだと思います。
そして内容に対して一番感じる所が多いのもその年代の女の子たちではないでしょうか。
それはさて置き、自分の感想として、このアニメの主人公は ほむらです。
新劇場版を見てやっと気付きました。
まどかを守りたい一心で時間跳躍を繰り返し、神になったまどかに見てもらいたい一心で悪魔になったほむらの話。
自ら悪魔になったのは、好きな女の子に意地悪をする男の子と同じ理由。
全ての時間軸の中心にほむらの想いがあり、他のエピソードはその時間軸の中では枝葉でしかない。
序盤の山場である所謂「マミられる」シーン。全編見終わった自分の中ですっかり忘れてしまっていたのは、その辺に理由があるのだと思います。
そしてこのアニメで一番の戦犯はまどかです。
神となりながら皆と別れることが出来なかった。その覚悟もなく神となってしまった所。
所詮子供には重すぎた選択ですが、それもあの状況なら仕方のない事なのかもしれません。
とは言え、その結果ほむらが悪魔となり、神であるまどかと対等な関係になった事で「光があれば影がある」の言葉通り、互いが互いを忘れる事が出来ない存在として確立し、つり合いの取れた世界になったのではないかと思います。
ワザとらしいくらい語ってみましたがどうでしょうか。
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