子離れしました！

　私は今、40を超えたおばさんです。本当にさ、気が付いたらこの歳だったｗ自分がおばさんになっていることに気が付かないほど、何を一生懸命夢中になって生きてきたのだろう？と考えるけれど、やっぱり思いつくことは子育てかなぁと。
　ある程度大きくなって。子供たちは私がいなくても自分のことを全部できるようになりました。子育てに夢中になっていた私にとって、巣立っていく瞬間はまるで目に見えるようでした。「あっそうなの？」っていう感じ。「あ、そういうことね？」って。本当に一瞬。
　でもね、十何年も必死に守って必死に生かして育ててきた子供たち。自分がもう必要とされていないんだっていうことを受け入れるのが悲しくもさみしくもあり、なかなかその事を自分の心の中で理解するのが難しくて。子供たちにしてみれば、しつこかったと思いますｗ
　一人目の出産が早かった私。今思えば、子供たちを育てることで自分もたくさん成長したよなって思う今日この頃です。これでもねｗそういう気持ちがあるからこそなかなか子離れできなくて。子供たちが自分の元から巣立ってしまうと、今の私がなくなってしまいそうな気がしてさ。んー。うまく言えないけど、一緒に生きてきたっていう気持ちが強くて、巣立ってしまったら、取り残された私はどうしたらいいんだろうって。ひとりになるのがすごく不安で、私これからどうしたらいいの？って。まるで、毎週楽しみにしていたドラマが終わってしまった時に来週のこの時間はどうやって過ごすんだろうって思う、あの不安に似ているかなぁ。
　いくら、私がそんな不安を感じていても。これから大人になるぞー！って、前に進み続ける子供たちには全く関係ない話なんですよね。でもそれが正しい。本当は私も達成感を抱いていなければならないのだと思うんけどねぇ。未練タラタラです。本当に、子供たちを育てながら私が子供たちに育てられていたんだって、心から思う。
　自分の生きがいだった子供たち。その子供たちが私の手から離れていく。
「…あー、そっか。これからは子供たちのためにじゃなくて、自分のために生きていくんだなぁ」って思ってやっと「子育ての終了」と「自分の自由」を受け入れることができたような気がします。
　これからも自分の子供たちであることは変わらないし、私が必要になったら連絡してくるだろうって。そう自分に言い聞かせて、自分の人生をもう一度歩んでみようと。もうおばさんだけどｗ
私も子供たちに負けないように。