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★☆☆☆☆「恋を知らない僕たちは」

映画の楽しみ方は難しい。

空を飛んだり、過去にワープしたり。
そういう映画じゃないんだから、もっと現実的なものかと思ったけど。
違和感ばかりだった。

いや、どう見ても高校生ちゃうやん。。というところから始まり。
図書委員の池澤さんは、25歳だし(撮影当時は24歳か)。
「こんなところで裏切り飯」の小野寺さんじゃないか。。。
窪塚くんは「あたりのキッチン!」の清正君。
そういう記憶は邪魔でしかない。

原作を読めば何か分かるのかもしれないけれど、
やたらと多い足元のカット。
あれは、何を意味しているのか読み取れなかった。
風車の描写も同じ。

空の色は変わりすぎるし、どの時間がつながっているのか。
同じ日なのか、違う日なのか。
プールって、冬でもいつも開放されてるものなの?
クリスマスライブの前の時期、外は寒くないのかな。
お祭りは人が全然いないし、海辺に集まるの好きだなって。
ラムネを飲む頃には真っ暗になってるし、
堤防に置いてある椅子は何?
ラストのライブも、そんなに人くるの??
ペンライトの代わりにVFXって、実際に振らせたほうが安上がりじゃない??

いろんなことが気になって、話に没頭できないし
全てがまるでコメディ映画みたいじゃん。

ストーリーもよくある話。
太一君がノートを落としたところに、ちょうど池澤さんがやってくるとか。
小春ちゃんのことを好きになるとことか。
大西流星推しじゃなかったとしたら、どこに見応えがあるのだろうと悩んでしまった。

最後のライブも、あれだけ不自然に池澤さんが突っ立ってるなら告白でもするのかと思いきや、そういったシーンもなく。

とはいえ、太一君はただただカッコ良かった。


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